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公開番号
2025066494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176149
出願日
2023-10-11
発明の名称
床板材固定金具
出願人
株式会社イチケン
,
丸井産業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
E04F
15/02 20060101AFI20250416BHJP(建築物)
要約
【課題】 床板材の位置決めの自由度を高める。
【解決手段】チャンネル材211上に床板材101を固定する床板材固定金具300は、床板材101を押さえつける押さえ金具310と、チャンネル材211に係止される受け金具320と、押さえ金具310と受け金具320とを締め付けるねじ部材330、およびナット340と、を備え、受け金具320は、チャンネル材211に係止されるときに、その長手方向と交差する方向にスライド可能にナット340を保持するナット保持部320bを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
底壁と、上記底壁の両側から立ち上がる1対の側壁と、上記側壁の上縁部から互いに内側に折り返された折り返し部とを有するチャンネル材上に、上記チャンネル材の長手方向の長穴が、上記長手方向と直角方向に所定の間隔を空けて連続的に設けられた床板材を固定する床板材固定金具であって、
上記床板材を上面側から下面側に向けて押さえつける押さえ金具と、
上記チャンネル材に係止される受け金具と、
上記押さえ金具と上記受け金具とを、互いに近づく方向に締め付けるねじ部材、およびナットと、
を備え、
上記押さえ金具は、
上記床板材の上記長穴の両側で上記床板材の上面に当接する1対の当接部と、
上記ねじ部材が挿通されるねじ穴が形成され、上記1対の当接部の間で上記床板材の上記長穴に嵌まり込む凹部とを有し、
上記受け金具は、
第1の方向の外形寸法が上記チャンネル材の上記折り返し部の端縁間の間隙距離よりも短く、上記第1の方向と交差する第2の方向の外形寸法が上記間隙距離よりも長く、上記第1の方向が上記チャンネル材の長手方向に向いたときに上記チャンネル材の上記折り返し部に係止される係止部と、
上記ナットを上記第2の方向にスライド可能に保持するナット保持部と、
上記間隙距離内で回転可能な外形寸法を有し、上記係止部と上記ナット保持部とを接続する接続部と、
を有することを特徴とする床板材固定金具。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1の床板材固定金具であって、
上記受け金具における上記ナット保持部は、上記ナットの上方、および両側方を覆う上壁部、および1対の側壁部を有し、上記側壁部の対向する内面間の寸法は、上記ナットの2面幅が遊嵌され、かつ上記ナットが回り止めされる寸法に設定されるとともに、上記上壁部には、上記ナットに螺合する上記ねじ部材が挿通され上記ナットのスライドに伴って移動可能な長穴が形成されていることを特徴とする床板材固定金具。
【請求項3】
請求項2の床板材固定金具であって、
上記受け金具における上記側壁部の内面には、上記ナットを上記上壁部の下面に沿ってスライド可能に支持する段差部が設けられていることを特徴とする床板材固定金具。
【請求項4】
請求項1の床板材固定金具であって、
上記受け金具における上記接続部は、上記ねじ部材の軸心方向に垂直な面での断面形状が、四角形の頂点に対応する部分を含み、上記四角形の対角線の一方の長さは上記チャンネル材の上記間隙距離よりも短く、上記四角形の対角線の他方の長さは上記チャンネル材の上記間隙距離よりも長く設定されていることを特徴とする床板材固定金具。
【請求項5】
請求項1の床板材固定金具であって、
上記受け金具における上記ナット保持部の下方に、上記係止部が上記チャンネル材の上記折り返し部と離間する位置にあるときに、上記チャンネル材における上記側壁の上記上縁部が嵌まり込む凹部が形成されていることを特徴とする床板材固定金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折板屋根上に床板材を固定するため等に用いられる床板材固定金具に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、屋根に設置される空調設備の室外機や太陽光発電パネルのメインテナンス用通路の足場等を設置するために、H型鋼の上に床板材を載置し、H型鋼のフランジと床板材とを下金具と上金具とで挟み込んで固定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、H型鋼に代えて、上方が開いたチャンネル材を用い、そのチャンネル材の内部空間から立設させたボルトによって、チャンネル材と床板材とを下金具と上金具とで挟み込んで固定することにより軽量化を図れるようにする技術も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-144553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
チャンネル材の内部空間から立設させたボルトによって床板材を固定する場合、上記ボルトの位置は、チャンネル材の長手方向に移動させることはできるが、長手方向に直角な方向には移動させることができない。そのため、床板材の上記直角な方向の位置を高い自由度で設定することは困難であった。
【0006】
すなわち、床板材の長穴がチャンネル材の折り返し部の真上の位置に重なった状態でないと固定することができず、床板材をずらして位置調整をする手間が発生していた。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、床板材の位置決めの自由度を高めることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、
本発明は、
底壁と、上記底壁の両側から立ち上がる1対の側壁と、上記側壁の上縁部から互いに内側に折り返された折り返し部とを有するチャンネル材上に、上記チャンネル材の長手方向の長穴が、上記長手方向と直角方向に所定の間隔を空けて連続的に設けられた床板材を固定する床板材固定金具であって、
上記床板材を上面側から下面側に向けて押さえつける押さえ金具と、
上記チャンネル材に係止される受け金具と、
上記押さえ金具と上記受け金具とを、互いに近づく方向に締め付けるねじ部材、およびナットと、
を備え、
上記押さえ金具は、
上記床板材の上記長穴の両側で上記床板材の上面に当接する1対の当接部と、
上記ねじ部材が挿通されるねじ穴が形成され、上記1対の当接部の間で上記床板材の上記長穴に嵌まり込む凹部とを有し、
上記受け金具は、
第1の方向の外形寸法が上記チャンネル材の上記折り返し部の端縁間の間隙距離よりも短く、上記第1の方向と交差する第2の方向の外形寸法が上記間隙距離よりも長く、上記第1の方向が上記チャンネル材の長手方向に向いたときに上記チャンネル材の上記折り返し部に係止される係止部と、
上記ナットを上記第2の方向にスライド可能に保持するナット保持部と、
上記間隙距離内で回転可能な外形寸法を有し、上記係止部と上記ナット保持部とを接続する接続部と、
を有することを特徴とする。
【0009】
これにより、ナットが第2の方向にスライド可能に設けられていることによって、例えば床板材の長穴がチャンネル材の直上になくても、床板材をチャンネル材に固定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、床板材の位置決めの自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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