特許ウォッチ

公開番号2025087103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201525
出願日2023-11-29
発明の名称勉強時間測定装置及び勉強時間測定方法
出願人株式会社5コーポレーション
代理人個人
主分類G04F 10/00 20060101AFI20250603BHJP(時計)
要約【課題】筆記動作だけではなく筆記動作以外の時間も勉強時間として正当に評価することの可能な勉強時間測定装置及び勉強時間測定方法を提供する。
【解決手段】勉強時間測定装置10は、筆記動作を検出する筆記動作検出手段11と、筆記動作検出手段11が筆記動作を検出すると勉強を開始したと判定する勉強開始判定手段12と、筆記動作検出手段11が筆記動作を検出しない時間が所定時間以上になると勉強が終了したと判定する勉強終了判定手段13と、勉強開始判定手段12による勉強開始判定から勉強終了判定手段13による勉強終了判定までの時間から、所定時間を引いた時間を勉強時間として算出する勉強時間算出手段14とを有している。また、筆記動作前の基準状態を登録する基準状態登録手段15を有し、筆記動作検出手段11は、基準状態からの変化により筆記動作を検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
筆記動作を検出する筆記動作検出手段と、
前記筆記動作検出手段が筆記動作を検出すると勉強を開始したと判定する勉強開始判定手段と、
前記筆記動作検出手段が筆記動作を検出しない時間が所定時間以上になると勉強が終了したと判定する勉強終了判定手段と、
前記勉強開始判定手段による勉強開始判定から前記勉強終了判定手段による勉強終了判定までの時間から、前記所定時間を引いた時間を勉強時間として算出する勉強時間算出手段と、
を有することを特徴とする勉強時間測定装置。
続きを表示（約 470 文字）【請求項２】
筆記動作前の基準状態を登録する基準状態登録手段を有し、
前記筆記動作検出手段は、前記基準状態からの変化により筆記動作を検出することを特徴とする請求項筆記動作１に記載の勉強時間測定装置。
【請求項３】
前記勉強時間算出手段は、算出した勉強時間が予め定めた最低時間以下の場合に勉強時間を０とすることを特徴とする請求項１に記載の勉強時間測定装置。
【請求項４】
筆記動作を検出する筆記動作検出ステップと、
前記筆記動作検出ステップにおいて筆記動作を検出すると勉強を開始したと判定する勉強開始判定ステップと、
前記筆記動作検出ステップにおいて筆記動作を検出しない時間が所定時間以上になると勉強が終了したと判定する勉強終了判定ステップと、
前記勉強開始判定ステップにおける勉強開始判定から前記勉強終了判定ステップにおける勉強終了判定までの時間から、前記所定時間を引いた時間を勉強時間として算出する勉強時間算出ステップと、
を有することを特徴とする勉強時間測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、勉強する子供等の勉強時間を測定する勉強時間測定装置及び勉強時間測定方法に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、子供等が勉強する際に、その勉強時間を測定して評価するシシテムが提案されている。例えば、特許文献１には、筆記具を使用した筆記行為における筆記量や筆記の速さを検出して、筆記量や筆記の速さに応じた情報をユーザの視覚または聴覚に訴えかける態様で出力するようにした筆記行為評価システムに関する発明が記載されている。ユーザの視覚または聴覚に訴えかける態様としては、筆記量が多くなるほど大きく伸びる樹木の画像や、筆記の速さに応じて種類の異なる果実が樹木に実るような画像が例示されている。
【０００３】
また、特許文献２には、文字を含む筆記動作であるか否かを判別し、文字を含む筆記動作であると判別した場合に筆記動作に関連づけられた度数を増加させ、度数の増加に応じてキャラクタ画像が成長するようにした電子機器に関する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－２１１５８７号公報
特許第６６１２４７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
勉強時間を測定して評価する主な目的は、勉強する子供等のやる気を引き出すことにあり、特許文献１、２に記載された発明のように、筆記量に応じて表示する画像を変化させる手法は有効である。
【０００６】
しかしながら、勉強内容によっては勉強時間と筆記量とは必ずしも一致しない。例えば、漢字の書き取りであれば筆記量が重要になるが、算数の文章題であれば回答を記入する前に筆記具や手を止めたまま頭の中で考える時間が必要になるため、筆記動作以外の時間も勉強時間として正当に評価する必要がある。
【０００７】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、筆記動作だけではなく筆記動作以外の時間も勉強時間として正当に評価することの可能な勉強時間測定装置及び勉強時間測定方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記課題を解決するため、本発明の勉強時間測定装置は、筆記動作を検出する筆記動作検出手段と、前記筆記動作検出手段が筆記動作を検出すると勉強を開始したと判定する勉強開始判定手段と、前記筆記動作検出手段が筆記動作を検出しない時間が所定時間以上になると勉強が終了したと判定する勉強終了判定手段と、前記勉強開始判定手段による勉強開始判定から前記勉強終了判定手段による勉強終了判定までの時間から、前記所定時間を引いた時間を勉強時間として算出する勉強時間算出手段と、を有することを特徴とする。
【０００９】
また好ましくは、筆記動作前の基準状態を登録する基準状態登録手段を有し、前記筆記動作検出手段は、前記基準状態からの変化により筆記動作を検出することを特徴とする。
【００１０】
また好ましくは、前記勉強時間算出手段は、算出した勉強時間が予め定めた最低時間以下の場合に勉強時間を０とすることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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