TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025064052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173470
出願日2023-10-05
発明の名称情報処理装置、通信装置、端末装置、通信システム、通信制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04W 76/28 20180101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】外部装置との通信を適時に開始できるようにする。
【解決手段】情報処理装置は、処理部を備え、処理部は、設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける第1端末装置との間で第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、第1端末装置との間で第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信が可能な範囲にある通信装置により第1端末装置との間で第2無線通信方式による通信を開始させて、待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求を通信装置から第1端末装置に送信させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
処理部を備え、
前記処理部は、
設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信が可能な範囲にある通信装置により前記第1端末装置との間で前記第2無線通信方式による通信を開始させて、前記待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求を前記通信装置から前記第1端末装置に送信させる、
情報処理装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記処理部は、
前記第1端末装置とは異なるユーザにより使用される第2端末装置から情報取得要求を受信した場合に前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信の開始を試み、
前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できた場合に、前記情報取得要求に係る情報を前記第1端末装置から取得して前記第2端末装置に送信し、
前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、前記間隔短縮要求を前記通信装置から前記第1端末装置に送信させ、前記間隔短縮要求に応じて前記待ち受け間隔を短縮した前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始し、前記情報を前記第1端末装置から取得して前記第2端末装置に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記間隔短縮要求は、前記通信の開始を間欠的に待ち受ける周期を短縮させることで前記待ち受け間隔を短縮させる要求を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記周期は、eDRX(extended Discontinuous Reception)の複数の規格値のうちいずれかの規格値に設定可能であり、
前記処理部は、前記周期を、前記eDRXの複数の規格値のうち、設定されている規格値よりも短い規格値に変更させるための前記間隔短縮要求を、前記通信装置から前記第1端末装置に送信させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記周期は、eDRXによる複数の規格値、及びDRX(Discontinuous Reception)の規格値のうちいずれかの規格値に設定可能であり、
前記処理部は、前記周期を、前記eDRXの複数の規格値のうちいずれかの規格値から、前記DRXの規格値に変更させるための前記間隔短縮要求を、前記通信装置から前記第1端末装置に送信させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記間隔短縮要求は、前記通信の開始の待ち受けを行う待ち受け期間を長くすることで前記待ち受け間隔を短縮させる要求を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1無線通信方式はLPWA(Low Power Wide Area)通信であり、
前記第2無線通信方式はBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信である、
請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
処理部を備え、
前記処理部は、
情報処理装置が、設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信を開始させて、前記待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求を前記第1端末装置に送信する、
通信装置。
【請求項9】
設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける端末装置であって、
処理部を備え、
前記処理部は、
通信装置からの要求に応じて、当該通信装置との間で前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信を行い、
前記通信装置との間の前記第2無線通信方式による通信において、前記待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求であって、前記端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始することができなかった情報処理装置が前記通信装置に送信させた前記間隔短縮要求を受信した場合に、前記待ち受け間隔を短縮するための処理を実行する、
端末装置。
【請求項10】
処理部を備える情報処理装置と、
設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける第1端末装置と、
前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信が可能な通信装置と、
を備え、
前記処理部は、
前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、前記第2無線通信方式による通信が可能な範囲にある前記通信装置により前記第1端末装置との間で前記第2無線通信方式による通信を開始させて、前記待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求を前記通信装置から前記第1端末装置に送信させる、
通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、通信装置、端末装置、通信システム、通信制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、無線通信機能を備えた端末装置において、所定の待ち受け間隔を空けて間欠的に通信の開始を待ち受けることで消費電力を低減する技術が知られている。また、特許文献1には、端末装置に設けられたセンサの検出データに基づいて端末装置の状況を判別し、頻繁に通信が生じ得る状況においては待ち受け間隔を短く設定し、高頻度の通信が不要な状況においては待ち受け間隔を長く設定することで、より柔軟に消費電力を低減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/170396号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、端末装置の待ち受け間隔が長く設定されている場合には、当該端末装置と通信を行おうとする他の装置は、タイミングによっては通信が開始されるまで長時間待機しなければならず、適時に通信を開始することができないという課題がある。
【0005】
本発明は、外部装置との通信を適時に開始できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、
処理部を備え、
前記処理部は、
設定された待ち受け間隔を空けて間欠的に第1無線通信方式による通信の開始を待ち受ける第1端末装置との間で前記第1無線通信方式による通信を開始できない場合に、前記第1端末装置との間で前記第1無線通信方式とは異なる第2無線通信方式による通信が可能な範囲にある通信装置により前記第1端末装置との間で前記第2無線通信方式による通信を開始させて、前記待ち受け間隔を短縮させるための間隔短縮要求を前記通信装置から前記第1端末装置に送信させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外部装置との通信を適時に開始できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの構成を示す図である。
サーバの機能構成を示すブロック図である。
電子時計の機能構成を示すブロック図である。
管理者端末の機能構成を示すブロック図である。
第三者端末の機能構成を示すブロック図である。
eDRXを説明する図である。
LTE-M及びNB-IoTにおけるeDRX周期を示す図である。
対象者情報の送受信フローを示す図である。
通信開始補助動作を含む場合の対象者情報の送受信フローを示す図である。
通信システムの他の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
(通信システムの概要)
図1は、通信システム1の構成を示す図である。
通信システム1は、サーバ10(情報処理装置)と、電子時計20(第1端末装置、端末装置)と、管理者端末30(第2端末装置)と、第三者端末40(通信装置)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯AIプラグイン
1か月前
個人
コメント配信システム
1か月前
個人
電気音響変換装置
1か月前
個人
テレビ会議拡張システム
28日前
株式会社SEtech
撮像装置
1か月前
日本放送協会
無線通信装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
7日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
1か月前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
1か月前
TOA株式会社
音響システム
29日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
23日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
7日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
20日前
オムロン株式会社
スレーブ装置
9日前
アイホン株式会社
インターホン機器
9日前
株式会社ニコン
カメラボディ
20日前
株式会社ニコン
撮像装置
28日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
28日前
理想科学工業株式会社
連絡システム
28日前
二幸産業株式会社
建物設備の管理装置
15日前
シャープ株式会社
画像読取装置
5日前
キヤノン株式会社
冷却装置と電子機器
29日前
17LIVE株式会社
サーバ及び方法
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
株式会社JVCケンウッド
映像記録装置
29日前
アイホン株式会社
ナースコールシステム
6日前
国立大学法人東京科学大学
超音波照射器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
28日前
株式会社国際電気
カメラシステム
1か月前
株式会社国際電気
通信局及び通信システム
1か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
ニッタン株式会社
引率支援システム
28日前
続きを見る