TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025051067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159973
出願日
2023-09-25
発明の名称
時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04C
3/00 20060101AFI20250328BHJP(時計)
要約
【課題】長時間の歩度測定を実現でき、歩度測定作業も効率化できる時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法の提供。
【解決手段】時計は、時刻を表示する指針と、指針の動作を制御する制御手段と、発電用コイルを備える発電機と、時計外部に設けられた歩度測定装置に、発電用コイルを介して一定周期で歩度測定信号を送信する送信手段と、発電用コイルで発生した電気エネルギーを蓄電し、制御手段および送信手段に電気エネルギーを供給する蓄電装置と、を備え、蓄電装置は、歩度測定信号の送信と次の歩度測定信号の送信との間に、歩度測定装置から送信された電力を、発電用コイルを介して受電して蓄電装置に蓄電することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
時刻を表示する指針と、
前記指針の動作を制御する制御手段と、
発電用コイルを備える発電機と、
時計外部に設けられた歩度測定装置に、前記発電用コイルを介して一定周期で歩度測定信号を送信する送信手段と、
前記発電用コイルで発生した電気エネルギーを蓄電し、前記制御手段および前記送信手段に前記電気エネルギーを供給する蓄電装置と、を備え、
前記蓄電装置は、前記歩度測定信号の送信と次の前記歩度測定信号の送信との間に、前記歩度測定装置から送信された電力を、前記発電用コイルを介して受電して前記蓄電装置に蓄電する
ことを特徴とする時計。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の時計において、
前記蓄電装置は、前記歩度測定信号を送信する前に、前記発電用コイルを介して前記歩度測定装置から受電した電力を蓄電し、
前記送信手段は、前記蓄電装置に蓄電された電力によって、前記歩度測定信号の送信を開始する
ことを特徴とする時計。
【請求項3】
請求項2に記載の時計において、
軸方向に移動可能なりゅうずを備え、
前記制御手段は、起動後に前記りゅうずの位置を検出し、検出した前記りゅうずの位置が所定位置の場合に、前記歩度測定信号の送信を開始する
ことを特徴とする時計。
【請求項4】
請求項1に記載の時計において、
ゼンマイと、前記ゼンマイの機械エネルギーを伝達する輪列とを備え、
前記指針は、前記輪列によって駆動され、
前記発電機は、前記ゼンマイの前記機械エネルギーを前記電気エネルギーに変換することで発電可能であり、
前記蓄電装置が前記発電用コイルを介して前記歩度測定装置から送信された電力を蓄電する処理は、前記ゼンマイが巻かれていない状態で実行可能である
ことを特徴とする時計。
【請求項5】
請求項1に記載の時計において、
前記送信手段は、
前記蓄電装置に接続された第1の電源ラインと、前記発電用コイルの一方の端子との間に接続された第1のトランジスターと、
前記第1の電源ラインと、前記発電用コイルの他方の端子との間に接続された第2のトランジスターと、
前記蓄電装置に接続された第2の電源ラインと、前記発電用コイルの一方の端子との間に接続された送信用トランジスターと、
前記第1のトランジスターと、前記第2のトランジスターと、前記送信用トランジスターとを制御する歩度測定信号送信回路と、を備える
ことを特徴とする時計。
【請求項6】
請求項5に記載の時計において、
前記歩度測定信号送信回路は、一定周期毎に、
前記第1のトランジスターおよび前記第2のトランジスターをオン状態に制御して、前記発電用コイルの各端子を前記第1の電源ラインに接続して短絡した後、
前記第2のトランジスターをオン状態に維持した状態で、前記第1のトランジスターをオフ状態、前記送信用トランジスターをオン状態に制御して前記発電用コイルの一方の端子を前記第2の電源ラインに接続して、前記蓄電装置から前記発電用コイルに電流を流して前記歩度測定信号を送信する
ことを特徴とする時計。
【請求項7】
請求項1に記載の時計において、
前記一定周期は1秒である
ことを特徴とする時計。
【請求項8】
発電用コイルを有する時計の歩度測定を行う歩度測定装置であって、
前記発電用コイルと電磁結合するコイルと、
前記コイルを介して前記時計から一定周期で送信される歩度測定信号を受信する受信部と、
