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公開番号2025068315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178124
出願日2023-10-16
発明の名称電子モジュール及び電子機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04G 3/00 20060101AFI20250421BHJP(時計)
要約【課題】製品の機種当たりの手間やコストの増大を抑制しつつ、アナログブロックの変更に対応することのできる電子モジュール及び電子機器を提供する。
【解決手段】電子モジュールは、第1回路基板と、アナログブロックと、第2回路基板とを備える。第1回路基板は、第1面に第1接続部を有し、第1面とは反対側の第2面に第2接続部を有し、第1接続部と第2接続部とが電気的に接続されている。アナログブロックは、第3接続部を有し、第3接続部が第1接続部と接続されている。第2回路基板は、第4接続部を有し、第4接続部が第2接続部と接続されている。第1接続部の位置と第2接続部の位置とは、平面透視で異なっている。アナログブロックは、平面透視で第2接続部及び第4接続部の少なくとも一部の範囲を含み第1回路基板の第1面と対向する対向面を有し、対向面が第1回路基板の側へ突出した突出部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1面に第1接続部を有し、前記第1面とは反対側の第2面に第2接続部を有し、前記第1接続部と前記第2接続部とが電気的に接続されている第1回路基板と、
第3接続部を有し、当該第3接続部が前記第1回路基板の前記第1接続部と接続されているアナログブロックと、
第4接続部を有し、当該第4接続部が前記第1回路基板の前記第2接続部と接続されている第2回路基板と、
を備え、
前記第1接続部の位置と前記第2接続部の位置とは、平面透視で異なっており、
前記アナログブロックは、平面透視で前記第2接続部及び前記第4接続部の少なくとも一部の範囲を含み前記第1回路基板の前記第1面と対向する対向面を有し、当該対向面が前記第1回路基板の側へ突出した突出部を有する、
電子モジュール。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第2接続部を複数有し、
前記第2接続部は、複数の集団に分かれて複数個ずつ並んでいる、
請求項1記載の電子モジュール。
【請求項3】
前記第1回路基板は、第1貫通孔を有し、
前記第2回路基板は、第2貫通孔を有し、
前記アナログブロックは、前記対向面から伸びる支柱を有し、
前記支柱は、前記第1貫通孔及び第2貫通孔に挿入されている、
請求項1記載の電子モジュール。
【請求項4】
前記支柱は、延在方向に沿ってねじ穴を有し、
当該ねじ穴にねじ込まれたねじにより前記第1回路基板、前記第2回路基板及び前記アナログブロックが互いに固定されている、
請求項3記載の電子モジュール。
【請求項5】
前記第1回路基板は、前記第2接続部を複数有し、
前記複数の第2接続部は、前記第1貫通孔の周りに環状又は円弧状に並んでいる、
請求項3記載の電子モジュール。
【請求項6】
前記突出部は、平面透視で2か所の前記支柱の間を結んで延びており、
前記第1回路基板は、前記第2接続部を複数有し、
前記複数の第2接続部は、前記突出部に沿って線状又は帯状に並んでいる、
請求項4記載の電子モジュール。
【請求項7】
前記第1回路基板の前記第2接続部と前記第2回路基板の前記第4接続部との間にインターコネクタを備える、請求項2記載の電子モジュール。
【請求項8】
前記アナログブロックは、前記支柱を複数有し、
前記支柱は、分散して位置している、請求項3記載の電子モジュール。
【請求項9】
前記複数の支柱は、平面透視で前記第2回路基板の中心と縁との間に環状に位置している、請求項8記載の電子モジュール。
【請求項10】
前記第2回路基板の前記第3接続部が位置する第3面とは反対側の第4面に位置するバッテリの収容部を備える、請求項1記載の電子モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電子モジュール及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、時計などの電子機器では、基板上に位置するマイコンなどの制御部は、基板上の接続端子に接続された各構成との間で信号が送受信される。構成の一部は、マイコンとともに基板上に位置し、他の一部、例えば可動部を有していたり、外部への報知動作や外部の検出動作を行ったりする構成群(アナログブロック)は、基板外に位置している。基板は、これら各構成の位置関係などに応じてマイコン、各構成及び信号配線の位置が設計される。
【0003】
時計において、2枚の回路基板を接続して用いる技術がある。1枚の回路基板は、時計のムーブメントに接続されている。ハウジングを挟んで位置するこれら2枚の回路基板間が、弾力性を有し、ハウジング内に位置するインターコネクタにより安定して接続される(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-9934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電子機器が有するアナログブロックの変更に応じて基板の再設計が必要となる場合がある。このときに全ての基板を再設計しなおすと、製品の機種当たりの手間やコストが増大するという課題がある。
【0006】
この発明の目的は、製品の機種当たりの手間やコストが増大することを抑制しつつ、アナログブロックの変更に対応することのできる電子モジュール及び電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
第1面に第1接続部を有し、前記第1面とは反対側の第2面に第2接続部を有し、前記第1接続部と前記第2接続部とが電気的に接続されている第1回路基板と、
第3接続部を有し、当該第3接続部が前記第1回路基板の前記第1接続部と接続されているアナログブロックと、
第4接続部を有し、当該第4接続部が前記第1回路基板の前記第2接続部と接続されている第2回路基板と、
を備え、
前記第1接続部の位置と前記第2接続部の位置とは、平面透視で異なっており、
前記アナログブロックは、平面透視で前記第2接続部及び前記第4接続部の少なくとも一部の範囲を含み前記第1回路基板の前記第1面と対向する対向面を有し、当該対向面が前記第1回路基板の側へ突出した突出部を有する、
電子モジュールである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
第1面に第1接続部を有し、前記第1面とは反対側の第2面に第2接続部を有し、前記第1接続部と前記第2接続部とが電気的に接続されている第1回路基板と、
第3接続部を有し、当該第3接続部が前記第1回路基板の前記第1接続部と接続されているアナログブロックと、
第4接続部を有し、当該第4接続部が前記第1回路基板の前記第2接続部と接続されている第2回路基板と、
を備え、
前記第1接続部の位置と前記第2接続部の位置とは、平面透視で異なっており、
前記第1回路基板は、前記アナログブロックの側から入射する光を検出する受光素子を有し、
前記第2回路基板は、前記受光素子による検出結果に基づく処理を実行する制御部を有する、
電子モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に従うと、製品の機種当たりの手間やコストが増大することを抑制しつつ、アナログブロックの変更に対応することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の電子時計の正面図である。
第1実施形態の電子モジュールの構造を説明する分解斜視図である。
第1回路基板の上面を見た平面図、及び下面を見た底面図である。
第2回路基板の上面を見た平面図である。
1つの突出部を含む電子モジュールの部分断面図である。
第2回路基板の下面側を見た斜視図である。
第2実施形態の電子モジュールの各構成の分解斜視図である。
第2実施形態の電子モジュールの1つの突出部を含む部分断面図である。
変形例の第1回路基板の上面を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の電子時計1の正面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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