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公開番号
2025088108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202575
出願日
2023-11-30
発明の名称
遠赤外線放射材料及びその製造方法
出願人
任彩國際股ふん有限公司
代理人
個人
,
個人
主分類
C01B
33/20 20060101AFI20250604BHJP(無機化学)
要約
【課題】遠赤外線放射材料及びその製造方法
【解決手段】遠赤外線放射材料及びその製造方法であり、当該遠赤外線放射材料には、酸化ジルコニウム及び少なくとも天然珪酸塩鉱物土壌が含まれている;当該遠赤外線放射材料の製造方法は前記材料のなかの少なくとも二種類以上の材料を原料とし、一定の比例により混合、焼結、粉砕により顆粒状になるようにし、その特徴は1100-1250℃の温度範囲内に焼結することにより製造した;また大きい球形粉砕機で均一に混ぜるように泥になるように製造し、ニーズにより添加劑を加入して分散が行われ、最後、泥のふるい分け、乾燥、乾燥粉末のふるい分けが行われ、もっと広い波長の8-20μmの範囲の高放射率の遠赤外線放射材料を製造した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
遠赤外線放射材料であって、それには:酸化ジルコニウム40%~70%及び少なくとも天然珪酸塩鉱物土壌60%~30%が含まれており;前記天然珪酸塩鉱物土壌には:蛇紋岩サブグループ、粘土礦物グループまたは雲母グループまたは緑泥石グループが含まれていることを特徴とする遠赤外線放射材料。
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【請求項2】
前記天然珪酸塩鉱物土壌の前記蛇紋岩サブグループには:葉片状蛇紋石-Mg3Si2O5(OH)4、クリソタイル-Mg3Si2O5(OH)4または板状蛇紋石-Mg3Si2O5(OH)4が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線放射材料。
【請求項3】
前記天然珪酸塩鉱物土壌の前記粘土礦物には:カオリン-Al2Si2O5(OH)4、カオリナイト-Al2Si2O5(OH)4、イライト-(K,H3O)(Al,Mg,Fe)2(Si,Al)4O10[(OH)2,(H2O)]、モンモリロナイト-(Na,Ca)0.33(Al,Mg)2Si4O10(OH)2・nH2O、バーミキュライト-(MgFe,Al)3(Al,Si)4O10(OH)2・4H2O、タルク-Mg3Si4O10(OH)2 海泡石-Mg4Si6O15(OH)2・6H2O、パリゴルスカイト-(Mg,Al)2Si4O10(OH)・4(H2O)または葉ろう石-Al2Si4O10(OH)2が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線放射材料。
【請求項4】
前記天然珪酸塩鉱物土壌の前記雲母グループには:黒雲母-K(Mg,Fe)3(AlSi3)O10(OH)2、白雲母-KAl2(AlSi3)O10(OH)2、金雲母-KMg3(AlSi3)O10(OH)2、リチア雲母-K(Li,Al)2-3(AlSi3)O10(OH)2、真珠雲母-CaAl2(Al2Si2)O10(OH)2または海緑石-(K,Na)(Al,Mg,Fe)2(Si,Al)4O10(OH)2が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線放射材料。
【請求項5】
前記天然珪酸塩鉱物土壌の前記緑泥石グループには:緑泥石グループ-(Mg,Fe)3(Si,Al)4O10(OH)2・(Mg,Fe)3(OH)6が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線放射材料。
【請求項6】
遠赤外線放射材料の製造方法であって、請求項1~5のいずれか一項に記載の前記遠赤外線放射材料の少なくとも二種類以上の材料を原料とし、一定の比例により混合、焼結、粉砕により顆粒状になるようにし、その特徴は1100-1250℃温度範囲内に焼結することにより製造した;また大きい球形粉砕機で均一に混ぜるように泥になるように製造し、ニーズにより添加劑を加入して分散が行われ、最後、泥のふるい分け、乾燥、乾燥粉末のふるい分けが行われ、もっと広い波長の8-20μm範囲の高放射率の遠紫外放射材料を製造する;前記一定の比配により混合することは混合バケツを利用して混合が行われる;前記焼結は窯焼きまたは炉端焼きを利用し、また温度範囲が1100-1250℃内に塊状になるように焼結することを特徴とする遠赤外線放射材料の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は材料及び製造方法に関することであり、特に遠赤外線放射材料及びその製造方法に関することである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
