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公開番号
2025071601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181908
出願日
2023-10-23
発明の名称
活性炭及びその製造方法
出願人
恵和株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
C01B
32/318 20170101AFI20250428BHJP(無機化学)
要約
【課題】吸着性能に優れる活性炭、及びそのような活性炭を高収率で得られる活性炭の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、比表面積が、1400m
2
/g以上3000m
2
/g以下である活性炭である。活性炭の細孔容積は、0.7cm
3
/g以上1.5cm
3
/g以下であることが好ましく、平均細孔径は、11×10
-4
μm以下であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
比表面積が、1400m
2
/g以上3000m
2
/g以下である活性炭。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
細孔容積が、0.7cm
3
/g以上1.5cm
3
/g以下である請求項1記載の活性炭。
【請求項3】
平均細孔径が、11×10
-4
μm以下である請求項1記載の活性炭。
【請求項4】
Si原子を含有する請求項1記載の活性炭。
【請求項5】
前記Si原子の含有量が、0質量%超0.1質量%以下である請求項4記載の活性炭。
【請求項6】
光学用樹脂を含有する原料を炭化処理する炭化処理工程と、炭化処理された前記原料を賦活処理する賦活処理工程とを備える活性炭の製造方法。
【請求項7】
前記原料が、光学フィルムである請求項6記載の活性炭の製造方法。
【請求項8】
前記光学用樹脂が、芳香環を有する樹脂である請求項6記載の活性炭の製造方法。
【請求項9】
前記芳香環を有する樹脂が、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びポリカーボネートの少なくとも一つである請求項8記載の活性炭の製造方法。
【請求項10】
前記賦活処理が、ガス賦活処理である請求項6記載の活性炭の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性炭及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
活性炭としては、ヤシ殻、竹等を原料とした植物系活性炭、石炭を原料とした石炭系活性炭が挙げられる。植物系活性炭においては、森林伐採及び農薬散布が拡大し、環境破壊が問題となっており、石炭系活性炭においては、労働者の労働環境悪化が問題となっている。また、これらの活性炭は、海外から原料を調達する必要があり、原料の供給が不安定であると、価格高騰が懸念される。
そこで、近年、樹脂を材料とした活性炭の開発がなされている。例えば、特許文献1及び2には、フェノール樹脂を原料とした活性炭及びその製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-161190号公報
特開2020-49451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
活性炭は、キャパシタ、燃料電池、ガス浄化装置、気体分離装置等に使用されているが、活性炭の細孔径や吸着能力によって使い分けられている。さらに細孔化及び均一化が進めば、デバイス及び装置の高性能化、小型化、及び高容量化が可能となり、環境負荷が低減され、新たなデバイスの開発にも繋がる。また、医療用機器に使用するには、従来の活性炭に比べて、さらに吸着性能に優れる活性炭が求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、吸着性能に優れる活性炭、及びそのような活性炭を高収率で得られる活性炭の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、比表面積が、1400m
2
/g以上3000m
2
/g以下である活性炭である。
【0006】
細孔容積は、0.7cm
3
/g以上1.5cm
3
/g以下であることが好ましい。
【0007】
平均細孔径は、11×10
-4
μm以下であることが好ましい。
【0008】
活性炭は、Si原子を含有することが好ましい。
【0009】
Si原子の含有量は、0質量%超0.1質量%以下であることが好ましい。
【0010】
本発明の活性炭の製造方法は、光学用樹脂を含有する原料を炭化処理する炭化処理工程と、炭化処理された原料を賦活処理する賦活処理工程とを備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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