TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025064713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174658
出願日2023-10-06
発明の名称窒素化合物生成装置および定在波発生装置
出願人個人
代理人個人
主分類C01C 1/02 20060101AFI20250410BHJP(無機化学)
要約【課題】アンモニアを含む窒素酸化物の生成を効率よく行うことができるようにした窒素化合物生成装置および定在波発生装置を提供する。
【解決手段】定在波を発生する定在波発生装置2と、この定在波発生装置2および水4を収容する水槽3とを具備し、定在波発生装置2は、水槽3内の水中に向けて超音波を発振する超音波発振装置5と、この超音波発振装置5から発信された超音波を反射する音響反射装置6と、超音波発振装置5と音響反射装置6とを対向させた状態で距離を調整することが可能な懸架装置7と、水槽3内の水中の水温を計測する水温センサ10と、この水温センサ10から得られたデータと超音波発振装置5と音響反射装置6との距離とから定在波の発生に適切な周波数を調整するドライバ装置8を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
定在波を発生する定在波発生装置と、
該定在波発生装置および液体を収容する液槽と、
を具備し、
前記定在波発生装置は、
前記液槽内の液体中に向けて超音波を発振する超音波発振装置と、
該超音波発振装置から発信された超音波を反射する音響反射装置と、
前記超音波発振装置と前記音響反射装置とを対向させた状態で距離を調整することが可能な懸架装置と、
前記液槽内の液体中の液温を計測する液温センサと、
この液温センサから得られたデータと前記超音波発振装置と前記音響反射装置との距離とから定在波の発生に適切な周波数を調整するドライバ装置と、
を備えたことを特徴とする窒素化合物生成装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
さらに、バブル発生装置と気液混合器とを組合わせた窒素補充器を備えたことを特徴とする請求項1に記載の窒素化合物生成装置。
【請求項3】
前記超音波発振装置は、超音波振動子と、この超音波振動子を収容するとともに液体に浮く容器とを備え、
前記懸架装置は、錘を備え、
前記容器の浮力と前記錘の重力とによって前記超音波発振装置と前記音響反射装置との姿勢を保持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の窒素化合物生成装置。
【請求項4】
前記音響反射装置は、空気または真空状態を反射材とすることを特徴とする請求項1に記載の窒素化合物生成装置。
【請求項5】
液体中に向けて超音波を発振する超音波発振装置と、
該超音波発振装置から発信された超音波を反射する音響反射装置と、
前記超音波発振装置と前記音響反射装置とを対向させた状態で距離を調整することが可能な懸架装置と、
前記液体中の液温を計測する液温センサと、
該液温センサから得られたデータと前記超音波発振装置と前記音響反射装置との距離とから定在波の発生に適切な周波数を調整するドライバ装置と、
を具備したことを特徴とする定在波発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンモニアを含む窒素化合物を生成するための窒素化合物生成装置および定在波発生装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
この種の窒素化合物生成装置としては、従来、種々のものが提案されている。
【0003】
たとえば特許文献1には、水中において発生させたマイクロバブルを利用してアンモニアを製造する製造装置が開示されている。
【0004】
この製造装置は、容器内の水を循環させるとともにこの循環経路に旋回式マイクロバブル発生装置を設け、この旋回式マイクロバブル発生装置には器外の気体を取り入れる気体取入れ管が接続されている。
【0005】
そして、旋回式マイクロバブル発生装置によってマイクロバブルを発生させるとともに水の循環を繰り返すことによって、アンモニアを製造するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-68555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、この製造装置では、マイクロバブルを旋回式マイクロバブル発生装置で発生させるため、アンモニアの生成が効率よく行えないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、アンモニアを含む窒素酸化物の生成を効率よく行うことができるようにした窒素化合物生成装置および定在波発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明に係る窒素化合物生成装置は、定在波を発生する定在波発生装置と、この定在波発生装置および液体を収容する容器とを具備し、定在波発生装置は、容器内の液体中に向けて超音波を発振する超音波発振装置と、この超音波発振装置から発信された超音波を反射する音響反射装置と、超音波発振装置と音響反射装置とを対向させた状態で距離を調整することが可能な懸架装置と、容器内の液体中の液温を計測する液温センサと、この液温センサから得られたデータと超音波発振装置と音響反射装置との距離とから定在波の発生に適切な周波数を調整するドライバ装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明に係る定在波発生装置は、液体中に向けて超音波を発振する超音波発振装置と、この超音波発振装置から発信された超音波を反射する音響反射装置と、超音波発振装置と音響反射装置とを対向させた状態で距離を調整することが可能な懸架装置と、液体中の液温を計測する液温センサと、この液温センサから得られたデータと超音波発振装置と音響反射装置との距離とから定在波の発生に適切な周波数を調整するドライバ装置とを具備したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

デンカ株式会社
無機質粉末
9日前
株式会社日本触媒
炭素材料粒子およびその製造方法
21日前
株式会社タクマ
アンモニア改質燃焼システム
10日前
株式会社タクマ
アンモニア改質燃焼システム
22日前
株式会社トクヤマ
シリカ粉末、樹脂組成物、及び基板。
4日前
ジカンテクノ株式会社
炭素素材の製造方法
18日前
大陽日酸株式会社
窒素ガス精製装置
3日前
御国色素株式会社
導電性炭素材料分散液及びその製造方法
22日前
ダイハツ工業株式会社
水素製造装置
3日前
河合石灰工業株式会社
鱗片状ベーマイト造粒体及びその製造方法
14日前
セトラスホールディングス株式会社
酸化マグネシウム
22日前
セトラスホールディングス株式会社
酸化マグネシウム
22日前
任彩國際股ふん有限公司
遠赤外線放射材料及びその製造方法
9日前
出光興産株式会社
ハロゲン化リチウムの製造方法
11日前
河西工業株式会社
多孔質体の製造方法及び多孔質体
21日前
テイカ株式会社
リサイクル酸化チタンの製造方法
9日前
日本ゼオン株式会社
カーボンナノチューブ分散液およびその製造方法
9日前
信越化学工業株式会社
希土類複合酸化物粒子の製造方法
14日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物、液状封止剤、封止材及び封止材の製造方法
17日前
住友化学株式会社
リサイクル正極活物質の製造方法
1日前
三菱重工業株式会社
炉設備
24日前
住友化学株式会社
リサイクル正極活物質の製造方法
1日前
湖北融通高科先進材料集団股フン有限公司
酸化リチウム材料の製造方法及び酸化リチウム材料
29日前
ケイワート・サイエンス株式会社
ケイ素化合物水溶液の製造方法
23日前
トヨタ自動車株式会社
P2型Na含有酸化物の製造方法
9日前
国立大学法人徳島大学
ゼオライトの製造方法
10日前
東ソー株式会社
窒化ガリウム粒子およびその製造方法
1か月前
日本特殊陶業株式会社
アンモニアの合成装置
8日前
日本特殊陶業株式会社
アンモニアの合成装置
8日前
三菱マテリアル株式会社
硫化リチウム、および、硫化物固体電解質の製造方法
8日前
第一稀元素化学工業株式会社
酸化セリウム安定化ジルコニウム組成物
2日前
セイコーエプソン株式会社
ガーネット型結晶および前駆体溶液
1か月前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
窒素酸化物から生成物を製造する製造方法および製造ユニット
10日前
国立大学法人秋田大学
有価成分の抽出方法、及び、四塩化ケイ素の製造方法
1日前
信越化学工業株式会社
Y2Ti2O5S2の製造方法
1日前
東ソー株式会社
4-アンモニオピぺリジニウム塩及びその用途
24日前
続きを見る