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公開番号2025065481
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025021005,2022122518
出願日2025-02-12,2022-08-01
発明の名称カーテンウォールユニット
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E04B 2/96 20060101AFI20250410BHJP(建築物)
要約【課題】ゴンドラをガイドレールにより縦枠の長手方向にガイドするカーテンウォールユニットにおいて、縦枠の温度の低下を緩和して、縦枠の室内側の表面に結露が発生するのを抑制する。
【解決手段】カーテンウォールユニット2は、ゴンドラ20をガイドレール90により縦枠6の長手方向にガイドする。カーテンウォールユニット2は、ガイドレール90を有し、縦枠6の外部に露出する露出部6Jに接触せずに露出部6Jを覆うカバー40を備えている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ゴンドラをガイドレールにより縦枠の長手方向にガイドするカーテンウォールユニットであって、
前記ガイドレールを有し、前記縦枠の外部に露出する露出部に接触せずに前記露出部を覆うカバーを備えたカーテンウォールユニット。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記露出部と前記カバーの間に介在する絶縁材を備えたカーテンウォールユニット。
【請求項3】
請求項2に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記カバーは、室外側装着部と室内側装着部を有し、
前記縦枠は、前記絶縁材を介在させて前記室外側装着部を受けて、前記室外側装着部が装着される室外側の受け部と、前記絶縁材を介在させて前記室内側装着部を受けて、前記室内側装着部が装着される室内側の受け部と、を有するカーテンウォールユニット。
【請求項4】
請求項3に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記室外側装着部は、前記室外側の受け部との間に前記絶縁材が設けられて室外側に突出するカーテンウォールユニット。
【請求項5】
請求項2ないし4のいずれかに記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記カバーの室内側で前記縦枠に取り付けられて前記絶縁材に接触する水密材を備えたカーテンウォールユニット。
【請求項6】
請求項1ないし4のいずれかに記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記カバーは、前記露出部との間に隙間をあけて配置されたカーテンウォールユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦枠を備えたカーテンウォールユニットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
カーテンウォールユニットの縦枠に張出部が設けられることがある。縦枠の張出部は、例えば、縦枠の強度を確保するため、又は、化粧材として、パネル体よりも室外側の位置まで張り出す。また、従来、縦枠である方立の室外側にシール受け部材が連結され、シール受け部材の外側面に、ゴンドラのガイド車を案内する案内レールが一体的に形成されたカーテンウォールが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来のカーテンウォールでは、パネル体であるガラス板よりも室外側の位置まで案内レールが張り出す。ところが、このような張出部を有する縦枠では、外気に接する部分が多くなり、冬季には、外気の影響で冷されて、温度が低下し易くなる。また、冷された縦枠と室内の温かい空気が接した際には、空気が冷されて露点温度を下回ることで、縦枠の室内側の表面に結露が発生する虞がある。特に、温度条件の厳しい寒冷地では、縦枠の室内側の表面の結露への対策が重要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公昭62-50635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、ゴンドラをガイドレールにより縦枠の長手方向にガイドするカーテンウォールユニットにおいて、縦枠の温度の低下を緩和して、縦枠の室内側の表面に結露が発生するのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ゴンドラをガイドレールにより縦枠の長手方向にガイドするカーテンウォールユニットであって、
前記ガイドレールを有し、前記縦枠の外部に露出する露出部に接触せずに前記露出部を覆うカバーを備えたカーテンウォールユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ゴンドラをガイドレールにより縦枠の長手方向にガイドするカーテンウォールユニットにおいて、縦枠の温度の低下を緩和して、縦枠の室内側の表面に結露が発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図2の一部を拡大して示す第1実施形態のカーテンウォールの横断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールユニットの縦枠とカバーを分解して示す横断面図である。
第2実施形態のカーテンウォールユニットを示す横断面図である。
第2実施形態のカーテンウォールユニットの縦枠とカバーを分解して示す横断面図である。
第3実施形態のカーテンウォールユニットを示す横断面図である。
第3実施形態のカーテンウォールユニットの縦枠とカバーを分解して示す横断面図である。
第4実施形態のカーテンウォールユニットを示す横断面図である。
第4実施形態のカーテンウォールユニットの縦枠とカバーを分解して示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のカーテンウォールユニットの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のカーテンウォールユニットは、建物のカーテンウォールに用いられて、建物の外壁に設けられる。複数のカーテンウォールユニットは、互いに組み合わされて、カーテンウォールの一部を構成する。カーテンウォールユニット及びカーテンウォールは、建物の外壁で、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置されて、建物の外壁を形成する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10の外壁11に設置されたカーテンウォール1及びカーテンウォールユニット2を室外側からみて示している。図2は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図である。
図示のように、カーテンウォール1は、建物10の外壁11に並べて設置される複数のカーテンウォールユニット2を備えている。カーテンウォールユニット2は、カーテンウォール1を構成するパネルユニットであり、外壁11への設置前に、予めユニットとして組み立てられる。カーテンウォール1及びカーテンウォールユニット2は、建物10の躯体の室外側に配置され、躯体に取り付けられて、建物10の外壁11の壁面(外壁面)を形成する。複数のカーテンウォールユニット2は、上下方向と左右方向Rに並べて設置されて、それぞれ隣り合うカーテンウォールユニット2と互いに組み合わされている。
(【0011】以降は省略されています)

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