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公開番号
2025065643
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023174988
出願日
2023-10-10
発明の名称
集塵装置、樹脂成形装置及び樹脂成形品の製造方法
出願人
TOWA株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
45/02 20060101AFI20250415BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】樹脂成形装置に用いられる集塵装置の消費電力量を低減する。
【解決手段】モータ31aで駆動される送風機31と、モータ31aの回転数を制御するインバータ32とを備え、成形型11、12を清掃する成形型クリーナ部9に設けられた集塵口H5から塵埃を集塵する集塵装置30であって、インバータ32は、成形型クリーナ部9による成形型11、12の清掃時に、モータ31aの回転数を第1回転数R
H
に制御し、成形型クリーナ部9による成形型11、12の清掃後に、モータ31aへの電気的な接続を解除してモータ31aを惰性回転させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂成形装置に設けられた1又は複数の集塵口から塵埃を集塵する集塵装置であって、
モータで駆動される送風機と、前記モータの回転数を制御するインバータとを備え、前記樹脂成形装置の成形型を清掃する成形型クリーナ部に設けられた集塵口から塵埃を集塵するものであり、
前記インバータは、前記成形型クリーナ部による前記成形型の清掃時に、前記モータの回転数を第1回転数に制御し、前記成形型クリーナ部による前記成形型の清掃後に、前記モータへの電気的な接続を解除して前記モータを惰性回転させる、集塵装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
樹脂成形品を清掃する成形品クリーナ部に設けられた集塵口から塵埃を集塵するものであり、
前記インバータは、前記成形品クリーナ部による前記樹脂成形品の清掃時に、前記モータの回転数を前記第1回転数に制御し、前記成形品クリーナ部による前記樹脂成形品の清掃後に、前記モータへの電気的な接続を解除して前記モータを惰性回転させる、請求項1に記載の集塵装置。
【請求項3】
前記インバータは、前記第1回転数と、前記第1回転数よりも低い回転数である第2回転数との間で前記モータの回転数を切り替えるものであり、前記第1回転数から前記第2回転数に切り替える場合に前記モータへの電気的な接続を解除して前記モータを惰性回転させる、請求項1又は2に記載の集塵装置。
【請求項4】
前記インバータは、前記モータの回転数が惰性回転により前記第2回転数に到達した後に、前記モータの回転数を前記第2回転数に制御する、請求項3に記載の集塵装置。
【請求項5】
前記樹脂成形装置の樹脂供給モジュールに設けられた集塵口から塵埃を集塵するものであり、
前記インバータは、前記樹脂供給モジュールに設けられた集塵口から塵埃を集塵する場合は、前記モータへの電気的な接続を解除して前記モータを惰性回転させる、又は、前記モータの回転数を前記第2回転数に制御する、請求項3又は4に記載の集塵装置。
【請求項6】
複数の前記集塵口と前記送風機とを接続する接続配管と、
前記接続配管に設けられ、前記送風機により集塵する前記集塵口を切り替える切り替え機構とを備える、請求項1乃至5の何れか一項に記載の集塵装置。
【請求項7】
前記切り替え機構により切り替えられる前記集塵口に対応して前記モータの回転数が設定されている、請求項6に記載の集塵装置。
【請求項8】
前記インバータは、前記モータが惰性回転している状態から前記第1回転数に制御する場合には、前記モータの回転数を検出して、当該検出した回転数に基づいて、前記モータへの通電を再開する、請求項1乃至7の何れか一項に記載の集塵装置。
【請求項9】
一対の成形型により成形対象物に対して樹脂材料をトランスファー成形する樹脂成形モジュールと、
前記成形型を清掃する成形型クリーナ部と、
請求項1乃至8の何れか一項に記載の集塵装置とを備える、樹脂成形装置。
【請求項10】
請求項9に記載の樹脂成形装置を用いた樹脂成形品の製造方法であって、
前記成形型に成形対象物及び樹脂材料を供給する供給工程と、
前記成形対象物に対して樹脂成形を行う樹脂成形工程と、
樹脂成形された樹脂成形品を前記成形型から搬出する搬出工程とを含む、樹脂成形品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、集塵装置、樹脂成形装置及び樹脂成形品の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、トランスファーモールド法を用いた樹脂成形装置では、塵埃を集塵装置により集塵することが行われている。この樹脂成形装置では、樹脂タブレットを供給する樹脂供給モジュールに集塵口を設けて、当該集塵口から塵埃を集塵する構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-202495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、樹脂成形装置の消費電力量において、集塵装置の消費電力量が占める割合は小さくない。
【0005】
しかしながら、従来の樹脂成形装置における集塵装置の送風機は、集塵箇所又は集塵タイミング等に関わらず一定の回転数で運転されている。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、樹脂成形装置に用いられる集塵装置の消費電力量を低減することをその主たる課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち本発明に係る集塵装置は、樹脂成形装置に設けられた1又は複数の集塵口から塵埃を集塵する集塵装置であって、モータで駆動される送風機と、前記モータの回転数を制御するインバータとを備え、前記樹脂成形装置の成形型を清掃する成形型クリーナ部に設けられた集塵口から塵埃を集塵するものであり、前記インバータは、前記成形型クリーナ部による前記成形型の清掃時に、前記モータの回転数を第1回転数に制御し、前記成形型クリーナ部による前記成形型の清掃後に、前記モータへの電気的な接続を解除して前記モータを惰性回転させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように構成した本発明によれば、樹脂成形装置に用いられる集塵装置の消費電力量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る樹脂成形装置の構成を模式的に示す平面図である。
同実施形態の集塵装置の構成を示す模式図である。
同実施形態における送風機のモータの制御内容を示す模式図である。
各モードにおけるモータ回転数及び消費電力量を示す模式図である。
同実施形態における樹脂成形装置の樹脂成形動作における集塵動作、モータ回転数及び消費電力量を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明に係る技術について、例を挙げてさらに詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の技術により限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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