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公開番号2025068090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025025948,2020006589
出願日2025-02-20,2020-01-20
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E03D 9/08 20060101AFI20250417BHJP(上水;下水)
要約【課題】吸込み口が便器本体の陶器部分と上下方向に重なる位置に配置されても、空気の吸込み量が低下することを防止できる便器装置を提供する。
【解決手段】便器本体2の上に設けられた機能部4と、機能部4の下側から便器本体2の便鉢211の内部22の空気を吸い込む吸込み口64を有する脱臭装置6と、を備え、吸込み口64は、一部が便器本体2の上面2eに上下方向に重なって配置され、吸込み口64と便器本体2の上面2eとの間には、空間71がある。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項1】
便器本体の上に設けられた機能部と、
前記機能部の下側から前記便器本体の便鉢の内部の空気を吸い込む吸込み口を有する脱臭装置と、を備え、
前記吸込み口は、一部が前記便器本体の上面に上下方向に重なって配置され、
前記吸込み口と前記便器本体の上面との間には、空間がある便器装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記吸込み口には、異物の進入を防止する異物進入防止部が設けられ、
前記空間は、前記異物進入防止部と前記便器本体の上面との間にある請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記吸込み口の開口面積は、前記吸込み口の下流側に接続される脱臭空気流路の最小断面積よりも大きい請求項1または2に記載の便器装置。
【請求項4】
前記機能部は、前記便器本体の上に設置される底板部を有し、
前記吸込み口は、前記底板部の下面よりも上方に位置している請求項1から3のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項5】
前記吸込み口は、前記底板部の上面よりも上方に位置している請求項4に記載の便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、脱臭装置や局部洗浄装置などの各種装置を有する機能部が便器本体の上に設置された便器装置が知られている。脱臭装置は、便器本体の便鉢内の空気を吸い込み、脱臭カートリッジを通過させて脱臭している(例えば、特許文献1参照)。脱臭装置の空気の吸込み口は、機能部の底部に形成され、便鉢の上方に位置し、便鉢の内部の空気を吸い込むように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-87452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
脱臭装置の吸込み口は、一部が便器本体の陶器部分の上に位置し、便器本体の陶器部分と上下方向に重なることがある。吸込み口が便器本体の陶器部分と上下方向に重なると、空気の吸込み量が減り、脱臭性能が低下する虞がある。
【0005】
本開示は、吸込み口が便器本体の陶器部分と上下方向に重なる位置に配置されても、空気の吸込み量が低下することを防止できる便器装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る便器装置は、便器本体の上に設けられた機能部と、前記機能部の下側から前記便器本体の便鉢の内部の空気を吸い込む吸込み口を有する脱臭装置と、を備え、前記吸込み口は、一部が前記便器本体の上面に上下方向に重なって配置され、前記吸込み口と前記便器本体の上面との間には、空間がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の便器装置の斜視図である。
便器装置の側面図である。
機能部が上昇した状態の便器装置の側面図である。
便器本体の斜視図である。
便器本体を省略し機能部および固定部を下方から見た図である。
便器本体および固定部を省略し機能部を下方から見た図である。
図2のA-A線断面を示す斜視図である。
図7のB-B線断面図である。
図7のC-C線断面図である。
図7のD-D線断面図である。
図5のE-E線断面図である。
図11のF-F線断面図である。
機能部が上昇し脱臭カートリッジ取付部が開姿勢となった断面図である。
脱臭カートリッジ取付部が開姿勢となった機能部の斜視図である。
脱臭カートリッジ取付部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1から図3に示すように、本実施形態による便器装置1は、便器本体2と、固定部3と、機能部4と、便座51と、便蓋52と、を有している。脱臭装置6は、機能部4に設けられ、便器本体2の便鉢211の内部22の空気を脱臭するように構成されている。機能部4は、脱臭装置6の他に、局部洗浄を行う局部洗浄装置(不図示)、温風乾燥を行う温風乾燥装置(不図示)や、これらの装置に電力を供給する電力供給装置(不図示)などが適宜設けられている。
【0009】
本実施形態の便器装置1は、便器本体2の上に固定部3が設置され、固定部3の上に機能部4が設置されている。機能部4は、固定部3に昇降可能に支持されている。図3に示すように、本実施形態の便器装置1は、清掃やメンテナンス時には、機能部4を上昇させて機能部4と便器本体2との間に空間72を形成するように構成されている。通常時には、機能部4が下降して便器本体2と空間を形成せずに配置されている。固定部3には、機能部4を昇降させる昇降装置(不図示)が設けられている。
【0010】
図4に示すように、便器本体2は、便鉢形成部21と、機能部載置部23と、を有している。便鉢形成部21には、便鉢211が形成されている。機能部載置部23には、上部に固定部3および機能部4が載置される。便器本体2は、床に設置されて給水配管および排水配管(不図示)が接続されている。便器本体2は、便器装置1を使用する使用者から見た手前側に便鉢形成部21が配置され、奥側に機能部載置部23が配置される。便鉢形成部21と、機能部載置部23を結ぶ水平方向を前後方向(図の矢印Aの方向)とする。
機能部載置部23に対する便鉢形成部21が配置される側を前側とし、その反対側を後側とする。前後方向に直交する水平方向を幅方向(図の矢印Bの方向)とする。
(【0011】以降は省略されています)

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