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公開番号
2025034332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140646
出願日
2023-08-31
発明の名称
電子時計
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G04G
17/04 20060101AFI20250306BHJP(時計)
要約
【課題】本発明は、環状部材の回転の際に環状部材に対して生じる摩擦を低減した上で、シート状部品を位置決めすることが可能な突起部を有する電子時計を提供することを目的とする。
【解決手段】電子時計(1)は、回転可能な環状部材(日車60)と、少なくとも一つの突起部(32又は39)を有する基材(メインプレート20)と、前記基材と前記環状部材との間に配置されるシート状部品(ソーラーパネル50)と、を備える。前記シート状部品は、前記少なくとも一つの突起部によって位置規制されており、前記環状部材は、前記突起部によって支持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能な環状部材と、
少なくとも一つの突起部を有する基材と、
前記基材と前記環状部材との間に配置されるシート状部品と、
を備え、
前記シート状部品は、前記少なくとも一つの突起部によって位置規制されており、
前記環状部材は、前記突起部によって支持されている、
電子時計。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記環状部材の回転軸に垂直な径方向における前記突起部の寸法は、前記環状部材の内周から外周までの幅よりも小さい、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項3】
前記少なくとも一つの突起部は、前記環状部材の内周の領域に対応する位置に配置されている、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項4】
前記環状部材は、前記少なくとも一つの突起部に支持されることによって前記シート状部品と接触しないように配置されている、
請求項1又は2に記載の電子時計。
【請求項5】
前記少なくとも一つの突起部は、前記環状部材の中心に関して円弧状に形成されている、
請求項1又は2に記載の電子時計。
【請求項6】
前記突起部が、
前記環状部材の回転軸に垂直な径方向における前記シート状部品の位置を決める第1突起部と、
前記環状部材の回転軸の回りの周方向及び前記径方向における前記シート状部品の位置を決める第2突起部と、
を有する
請求項1又は2に記載の電子時計。
【請求項7】
前記シート状部品は、
穴を有しており、
前記第2突起部が前記穴に嵌め込まれることで、前記シート状部品が前記基材に対して位置決めされている、
請求項6に記載の電子時計。
【請求項8】
前記基材は、ボスを有しており、
前記シート状部品は、
前記ボスに対応する孔を有しており、
前記ボスが前記孔に嵌め込まれることで、前記基材に対して位置決めされている、
請求項7に記載の電子時計。
【請求項9】
前記第2突起部と、前記ボスと、は前記シート状部品の仮想中心位置に関して互いに略対称となる位置に配置されている、
請求項8に記載の電子時計。
【請求項10】
前記環状部材を押さえるための押えを備え、
前記シート状部品は、環状の領域と、当該環状の領域から延出した延出部と、を有しており、
前記延出部は、前記押えによって押さえられている、
請求項1又は2に記載の電子時計。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子時計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
時計などのような電子機器は、ケースと、そのケースの内側に組み付けられる多数の部品とを備える。部品同士の相対的な位置決めのために、突起部又はピンなどが利用される。
【0003】
特許文献1に記載の技術では、順に重ねられた地板、シート状部品としての耐磁板、日車及びソーラーパネルがケースに収容されている。複数の突起部が地板に形成され、複数の穴が耐磁板に形成され、突起部が穴にそれぞれ嵌め込まれることによって、耐磁板の位置が決まる。これら突起部が日車の内周に沿って配置され、ソーラーパネルがその下から凸部によって支持されている。これによって、突起部が、耐磁板(シート状部品)の位置決めとソーラーパネルの支持との2つの役割を担っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-37057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の技術では、日車は耐磁板に重ねて設けられているため、日車が回転する際に、日車と日車を支持する耐磁板との間で大きな摩擦が発生してしまうという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、環状部材の回転の際に環状部材に対して生じる摩擦を低減した上で、シート状部品を位置規制することが可能な突起部を有する電子時計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、回転可能な環状部材と、少なくとも一つの突起部を有する基材と、前記基材と前記環状部材との間に配置されるシート状部品と、を備え、前記シート状部品は、前記少なくとも一つの突起部によって位置規制されており、前記環状部材は、前記突起部によって支持されている、電子時計が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の態様によれば、環状部材の回転の際に環状部材に対して生じる摩擦を低減した上で、シート状部品を位置規制することが可能な突起部を有する電子時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は電子時計の内部の分解斜視図である。
図2は電子時計の内部のメインプレート及びスペーサーの斜視図である。
図3は電子時計の内部のメインプレート及びソーラーパネルの斜視図である。
図4は電子時計の内部の平面図である。
図5は切断線Vに沿った面の断面図である。
図6は図2の一部の拡大図である。
図7は日付表示板の裏を示した斜視図である。
図8は変形例におけるメインプレート及びソーラーパネルの斜視図である。
図9は変形例におけるメインプレート及びソーラーパネルの斜視図である。
図10は比較例における日付表示板の設置箇所の断面図である。
図11は比較例における日付表示板の設置箇所の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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