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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025045981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023154095
出願日
2023-09-21
発明の名称
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
G04F
5/02 20060101AFI20250326BHJP(時計)
要約
【課題】ユーザが拍のタイミングを掴みやすい表示制御装置を提供すること。
【解決手段】表示制御装置は、光源部を制御する制御部を備える。制御部は、拍のタイミングに合わせて、光源部から照射されて表示部に映る光が表示部上の所定の軌道を繰り返し往復するように、上記光の表示位置を変化させ、拍のタイミングを含む一定期間中、軌道の両端に該当する位置において上記光の表示位置を停止させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
拍のタイミングに合わせて、前記光源部から照射されて表示部に映る光が前記表示部上の所定の軌道を繰り返し往復するように、前記光の表示位置を変化させ、
前記拍のタイミングを含む一定期間中、前記軌道の両端に該当する位置において前記光の表示位置を停止させる、
表示制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記拍のタイミングより前の第1時点から前記拍のタイミングより後の第2時点までの間は、前記光の表示位置を停止させる、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記光源部は、複数の発光素子を有し、
前記制御部は、
前記軌道の一端から他端までの各前記表示位置に対応する点灯パターンで前記複数の発光素子の発光制御を行い、
前記点灯パターンを順次切り替えて、前記光の前記表示位置を、前記一端から前記他端まで連続的に変化させ、次いで、前記他端から前記一端まで連続的に変化させることにより、前記光を前記軌道上で往復させる、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記軌道の一端に対応する第1の前記点灯パターンおよび前記軌道の他端に対応する第2の前記点灯パターンの時間を、前記軌道の一端と他端との間の各前記表示位置に対応する、他の前記点灯パターンの時間よりも、長くする、
請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記軌道は、線分の軌道であり、
前記複数の発光素子は、前記軌道に対応して、直線上に並べて配置される、
請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記発光素子は、LED(Light Emitting Diode)である、
請求項3から請求項5の何れか一項に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記一定期間の長さをテンポに応じて設定する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、
往路において、前記光の前記表示位置を、前記軌道の一端から前記軌道の中間点まで、二次関数的に加速させながら移動させ、前記中間点から前記軌道の他端まで、二次関数的に減速させながら移動させ、
復路において、前記光の前記表示位置を、前記他端から前記中間点まで、二次関数的に加速させながら移動させ、前記中間点から前記一端まで、二次関数的に減速させながら移動させる、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項9】
請求項1に記載の表示制御装置と、
光源部と、
前記光源部から照射された光が映る表示部と、
を備える、
表示装置。
【請求項10】
光源部を制御するコンピュータに実行させる方法であって、
拍のタイミングに合わせて、前記光源部から照射されて表示部に映る光が前記表示部上の所定の軌道を繰り返し往復するように、前記光の表示位置を変化させ、
前記拍のタイミングを含む一定期間中、前記軌道の両端に該当する位置において前記光の表示位置を停止させる、処理を、コンピュータに実行させる、
方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
光を用いて拍やテンポをユーザに視覚的に伝える電子メトロノームが知られている。この種の電子メトロノームの具体的構成が、例えば特許文献1に記載される。
【0003】
特許文献1に記載の電子メトロノームは、横一列に配置された複数のLED(Light Emitting Diode)のうち1つのLEDを点灯させる。この電子メトロノームは、往路において、点灯するLEDを左から右に1つずつシフトさせ、復路において、点灯するLEDを右から左に1つずつシフトさせる。これを繰り返すことにより、光の表示位置が繰り返し往復移動して、振り子式メトロノームの動きが再現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-88977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電子メトロノームでは、物理的なバーを動かす振り子式メトロノームと異なり、光を映す表示部のデザインによって、光の移動範囲が分かりづらいことがある。光の移動範囲が分かりにくい(すなわち、光がどこまで移動するかが分かりにくい)場合、ユーザが拍のタイミングを掴みにくい。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが拍のタイミングを掴みやすい表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る表示制御装置は、光源部を制御する制御部を備える。制御部は、拍のタイミングに合わせて、光源部から照射されて表示部に映る光が表示部上の所定の軌道を繰り返し往復するように、上記光の表示位置を変化させ、拍のタイミングを含む一定期間中、軌道の両端に該当する位置において上記光の表示位置を停止させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、ユーザが拍のタイミングを掴みやすい表示制御装置、表示装置、方法およびプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る電子楽器の全体斜視図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の一部斜視図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器に備えられる表示ユニットの分解斜視図である。
本発明の一実施形態において、表示ユニットを電子メトロノームとして動作させる場合の説明図である。
本発明の一実施形態において、表示ユニットを電子メトロノームとして動作させる場合の説明図である。
本発明の一実施形態において、表示部に映る光の表示位置と時間との関係を示す図である。
本発明の一実施形態において、表示部に映る光の停止時間とテンポとの関係を示す図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器に備えられるサブプロセッサにより実行されるメトロノーム処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る表示制御装置、表示装置、コンピュータの一例である表示装置で実行される方法およびプログラムについて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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