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公開番号2025067566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177651
出願日2023-10-13
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250417BHJP(チェック装置)
要約【課題】金銭処理装置に発生したエラーの解除作業に係る利便性を向上させることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、金銭の入出金を行う金銭処理装置の状態に基づいて、当該金銭処理装置で発生したエラーを検出する検出手段と、前記検出手段が検出したエラーの内容と、当該エラーを解除するための解除手順を示す手順情報とを表示装置に表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記解除手順を文字列で表した第1手順情報を表示し、ユーザの操作に応じて、前記解除手順を画像で表した第2手順情報に切り替えて表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
金銭の入出金を行う金銭処理装置の状態に基づいて、当該金銭処理装置で発生したエラーを検出する検出手段と、
前記検出手段が検出したエラーの内容と、当該エラーを解除するための解除手順を示す手順情報とを表示装置に表示する表示手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記解除手順を文字列で表した第１手順情報を表示し、ユーザの操作に応じて、前記解除手順を画像で表した第２手順情報に切り替えて表示する、
情報処理装置。
続きを表示（約 830 文字）【請求項２】
前記表示手段は、前記第１手順情報を表示する画面内に前記第２手順情報の表示を指示するための第１操作子を表示し、当該第１操作子が表示されたことを条件に、前記第１手順情報から前記第２手順情報に切り替えて表示する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記表示手段は、前記第２手順情報を表示する画面内に前記第１手順情報の表示を指示するための第２操作子を表示し、当該第２操作子が表示されたことを条件に、前記第２手順情報から前記第１手順情報に切り替えて表示する、
請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記検出手段は、前記金銭処理装置の状態に基づいて、当該金銭処理装置に発生したエラーが解除されたことを検出し、
前記表示手段は、前記検出手段でエラーが解除されたことが検出されると、前記手順情報の表示を終了する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記検出手段は、前記金銭処理装置の状態に基づいて、前記解除手順に応じた操作が前記金銭処理装置で行われたことを検出し、
前記表示手段は、前記解除手順が複数の工程に亘る場合、前記検出手段で一工程分の操作が行われたことが検出されると、次の工程に係る手順情報を前記表示装置に表示する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
情報処理装置のコンピュータを、
金銭の入出金を行う金銭処理装置に発生したエラーを検出する検出手段と、
前記検出手段が検出したエラーの内容と、当該エラーを解除するための解除手順を示す手順情報とを表示装置に表示する表示手段と、
して機能させ、
前記表示手段は、前記解除手順を文字列で表した第１手順情報を表示し、ユーザの操作に応じて、前記解除手順を画像で表した第２手順情報に切り替えて表示する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、スーパーマーケット等の小売店では、金銭（硬貨、紙幣）の入出金を自動で行うことが可能な自動釣銭機等の金銭処理装置が使用されている。例えば、金銭処理装置は、ＰＯＳ端末等の販売データ処理装置と協働することで、購入者から預かった現金の入金と、商品の代金に応じた釣銭の出金とを実行する。
【０００３】
また、従来、金銭処理装置にて釣銭切れ等のエラーが発生した場合に、ＰＯＳ端末等の表示画面にエラーの解除手順を文字及び画像を用いて表示する技術が知られている。店員等の従業員は、表示された解除手順に基づき金銭処理装置を操作することで、金銭処理装置に発生したエラーを解除することができる。
【０００４】
ところで、上述した従来の技術では、金銭処理装置に発生したエラーの解除手順を画像により詳細にガイドすることができるが、エラーの度に画像が表示されると、かえって操作の妨げとなる可能性がある。例えば、金銭処理装置の操作に習熟した従業員では、エラー内容等の簡易な情報からエラーを解除することもできるため、画像による解除手順の表示は冗長となる可能性がある。また、解除手段の画像を表示するための処理は、文字列のみを表示する処理と比較し、処理負荷が高く表示が完了するまでの時間も長くなるため、ユーザビリティの観点でも改善の余地がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、金銭処理装置に発生したエラーの解除作業に係る利便性を向上させることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の情報処理装置は、金銭の入出金を行う金銭処理装置の状態に基づいて、当該金銭処理装置で発生したエラーを検出する検出手段と、前記検出手段が検出したエラーの内容と、当該エラーを解除するための解除手順を示す手順情報とを表示装置に表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記解除手順を文字列で表した第１手順情報を表示し、ユーザの操作に応じて、前記解除手順を画像で表した第２手順情報に切り替えて表示する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態に係るＰＯＳシステムの構成の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係るＰＯＳ端末及び自動釣銭機のハードウェア構成の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係るガイダンステーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図４は、実施形態に係るＰＯＳ端末及び自動釣銭機の機能構成の一例を示す図である。
図５は、実施形態のガイダンス部が表示するガイダンス画面の一例である。
図６は、実施形態のガイダンス部が表示するガイダンス画面の一例である。
図７は、実施形態のＰＯＳ端末及び自動釣銭機が行うエラー対応処理の一例を示すシーケンス図である。
図８は、実施形態のＰＯＳ端末が行うガイダンス処理の一例を示すフローチャートである。
図９は、変形例１に係るＰＯＳシステムの構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、実施形態の情報処理装置及びプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【０００９】
図１は、ＰＯＳシステム１の構成の一例を示す図である。ＰＯＳシステム１は、商品を販売する店舗、例えばスーパーマーケット等で利用される。ＰＯＳシステム１は、ＰＯＳ端末２と自動釣銭機３とを有する。ＰＯＳ端末２と自動釣銭機３とは、ケーブルＣを介して通信可能に接続される。ケーブルＣは、ＲＳ－２３２ＣやＵＳＢ（Universal Serial Bus）等の所定の規格に準拠した通信ケーブルを用いることができる。
【００１０】
なお、図１では、ＰＯＳ端末２と自動釣銭機３とを別体としたが、これに限らず、ＰＯＳ端末２が自動釣銭機３を内蔵等することで、ＰＯＳ端末２と自動釣銭機３とが一体的に構成される形態としてもよい。この場合、ＰＯＳ端末２は、単独の装置として定義することが可能であるが、システム（例えばＰＯＳシステム１）として定義してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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