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公開番号
2025064298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173935
出願日
2023-10-05
発明の名称
加熱調理器
出願人
リンナイ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24C
3/12 20060101AFI20250410BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】加熱調理器で開始操作部の操作に基づく加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能が、子供によって解除されてしまうことを抑制する。
【解決手段】使用者Ua,Ucによって開始操作部18が操作されたことに基づいて、加熱部13で加熱を開始する。また、加熱部が加熱を停止した状態で、使用者による所定の入力が入力検知部4で検知されると、開始操作部の操作に基づく加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能を発動するか、あるいは、既に発動中であればロック機能を解除する。そして、入力検知部は、開始操作部を操作可能な使用者のうち、基準値以上の身長の使用者Uaであれば体の一部である特定部分(手)を届かせることが可能であり、基準値未満の身長の使用者Ucであれば特定部分を届かせることが不可能である特別領域で特定部分を用いて行われる入力を検知する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被調理物を加熱する加熱部と、使用者が操作可能な開始操作部とを具備しており、該開始操作部の操作に基づいて前記加熱部での加熱を開始する加熱調理器において、
使用者による所定の入力を検知する入力検知部と、
前記加熱部が加熱を停止した状態で、前記入力検知部によって前記入力が検知されると、前記開始操作部の操作に基づく前記加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能を発動するか、あるいは、既に発動中であれば該ロック機能を解除するロック制御部と
を備え、
前記入力検知部は、前記開始操作部を操作可能な使用者のうち、基準値以上の身長の使用者であれば体の一部である特定部分を届かせることが可能であり、前記基準値未満の身長の使用者であれば前記特定部分を届かせることが不可能である特別領域で前記特定部分を用いて行われる前記入力を検知する
ことを特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記加熱部を収容した箱形の筐体を備え、
前記特別領域は、前記筐体の上方で、且つ、該筐体の前面から前記基準値に応じた規定の距離以上離れた奥側に設定されている
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項3】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記加熱部を収容した箱形の筐体を備え、
前記特別領域は、前記開始操作部の周辺で、且つ、前記筐体の上面から前記基準値に応じた規定の高さ以上離れた高所に設定されている
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項4】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記基準値は、使用者によって変更可能であり、
前記特別領域は、前記基準値に応じて移動可能である
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の加熱調理器において、
前記入力検知部は、使用者の前記特定部分が前記特別領域に進入したことを前記入力として検知する
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項6】
請求項5に記載の加熱調理器において、
前記入力検知部は、前記特別領域に進入した前記特定部分が該特別領域内に規定の時間以上留まったことを条件に前記入力として検知する
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項7】
請求項5に記載の加熱調理器において、
前記入力検知部は、
前記特別領域を含む画像を撮影するカメラを有し、
前記カメラで撮影された画像における前記特別領域内に使用者の前記特定部分が含まれることに基づいて前記入力を検知する
ことを特徴とする加熱調理器。
【請求項8】
請求項5に記載の加熱調理器において、
前記入力検知部は、
前記特別領域に進入した前記特定部分の存在を感知可能な人感センサを有し、
前記人感センサによる感知に基づいて前記入力を検知する
ことを特徴とする加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱部による被調理物の加熱を、使用者による開始操作部の操作に基づいて開始する加熱調理器に関し、詳しくは、開始操作部の操作に基づく加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
加熱部としてバーナで燃料ガスを燃焼させて被調理物を加熱するガスコンロが、加熱調理器の例として広く使用されている。こうしたガスコンロでは、使用者によって点火ボタンなどの開始操作部が操作されたことに基づいて、バーナにおける燃焼(被調理物の加熱)を開始するようになっている。
【0003】
また、ガスコンロでは、子供が点火ボタンを操作してしまいバーナで燃焼が開始されることを防ぐために、点火ボタンの操作に基づくバーナでの燃焼の開始を不能とするロック機能(いわゆるチャイルドロック機能)を搭載したものが普及している。例えば、特許文献1に記載のガスコンロでは、前面に電源ボタンが設けられており、使用者によって電源ボタンが3秒以上長押しされると、ロック機能を発動し、ロック機能の発動中に再び電源ボタンが長押しされると、ロック機能を解除するようになっている。このようにロック機能の発動および解除の条件を電源ボタンの長押しとすることで、点火ボタンの単なる操作などに比べて子供にとっての難易度は高くなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-74769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した特許文献1に記載のガスコンロでは、使用者(大人)が電源ボタンの長押しによってロック機能を発動させておいても、子供が電源ボタンに触れているうちに、3秒以上の長押しが成立してロック機能が解除されてしまう場合があり、続けて子供が点火ボタンを操作してしまいバーナで燃焼が開始されることがあるという問題があった。
【0006】
この発明は、従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、加熱調理器で開始操作部の操作に基づく加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能が、子供によって解除されてしまうことを抑制することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の加熱調理器は次の構成を採用した。すなわち、
被調理物を加熱する加熱部と、使用者が操作可能な開始操作部とを具備しており、該開始操作部の操作に基づいて前記加熱部での加熱を開始する加熱調理器において、
使用者による所定の入力を検知する入力検知部と、
前記加熱部が加熱を停止した状態で、前記入力検知部によって前記入力が検知されると、前記開始操作部の操作に基づく前記加熱部での加熱の開始を不能とするロック機能を発動するか、あるいは、既に発動中であれば該ロック機能を解除するロック制御部と
を備え、
前記入力検知部は、前記開始操作部を操作可能な使用者のうち、基準値以上の身長の使用者であれば体の一部である特定部分を届かせることが可能であり、前記基準値未満の身長の使用者であれば前記特定部分を届かせることが不可能である特別領域で前記特定部分を用いて行われる前記入力を検知する
ことを特徴とする。
【0008】
このような本発明の加熱調理器では、使用者の身長差で大人と子供とを振り分け、身長が基準値以上の大人には容易な入力が、身長が基準値未満の子供にとっては困難である。そのため、こうした入力をロック機能の発動および解除の条件としておけば、大人による入力で発動したロック機能が子供によって解除されてしまうことを抑制することが可能となる。
【0009】
上述した本発明の加熱調理器では、加熱部を収容した箱形の筐体を備えることとして、筐体の上方で、且つ、筐体の前面から基準値に応じた規定の距離以上離れた奥側に特別領域を設定してもよい。
【0010】
このような本発明の加熱調理器では、特別領域を筐体の上方、且つ奥側に配置することにより、加熱調理器の筐体の手前側に立った使用者が身長の高い大人であれば特定部分が届くが、身長の低い子供であれば特定部分が届かない状況を簡便に実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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