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公開番号2025065933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175474
出願日2023-10-10
発明の名称成形品取出しシステム、成形機、制御装置および成形品取出し方法
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B29C 45/42 20060101AFI20250415BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】成形品の取出し不良を抑止できる技術を提供する。
【解決手段】成形品取出しシステムは、金型を備える成形機と、金型から成形品を取り出すための取出機30と、制御装置と、を備え、制御装置は、型開きされた金型の間に取出機30を進入させ、成形品を取出機30に引き渡すために、成形機の可動プラテンおよび取出機30の少なくとも一方を成形品が取出機30に相対的に近づくように移動させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
固定金型を有する固定プラテンと可動金型を有する可動プラテンとを備える成形機と、
成形品を取り出すための取出機と、
制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
型開きされた前記固定金型と前記可動金型との間に前記取出機を進入させ、
前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を成形品が前記取出機に相対的に近づくように移動させる、
成形品取出しシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記可動プラテンを成形品が前記取出機に相対的に近づくように移動させる請求項1に記載の成形品取出しシステム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記取出機を成形品が前記取出機に相対的に近づくように移動させ、
前記取出機の移動量は、前記可動プラテンの移動量よりも少ない請求項2に記載の成形品取出しシステム。
【請求項4】
前記制御装置は、成形品が前記可動金型に保持されなくなるときに成形品の先端部が前記取出機内に位置するように前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を移動させる請求項1から3のいずれかに記載の成形品取出しシステム。
【請求項5】
前記取出機のテイクアウト筒は成形品を収容するための収容穴を有し、
前記収容穴は、底部と、開口に近いほど大径の入口部と、前記底部と前記入口部との間に位置する円筒状の内周面を有する中間部と、を含み、
前記制御装置は、成形品が前記可動金型に保持されなくなるときに成形品の先端部が前記中間部に位置するように前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を移動させる請求項1から3のいずれかに記載の成形品取出しシステム。
【請求項6】
前記取出機のテイクアウト筒は成形品を収容するための収容穴を有し、
前記収容穴は、底部と、開口に近いほど大径の入口部と、前記底部と前記入口部との間に位置する円筒状の内周面を有する中間部と、を含み、
成形品は先端部と円筒部とを有し、
前記制御装置は、成形品が前記可動金型に保持されなくなるときに成形品の円筒部の少なくとも一部が前記中間部に位置するように前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を移動させる請求項1から3のいずれかに記載の成形品取出しシステム。
【請求項7】
前記取出機は液冷式である請求項1に記載の成形品取出しシステム。
【請求項8】
固定金型を有する固定プラテンと、
可動金型を有する可動プラテンと、
を備え、
前記可動プラテンは、型開きされた前記固定金型と前記可動金型との間に進入している成形品の取出機に、成形品が近づくように移動可能である、
成形機。
【請求項9】
固定金型を有する固定プラテンと可動金型を有する可動プラテンとを備える成形機から成形品を取り出すための制御装置であって、
型開きされた前記固定金型と前記可動金型との間に成形品を取り出すための取出機を進入させ、
前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を成形品が前記取出機に相対的に近づくように移動させる、
制御装置。
【請求項10】
固定金型を有する固定プラテンと可動金型を有する可動プラテンとを備える成形機から成形品を取り出す成形品取出し方法であって、
型開きされた前記固定金型と前記可動金型との間に取出機を進入させることと、
前記可動プラテンおよび前記取出機の少なくとも一方を成形品が前記取出機に相対的に近づくように移動させることと、
を備える成形品取出し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、成形品取出しシステム、成形機、制御装置および成形品取出し方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、射出成形機の金型からプリフォームなどの成形品を取り出す技術を開示する。特許文献1では、型開きされた金型の間に取出機を移動させ、エジェクタ装置によって金型からエジェクトされた成形品を取出機によって金型から取り出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-114643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ペットボトルの軽量化すなわち薄肉化や、容量が200ml以下の小型のペットボトルの登場により、短小のプリフォームが成形されるようになった。短小のプリフォームは、取出機と金型との隙間から落下するおそれがある。あるいは短小のプリフォームは、その隙間で傾いて取出機のテイクアウト筒に斜めに入ってテイクアウト筒の内周面に衝突するおそれがある。取出し直後のプリフォームは、冷却が不十分であるため、内周面に衝突すると変形する。
【0005】
このような課題は、プリフォームに限らず、短小の他の成形品でも生じうる。
【0006】
本発明はこうした状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、成形品の取出し不良を抑止できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の成形品取出しシステムは、固定金型を有する固定プラテンと可動金型を有する可動プラテンとを備える成形機と、成形品を取り出すための取出機と、制御装置と、を備える。制御装置は、型開きされた固定金型と可動金型との間に取出機を進入させ、成形機の可動プラテンおよび取出機の少なくとも一方を成形品が取出機に相対的に近づくように移動させる。
【0008】
本発明の別の態様は、成形品取出し方法である。この成形品取出し方法は、固定金型を有する固定プラテンと可動金型を有する可動プラテンとを備える成形機から成形品を取り出す成形品取出し方法であって、型開きされた固定金型と可動金型との間に取出機を進入させることと、可動プラテンおよび取出機の少なくとも一方を成形品が取出機に相対的に近づくように移動させることと、を備える。
【0009】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、成形品の取出し不良を抑止できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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