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公開番号
2025063081
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2024229323,2023171395
出願日
2024-12-25,2021-04-13
発明の名称
電子デバイス用モジュール式感知アセンブリ
出願人
アップル インコーポレイテッド
,
Apple Inc.
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G04G
21/00 20100101AFI20250408BHJP(時計)
要約
【課題】電子デバイスにおけるユーザ入力を検出するためのモジュール式感知アセンブリを提供する。
【解決手段】モジュール式感知アセンブリは、例示的なユーザ入力として、タッチ入力、指紋入力、並進入力、音声入力、バイオメトリック入力などを含み、モジュール式感知アセンブリを使用して受信した入力を使用して、電子デバイスのディスプレイのグラフィカル出力を制御することができる。モジュール式感知アセンブリは、例えば、電源ボタン、キーボードのキー、制御ボタン(例えば、音量制御)、ホームボタン、携帯時計の竜頭などとして構成され得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
電子携帯時計であって、
内部容積を画定し、側壁及び前記側壁に形成された凹部を有する筐体と、
前記内部容積内に配置された処理ユニットと、
前記処理ユニットに動作可能に結合されたディスプレイと、
前記凹部内に配設され、前記処理ユニットに動作可能に結合されたモジュール式感知アセンブリであって、
前記電子携帯時計の外面の一部分を画定するカバーと、
前記カバーの周囲に延びているトリム部材と、
を含む、アセンブリエンクロージャと、
前記カバーに配設され、心電計信号を検出するように構成された心電計電極と、
前記カバーと前記側壁との間に配置され、前記トリム部材によって少なくとも部分的に囲まれた感知サブアセンブリであって、
前記カバーへのタッチ入力を検出するタッチセンサと、
音声入力を検出するように構成された音声センサと、
を含む、感知サブアセンブリと、
前記カバーの下に配置され、前記カバーへの並進入力を検出するように構成された並進センサと、
前記トリム部材と前記筐体との間に配置され、前記内部容積から汚染物質を排除するように構成された封止部材と、
を備える、モジュール式感知アセンブリと、
を備え、
前記ディスプレイは、前記心電計信号、前記タッチ入力、前記音声入力、及び前記並進入力に応答するグラフィカル出力を提供するように構成されている、電子携帯時計。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記側壁は、前記側壁を通って前記内部容積まで延びる通路を更に画定し、
前記モジュール式感知アセンブリは、
前記側壁の内面に沿って配置された保持ブラケットと、
前記カバーの下に配置され、前記並進入力に応答して押し下がり、それによって前記並進センサを作動させるように構成された、ボタン部材と、
前記ボタン部材を少なくとも部分的に囲み、前記通路を通って延びる締結具を介して前記保持ブラケットに結合されたボタン保持具と、を更に含み、
前記封止部材は、前記ボタン保持具の周囲に延びている、
請求項1に記載の電子携帯時計。
【請求項3】
前記並進センサは、前記ボタン部材の第1の端部の下に配置された第1の並進センサであり、
前記モジュール式感知アセンブリは、前記ボタン部材の第2の端部の下に配置された第2の並進センサを更に備え、
前記カバーの第1の領域上の第1の並進入力が、前記ボタン部材の前記第1の端部を押し下げ、それによって前記第1の並進センサを作動させ、
前記カバーの第2の領域上の第2の並進入力が、前記ボタン部材の前記第2の端部を押し下げ、それによって前記第2の並進センサを作動させる、
請求項2に記載の電子携帯時計。
【請求項4】
前記通路は第1の通路であり、
前記側壁は、前記側壁を通って前記内部容積まで延びる第2の通路を更に画定し、
前記第1の並進センサは、少なくとも部分的に前記第1の通路内に配置されており、
前記第2の並進センサは、少なくとも部分的に前記第2の通路内に配置されている、
請求項3に記載の電子携帯時計。
【請求項5】
前記タッチセンサは、静電容量式タッチセンサであり、指紋入力を検出するように更に構成されている、請求項1に記載の電子携帯時計。
【請求項6】
前記カバーはサファイアを含む、請求項1に記載の電子携帯時計。
【請求項7】
前記カバーは、前記カバーを通って延びる開口部を画定し、
前記音声センサは、前記開口部の下に配置され、前記開口部を通じて前記音声入力を検出するように構成されている、
請求項1に記載の電子携帯時計。
【請求項8】
前記開口部の下に配置されており、汚染物質が前記開口部を通過するのを防止するように構成された膜を更に備える、請求項7に記載の電子携帯時計。
【請求項9】
電子携帯時計であって、
ディスプレイと、
前記ディスプレイに動作可能に結合された処理ユニットと、
前記ディスプレイを少なくとも部分的に囲む筐体であって、側壁を有し、前記側壁に形成された凹部を画定する、筐体と、
前記凹部内に配設されたモジュール式感知アセンブリであって、
入力面を画定するカバーと、
前記入力面の下に配置された静電容量式センサであって、
前記入力面へのタッチ入力を検出し、
前記入力面への指紋入力を検出するように構成された、静電容量式センサと、
前記カバーの下に配置され、前記カバーの開口部を通して音声入力を検出するように構成された音声センサと、
前記カバーの下に配置され、前記入力面における並進入力を検出するように構成された並進センサと、
前記カバー、前記静電容量式センサ、及び前記音声センサを少なくとも部分的に囲むトリム部材と、
を含む、モジュール式感知アセンブリと、
を備え、
前記ディスプレイは、前記タッチ入力、前記指紋入力、前記音声入力、及び前記並進入力に応答するグラフィカル出力を提供するように構成されている、電子携帯時計。
【請求項10】
前記側壁に沿って配置されており、回転入力を受けるように構成された竜頭を更に備え、
前記グラフィカル出力は、前記回転入力に更に応答する、
請求項9に記載の電子携帯時計。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