遠赤外線の人体に対する主要な作用によると、遠赤外線の共振原理を利用して生成した熱と非熱の効果を吸収し、それにより血管が拡張され、新陳代謝が促進されまた水分子クラスターが独立した小さい水分子となり細胞内に侵入し、生物化学反応が促進されまたはβエンドルフィン、βリジンエンケファリンを増加させまた痛みを抑えるなど、それによりみんなの注目を引き付ける。
【0003】
遠赤外線は非常に良い浸透作用を有するため、その浸透作用は一定の小さい範囲内において生物の成長と発育と関係し、または生物体の内部まで浸透し細胞と共振が起こることができ、また生物に吸収され熱エネルギーとなり、生物の活性化を促進することができ、人体にとっては同じように、遠赤外線を吸収することができまた血液循環と新陳代謝を促進することができ、それは例えば中国実用新案第1027365号明細書、中国実用新案第1036991号明細書、中国実用新案第1050588号明細書、中国実用新案第1053050号明細書、中国実用新案第1053784号明細書、中国実用新案第1054244号明細書、中国実用新案第1084839号明細書、中国実用新案第102775188号明細書、中国実用新案第201341340号明細書、中国実用新案第202100704号明細書に示す通りである。しかし前記従来の実用新案に掲示されている遠赤外線材料またはその製造方法は、複雑だけでなく、製品コストが高く、その波長範囲はもっと広くなれず、またその使用において制限があり、それによりその実用性は大きく減少し、これは本領域における、技術人員及び消費者が極力突破しようとするところである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国実用新案第1027365号明細書
中国実用新案第1036991号明細書
中国実用新案第1050588号明細書
中国実用新案第1053050号明細書
中国実用新案第1053784号明細書
中国実用新案第1054244号明細書
中国実用新案第1084839号明細書
中国実用新案第102775188号明細書
中国実用新案第201341340号明細書
中国実用新案第202100704号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記既存の技術不足のところを解決するために、本発明における主要な目的は、遠赤外線放射材料及びその製造方法を提供することであり、特別高温を加えない下では、波長がもっと広い遠赤外線を放射することができ、8-20μm範囲内に収めることができ、また放射率がより高い(>98%)遠赤外線の放射材料により、既存の技術の難しいところを克服することが期待される。
【0006】
本発明の次の目的は、遠赤外線放射材料及びその製造方法を提供することであり、前記材料における少なくとも二種類以上の材料を原料とし、一定の比例で混合、焼結、粉砕することによりそれを顆粒状になるようにしてから、大きい球形粉砕機で混合することにより泥になるように製造し、ニーズにより添加剤を加入して分散が行われ、最後、泥に対してふるい分け、乾燥、乾燥粉末のふるい分けが行われる。
【0007】
本発明のもう一つの目的は、遠赤外線放射材料及びその製造方法を提供し、もっと広い波長範囲の高放射率の遠紫外放射材料を製造しまた製造が簡単で、コストが低い製造方法を提供し、またその応用範囲を広げることである。
【0008】
本発明の解決しようとする問題は、一般的な従来の遠外線実用新案によると、例えば中国実用新案第1027365号明細書、中国実用新案第1036991号明細書、中国実用新案第1050588号明細書、中国実用新案第1053050号明細書、中国実用新案第1053784号明細書、中国実用新案第1054244号明細書、中国実用新案第1084839号明細書、中国実用新案第102775188号明細書、中国実用新案第201341340号明細書、中国実用新案第202100704号明細書の従来の実用新案に掲示された遠赤外線材料またはその製造方法は、複雑であるだけでなく、製品コストが高く、その波長範囲は広げることができず、使用において限制があり、それにより実用性は大きく減少した。
【0009】
問題を解決する技術手段としては、前記目的を達成させるために、本発明は遠赤外線放射材料を提供し、それには:酸化ジルコニウム40%~70%及び少なくとも天然珪酸塩鉱物土壌60%~30%が含まれている。
【0010】
そのなかで、本発明における当該天然珪酸塩鉱物土壌には:蛇紋岩サブグループ、粘土鉱物グループまたは雲母グループまたは緑泥石グループが含まれている。
(【0011】以降は省略されています)
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