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公開番号
2025104518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222380
出願日
2023-12-28
発明の名称
活性炭及び活性炭製造方法
出願人
株式会社大木工藝
,
東洋紡株式会社
代理人
個人
主分類
C01B
32/30 20170101AFI20250703BHJP(無機化学)
要約
【課題】賦活工程を経なくても得ることができる活性炭及びそれを製造できる活性炭製造方法を提供する。
【解決手段】この活性炭1は、ケイ素(例えば、1重量%~25重量%)を含む。また、この活性炭製造方法は、ケイ素化合物2(例えば、ケイ素樹脂など)が付着されたポリエステル樹脂製(例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂製やポリブチレンテレフタレート樹脂製など)の布帛3(例えば、エアバッグ基布4の基布)を炭化する炭化工程SBを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケイ素を含む活性炭。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の活性炭において、ケイ素を1重量%~25重量%含む活性炭。
【請求項3】
請求項2に記載の活性炭において、ケイ素を2.5重量%~10重量%含む活性炭。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の活性炭において、xを比表面積(m
2
/g)とし、yを細孔径(Å)とすると、y≧0.013xの領域に有る活性炭。
【請求項5】
賦活工程を経ない活性炭製造方法。
【請求項6】
ケイ素化合物が付加されたポリエステル樹脂を炭化する炭化工程を有する活性炭製造方法。
【請求項7】
請求項6に記載の活性炭製造方法において、ケイ素化合物が付着されたポリエステル樹脂製の布帛を炭化する炭化工程を有する活性炭製造方法。
【請求項8】
請求項6又は7に記載の活性炭製造方法において、賦活工程を経ない活性炭製造方法。
【請求項9】
請求項6又は7に記載の活性炭製造方法において、
前記炭化工程により出来上がった活性炭又はそれが粉砕された活性炭をバインダーで結着して成形体を形成する成形工程と、を有する活性炭製造方法。
【請求項10】
請求項5~7のいずれか1項に記載の活性炭製造方法において、
前記炭化工程における熱量を変えることにより、前記活性炭の細孔径の分布を変える活性炭製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性炭及びそれを製造できる活性炭製造方法に関する。
続きを表示(約 770 文字)
【背景技術】
【0002】
活性炭は、大きな比表面積(例えば300m
2
/g程度以上)を有する多孔質の炭素である。活性炭は、一般的に、原料を炭化し賦活処理をしたものである(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-204496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、賦活処理をする賦活工程では、ガス(水蒸気や炭酸ガスなど)又は薬品(アルカリ金属化合物など)を用いた設備を必要とする。また、多量の原料を炭化して活性炭を得ようとすると、設備が大がかりになる。
【0005】
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、賦活工程を経なくても得ることができる活性炭及びそれを製造できる活性炭製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の活性炭は、ケイ素を含む。
【0007】
請求項2に記載の活性炭は、請求項1に記載の活性炭において、ケイ素を1重量%~25重量%含む。
【0008】
請求項3に記載の活性炭は、請求項2に記載の活性炭において、ケイ素を2.5重量%~10重量%含む。
【0009】
請求項4に記載の活性炭は、請求項1~3のいずれか1項に記載の活性炭において、xを比表面積(m
2
/g)とし、yを細孔径(Å)とすると、y≧0.013xの領域に有る。
【0010】
請求項5に記載の活性炭製造方法は、賦活工程を経ない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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