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公開番号
2025048804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2024162297
出願日
2024-09-19
発明の名称
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
G04F
5/02 20060101AFI20250326BHJP(時計)
要約
【課題】ユーザが拍を取りやすい表示制御装置を提供すること。
【解決手段】表示制御装置は、光源部を制御する制御部を備える。制御部は、複数のテンポのなかから1つのテンポを設定し、設定されたテンポの第1の拍のタイミングに合わせて、光源部から照射されて表示部上に映る光の表示形態を第3の表示形態から第1の表示形態に変化させる。上記光が第3の表示形態と第1の表示形態との間で変化して映る第1の期間は、設定されたテンポに拘わらず、一定の長さである。この一定の長さは、設定可能なテンポのなかで最も速いテンポの1拍未満の長さである。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
複数のテンポのなかから1つのテンポを設定し、
設定されたテンポの第1の拍のタイミングに合わせて、前記光源部から照射されて表示部上に映る光の表示形態を第3の表示形態から第1の表示形態に変化させ、
前記光が前記第3の表示形態と前記第1の表示形態との間で変化して映る第1の期間は、前記設定されたテンポに拘わらず、一定の長さであり、
前記一定の長さは、設定可能なテンポのなかで最も速いテンポの1拍未満の長さである、
表示制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記設定されたテンポの第2の拍のタイミングに合わせて、前記光の表示形態を前記第3の表示形態から第2の表示形態に変化させ、
前記光が前記第3の表示形態と前記第2の表示形態との間で変化して映る第2の期間は、前記設定されたテンポに拘わらず、前記一定の長さである、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1の期間中、前記第1の拍のタイミングで、前記光を、強拍を表現する前記第1の表示形態の光に変化させ、
前記第2の期間中、前記第2の拍のタイミングで、前記光を、弱拍を表現する前記第2の表示形態の光に変化させる、
請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第1の表示形態の光は、第1の幅の光であり、
前記第2の表示形態の光は、前記第1の幅よりも狭い第2の幅の光である、
請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1の期間以外でかつ前記第2の期間以外の第3の期間中、前記光を、前記第1の幅および前記第2の幅よりも狭い第3の幅をもつ、前記第3の表示形態の光で、前記表示部に映す、
請求項4に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記第1の期間は、前記第1の拍のタイミングより前の第1時点から前記第1の拍のタイミングより後の第2時点までの期間であり、
前記第2の期間は、前記第2の拍のタイミングより前の第3時点から前記第2の拍のタイミングより後の第4時点までの期間である、
請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記第1時点から前記第1の拍のタイミングまでの間に、前記光を、第3の幅をもつ前記第3の表示形態の光から、より幅の広い前記第1の表示形態の光に伸ばし、前記第1の拍のタイミングから前記第2時点までの間に、前記光を、前記第1の表示形態の光から前記第3の表示形態の光に縮め、
前記第3時点から前記第2の拍のタイミングまでの間に、前記光を、前記第3の表示形態の光から、前記第3の表示形態の光よりも幅が広くかつ前記第1の表示形態の光よりも幅が狭い前記第2の表示形態の光に伸ばし、前記第2の拍のタイミングから前記第4時点までの間に、前記光を、前記第2の表示形態の光から前記第3の表示形態の光に縮める、
請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示制御装置と、
光源部と、
前記光源部から照射された光が映る表示部と、
を備える、
表示装置。
【請求項9】
光源部を制御するコンピュータに実行させる方法であって、
複数のテンポのなかから1つのテンポを設定し、
設定されたテンポの第1の拍のタイミングに合わせて、前記光源部から照射されて表示部上に映る光の表示形態を第3の表示形態から第1の表示形態に変化させ、
前記光が前記第3の表示形態と前記第1の表示形態との間で変化して映る第1の期間は、前記設定されたテンポに拘わらず、一定の長さであり、
前記一定の長さは、設定可能なテンポのなかで最も速いテンポの1拍未満の長さである、
方法。
【請求項10】
光源部を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
複数のテンポのなかから1つのテンポを設定し、
設定されたテンポの第1の拍のタイミングに合わせて、前記光源部から照射されて表示部上に映る光の表示形態を第3の表示形態から第1の表示形態に変化させ、
前記光が前記第3の表示形態と前記第1の表示形態との間で変化して映る第1の期間は、前記設定されたテンポに拘わらず、一定の長さであり、
前記一定の長さは、設定可能なテンポのなかで最も速いテンポの1拍未満の長さである、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
光を用いて拍やテンポをユーザに視覚的に伝える電子メトロノームが知られている。この種の電子メトロノームの具体的構成が、例えば特許文献1に記載される。
【0003】
特許文献1に記載の電子メトロノームは、複数の発光素子が縦一列に配置されたアレイを有する。この電子メトロノームは、点灯する発光素子を順次切り替えて光を縦方向に移動させることで、指揮棒の動きを模す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/93529号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に例示される従来の電子メトロノームでは、例えば、テンポによっては拍のタイミングが分かりにくくなる。このような電子メトロノーム(表示装置の一例)は、ユーザに拍のタイミングを掴みやすくさせるという観点において改良の余地がある。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが拍のタイミングを掴みやすい表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る表示制御装置は、光源部を制御する制御部を備える。制御部は、複数のテンポのなかから1つのテンポを設定し、設定されたテンポの第1の拍のタイミングに合わせて、光源部から照射されて表示部上に映る光の表示形態を第3の表示形態から第1の表示形態に変化させる。上記光が第3の表示形態と第1の表示形態との間で変化して映る第1の期間は、設定されたテンポに拘わらず、一定の長さである。この一定の長さは、設定可能なテンポのなかで最も速いテンポの1拍未満の長さである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、ユーザが拍のタイミングを掴みやすい表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る電子楽器の全体斜視図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の一部斜視図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器に備えられる表示ユニットの分解斜視図である。
本発明の一実施形態において、表示ユニットを電子メトロノームとして動作させる場合の説明図である。
本発明の一実施形態において、表示ユニットを電子メトロノームとして動作させる場合の説明図である。
本発明の一実施形態において、表示部に映る光の表示形態と時間との関係を示す図である。
本発明の一実施形態において、表示部に映る光が脈動する時間軸上の長さを説明する図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器に備えられるサブプロセッサにより実行されるメトロノーム処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る電子楽器に備えられるサブプロセッサにより実行されるメトロノーム処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る表示制御装置、表示装置、コンピュータの一例である表示装置で実行される方法およびプログラムについて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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