特許協力条約に基づく本特許出願は、2020年4月15日に出願され、「Modular Sensing Assembly for an Electronic Device」と題される米国非仮特許出願第16/849,548号に対する優先権を主張するものであり、その内容は、参照により全体が本明細書内に組み込まれる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
実施形態は概して、電子携帯時計又は他の電子デバイスに関する。より具体的には、説明される実施形態は、電子携帯時計又は他の電子デバイスにおいて複数のタイプの入力を受信するためのモジュール式感知アセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
多くの従来の電子デバイスは、ボタン、キー、又は他の同様の入力機構を備える。多くの従来の入力機構は、密閉することが困難であり、汚染物質がデバイスに入るおそれのある1つ以上の通路が導入されてしまう場合がある。更に、多くの従来の機構は、構造的に、構成要素レベルの試験又は簡単な修理を容易にできないように統合されている。本明細書に記載する実施形態は、いくつかの従来の入力機構に関連するこれらの問題及び他の問題に対処することができるモジュール式感知アセンブリを有する電子デバイスを対象とする。
【発明の概要】
【0004】
本開示で説明されるシステム、デバイス、方法、及び装置の実施形態は、電子デバイスにおいて複数のタイプの入力を受信するためのモジュール式感知アセンブリを対象とする。
【0005】
一実施形態は、内部容積を画定し、側壁及び側壁に形成された凹部を有する筐体と、内部容積内に配置された処理ユニットと、ディスプレイと、凹部内に配設され、処理ユニットに動作可能に結合されたモジュール式感知アセンブリと、を含む、電子携帯時計の形態をとることができる。モジュール式感知アセンブリは、電子携帯時計の外面の一部分を画定するカバーと、カバーの周囲に延びるトリム部材と、を含む、アセンブリエンクロージャを含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバー上に配設され、心電計信号を検出するように構成された心電計電極を更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバーと側壁との間に配置され、トリム部材によって少なくとも部分的に囲まれた感知サブアセンブリを更に含んでもよい。感知アセンブリは、カバー上のタッチ入力を検出するように構成されたタッチセンサと、音声入力を検出するように構成された音声センサと、を含み得る。モジュール式感知アセンブリは、カバーの下に配置され、カバーへの並進入力を検出するように構成された並進センサと、トリム部材と筐体との間に配置され、内部容積から汚染物質を排除するように構成された封止部材と、を更に含むことができる。ディスプレイは、心電計信号、タッチ入力、音声入力、及び並進入力に応答するグラフィカル出力を提供するように構成されてもよい。
【0006】
別の実施形態は、ディスプレイと、ディスプレイに動作可能に結合された処理ユニットと、ディスプレイを少なくとも部分的に囲み、側壁を有し、側壁に形成された凹部を画定する筐体と、を含む、電子携帯時計の形態をとることができる。電子携帯時計は、凹部内に配設されたモジュール式感知アセンブリを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、入力面を画定するカバーと、入力面の下に配置され、入力面上のタッチ入力を検出し、入力面上の指紋入力を検出するように構成された静電容量センサと、を含み得る。モジュール式感知アセンブリは、カバーの下に配置され、カバーの開口部を通して音声入力を検出するように構成された音声センサを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバーの下に配置され、入力面での並進入力を検出するように構成された並進センサを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバー、静電容量式センサ、及び音声センサを少なくとも部分的に囲むトリム部材を更に含んでもよい。ディスプレイは、タッチ入力、指紋入力、音声入力、及び並進入力に応答するグラフィカル出力を提供するように構成され得る。
【0007】
別の実施形態は、凹部を画定する筐体と、凹部内に配設されたモジュール式感知アセンブリと、を含む、電子デバイスの形態をとってもよい。モジュール式感知アセンブリは、入力面を画定し、並進入力に応答して並進するように構成されたカバーと、カバーの周囲に延びるトリム部材と、を含む、アセンブリエンクロージャを含み得る。モジュール式感知アセンブリは、アセンブリエンクロージャ内に少なくとも部分的に配置され、入力面上のタッチ入力を検出し、入力面上の指紋入力を検出するように構成されたタッチセンサを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、アセンブリエンクロージャ内に少なくとも部分的に配置され、カバーの開口部を通して音声入力を検出するように構成された音声センサを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバーの外面上に配設され、心電計信号を検出するように構成された心電計電極を更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、カバーの下に配置され、カバーの並進に応じて作動することによって並進入力を検出するように構成されたドームスイッチを更に含んでもよい。モジュール式感知アセンブリは、トリム部材と凹部の内面との間に配置された封止部材を更に含んでもよく、封止部材は、並進入力に応答して変形するように構成されている。
【0008】
上述の例示的な態様及び実施形態に加えて、更なる態様及び実施形態が、図面を参照し、以下の説明を検討することによって、明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
同様の参照番号が同様の構造的要素を指定する添付図面と併せて、以下の詳細な説明によって開示が容易に理解されよう。
【0010】
モジュール式感知アセンブリを組み込むことができる例示的な電子デバイスのブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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