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公開番号
2025075931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187457
出願日
2023-11-01
発明の名称
時計用文字板および時計
出願人
セイコーウオッチ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04B
19/06 20060101AFI20250508BHJP(時計)
要約
【課題】樹脂層の形成精度を高めることができる時計用文字板および時計を提供する。
【解決手段】時計用文字板3は、第1主面21aに、突出部23および壁部31,32が突出して形成された基板21と、端面23aに形成された印刷層24と、樹脂層22と、を備える。樹脂層22は、第1主面21aのうち突出部23が形成されていない領域の少なくとも一部に形成されている。樹脂層22は、第1主面21aより高く位置する第2主面22aを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面に、端面を有する突出部、および壁部が突出して形成された基板と、
前記端面に形成された印刷層と、
前記第1主面のうち前記突出部が形成されていない領域の少なくとも一部に形成され、前記第1主面より高く位置する第2主面を有する樹脂層と、を備える、
時計用文字板。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記壁部は、前記基板の内周縁と外周縁のうち少なくとも一方に形成されている、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項3】
前記第2主面の高さ位置は、前記端面の高さ位置と同等である、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項4】
前記端面と直交する方向から見て、前記印刷層の周縁は、前記端面の周縁より内側にある、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項5】
前記端面に下地層が形成され、
前記印刷層は、前記下地層の表面に形成され、
前記端面と直交する方向から見て、前記印刷層の周縁は、前記下地層の周縁より内側にある、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項6】
前記端面に下地層が形成され、
前記印刷層は、前記下地層の表面に形成され、
前記端面と直交する方向から見て、前記印刷層の周縁は、前記下地層の周縁より内側にある、
請求項2記載の時計用文字板。
【請求項7】
前記樹脂層は、厚み方向に複数の層を有する、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項8】
前記樹脂層は、光透過性を有する、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項9】
前記樹脂層は、平面視において複数の領域に区画されている、
請求項1記載の時計用文字板。
【請求項10】
前記樹脂層は、意匠性を有する、
請求項1記載の時計用文字板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計用文字板および時計に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
時計用の文字板の表面には、凸状の突出部が形成されることがある。突出部は、例えば時刻などを示すインデックスの役割を果たす。文字板の表面には、樹脂層が形成されることがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-189493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
文字板は、他の部品を組み合わせることが必要となるため、高い形成精度が求められる。
樹脂層は、未硬化の樹脂を文字板の表面に塗布し、硬化させることによって形成される。樹脂層を形成する際には、文字板上の所定の領域から樹脂がはみ出ることなどによって、樹脂層の形成精度が低くなることがある。樹脂層の形状が乱れると、樹脂層の一部がケースや秒針などと干渉する可能性がある。特に、透明な樹脂を用いる場合、時計の組み立て完了に至るまで樹脂層の形状乱れに気づけず、生産効率が低くなることがある。このような事情により、時計用の文字板では、樹脂層の形成精度を高めることが求められている。
【0005】
本発明の一態様は、樹脂層の形成精度を高めることができる時計用文字板および時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)第1主面に、端面を有する突出部、および壁部が突出して形成された基板と、前記端面に形成された印刷層と、前記第1主面のうち前記突出部が形成されていない領域の少なくとも一部に形成され、前記第1主面より高く位置する第2主面を有する樹脂層と、を備える、時計用文字板。
【0007】
この構成によれば、樹脂層を形成する工程において、充てんされた樹脂が基板から外にはみ出るのを抑制できる。そのため、樹脂のはみ出しによる樹脂層の形状乱れは起こりにくい。したがって、樹脂層の形成精度を高めることができる。よって、時計用文字板の外観に関する品質を向上させることができる。
【0008】
(2)前記壁部は、前記基板の内周縁と外周縁のうち少なくとも一方に形成されている、(1)に記載の時計用文字板。
【0009】
この構成によれば、樹脂層を形成する工程において、樹脂が基板からはみ出るのを抑制することができる。例えば、外周縁に壁部があれば基板から外方への樹脂のはみ出しを抑制できる。内周縁に壁部があれば基板から内方への樹脂のはみ出しを抑制できる。よって、樹脂層の形成精度を高めることができる。
【0010】
(3)前記第2主面の高さ位置は、前記端面の高さ位置と同等である、(1)または(2)に記載の時計用文字板。
(【0011】以降は省略されています)
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