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公開番号
2025110911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024004933
出願日
2024-01-17
発明の名称
印刷装置、及び、印刷装置の動作方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
B26D
5/20 20060101AFI20250723BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】印刷装置において長期間にわたってハーフカットを適切に行わせる。
【解決手段】印刷装置は、被印刷媒体にハーフカットを行うハーフカッタ30と、ハーフカッタ30を駆動するモータ60と、ハーフカッタ30によるハーフカットの累積回数を計数する計数部(制御回路80)と、計数部で計数した累積回数に基づいてモータ60へ印加するエネルギーに関する情報を設定する設定部(制御回路80)と、設定部に設定されているエネルギーに関する情報に従ってモータ60を駆動する駆動制御部(駆動回路70、制御回路80)と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被印刷媒体にハーフカットを行うカッタと、
前記カッタを駆動するモータと、
前記カッタによる前記ハーフカットの累積回数を計数する計数部と、
前記計数部で計数した前記累積回数に基づいて、前記モータへ印加するエネルギーに関する情報を設定する設定部と、
前記設定部に設定されている前記エネルギーに関する情報に従って前記モータを駆動する駆動制御部と、を備える
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置において、
前記設定部は、前記計数部で計数した前記累積回数に基づいて、前記モータへ印加する前記エネルギーを高める方向に前記エネルギーに関する情報を更新する
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載の印刷装置において、
前記設定部に設定される情報は、前記モータの駆動時間に関する情報を含み、
前記設定部は、前記計数部で計数した前記累積回数に基づいて、前記駆動時間を変更するように前記エネルギーに関する情報を更新する、
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の印刷装置において、
前記設定部に設定される情報は、前記モータのトルクに関する情報を含み、
前記設定部は、前記計数部で計数した前記累積回数に基づいて、前記トルクを変更するように前記エネルギーに関する情報を更新する、
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
請求項1に記載の印刷装置において、
前記設定部は、
前記計数部で計数した前記累積回数に対応する前記エネルギーに関する情報を複数の候補情報から選択し、
選択した当該情報を、前記モータへ印加するエネルギーに関する情報として設定する
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
前記カッタは、
切断刃と、刃受け部材と、を有し、
前記切断刃を前記刃受け部材に押し付けることで前記刃受け部材と前記切断刃の間に挟まれた被印刷媒体の一部を切断する
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
被印刷媒体にハーフカットを行うカッタによる前記ハーフカットの累積回数を計数することと、
計数した前記累積回数に基づいて、前記カッタを駆動するモータへ印加するエネルギーに関する情報を設定することと、
設定されている前記エネルギーに関する情報に従って前記モータの駆動することと、を含む
ことを特徴とする印刷装置の動作方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、印刷装置、及び、印刷装置の動作方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
テープ本体とセパレータとを含むテープに対して印刷を行う印刷装置には、テープ全体を切断するフルカッタに加えて、テープ本体のみを切断するハーフカッタを有するものがある。ハーフカッタを備えるラベルプリンタは、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
フルカッタには、対向する一対の刃部を交差させてテープを切断する鋏構造が多用される。これに対して、ハーフカッタには、刃受け部材に対してストッパ付きの刃部を押し付けて、ストッパによって刃受け部材と刃部の間に所定の間隔を確保しながらテープ本体を切断する押し切り構造が多用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-136301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
カッタの刃は長期間使用すると摩耗により切れ味が劣化してしまう。フルカッタであれば、切れ味の劣化を見越して予めある程度大きな力がフルカッタからテープへ加わるように構成すればよい。
【0006】
しかしながら、ハーフカッタの場合、必要以上に大きな力がテープへ加わると、切断すべきではないセパレータまで切断してしまう虞がある。
【0007】
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、印刷装置において長期間にわたってハーフカットを適切に行わせる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体にハーフカットを行うカッタと、前記カッタを駆動するモータと、前記カッタによる前記ハーフカットの累積回数を計数する計数部と、前記計数部で計数した前記累積回数に基づいて、前記モータへ印加するエネルギーに関する情報を設定する設定部と、前記設定部に設定されている前記エネルギーに関する情報に従って前記モータを駆動する駆動制御部と、を備える。
【0009】
本発明の一態様に係る印刷装置の動作方法は、被印刷媒体にハーフカットを行うカッタによる前記ハーフカットの累積回数を計数することと、計数した前記累積回数に基づいて、前記カッタを駆動するモータへ印加するエネルギーに関する情報を設定することと、設定されている前記エネルギーに関する情報に従って前記モータの駆動することと、を含む。
【発明の効果】
【0010】
上記の態様によれば、印刷装置において長期間にわたってハーフカットを適切に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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