前記歩度測定信号を受信後、次の前記歩度測定信号を受信するまでの間、前記一定周期より短い所定の時間、前記コイルを介して電力を送信する電力送信制御部と、
を備えることを特徴とする歩度測定装置。
【請求項9】
時計と、時計外部に設けられて前記時計の歩度を測定する歩度測定装置とを備える歩度測定システムであって、
前記時計は、
時刻を表示する指針と、
前記指針の動作を制御する制御手段と、
発電用コイルを備える発電機と、
前記歩度測定装置に、前記発電用コイルを介して一定周期で歩度測定信号を送信する送信手段と、
前記発電用コイルで発生した電気エネルギーを蓄電し、前記制御手段および前記送信手段に前記電気エネルギーを供給する蓄電装置と、を備え、
前記歩度測定装置は、
前記発電用コイルと電磁結合するコイルと、
前記コイルを介して前記時計から一定周期で送信される前記歩度測定信号を受信する受信部と、
前記歩度測定信号を受信後、次の前記歩度測定信号を受信するまでの間、前記一定周期より短い所定の時間、前記コイルを介して電力を送信する電力送信制御部と、を備え、
前記蓄電装置は、前記歩度測定装置から送信された電力を、前記発電用コイルを介して蓄電する
ことを特徴とする歩度測定システム。
【請求項10】
歩度測定装置を用いて時計の歩度を測定する歩度測定方法であって、
前記時計を恒温槽に配置し、歩度測定モードに移行する工程と、
前記時計から発電用コイルを用いて歩度測定信号を一定周期で送信する工程と、
前記歩度測定信号を受信した前記歩度測定装置が前記一定周期よりも短い所定の時間、前記歩度測定装置のコイルを介して電力を送信する工程と、
前記発電用コイルを介して前記歩度測定装置から送信された電力を前記時計の蓄電装置に蓄電する工程と、
を備えることを特徴とする歩度測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、発電機のコイルを歩度測定用コイルとして兼用し、一定周期ごとに発電機のコイルに所定時間電流を流して歩度測定を行う電子制御式機械時計が開示されている。この電子制御式機械時計は、歩度測定モードを備える。歩度測定モードでは、発電機のブレーキ制御を解除して発電機をフリーラン状態にしてから、歩度測定パルスを出力する。これにより、歩度測定モードではチョッピングブレーキ制御によるチョッピング信号の出力がなくなり、歩度測定パルスを確実に検出できるとともに、発電機は作動し続けるために、電源回路を充電し続けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第00/031595号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、歩度測定モード時に発電機をフリーラン状態にしているため、通常運針時に比べてゼンマイが解ける速度が3~4倍速くなる。このため、発電機に電磁ブレーキを掛けることで調速している通常運針時に、ゼンマイがフル巻き状態から解け切るまでの時間が例えば72時間であった場合でも、歩度測定モード時にはゼンマイはフル巻き状態から18~24時間で解けてしまう。発電機はゼンマイのトルクによって発電し、その電力を用いて歩度測定パルスを出力するため、ゼンマイが解け切ると発電も停止し、歩度測定パルスも出力できなくなる。
一方で、年差時計と呼ばれる高精度の時計では、完成品の時計を恒温槽に入れて3温度、例えば、15℃、25℃、35℃で歩度測定を行っている。この際、恒温槽内の温度が設定した所定温度になるまでの時間と、恒温槽に入れた時計の内部まで設定した温度になるまでの時間と、その温度での歩度を測定する時間とが必要となるため、1つの温度での測定に約6時間掛かり、3温度での歩度測定に必要な時間は約18時間であった。
このため、歩度測定前に、完成品の時計のゼンマイをフル巻きにする必要があり、手間が掛かっていた。また、歩度測定作業が完了する前にゼンマイが解けた場合には、歩度測定作業を中断し、再びゼンマイをフル巻きにしてから続きの歩度測定を行うため、更に手間が掛かり、かつ、歩度測定作業時間が長くなり、効率が低下していた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の時計は、時刻を表示する指針と、前記指針の動作を制御する制御手段と、発電用コイルを備える発電機と、時計外部に設けられた歩度測定装置に、前記発電用コイルを介して一定周期で歩度測定信号を送信する送信手段と、前記発電用コイルで発生した電気エネルギーを蓄電し、前記制御手段および前記送信手段に前記電気エネルギーを供給する蓄電装置と、を備え、前記蓄電装置は、前記歩度測定信号の送信と次の前記歩度測定信号の送信との間に、前記歩度測定装置から送信された電力を、前記発電用コイルを介して受電して前記蓄電装置に蓄電することを特徴とする。
【0006】
本開示の歩度測定装置は、発電用コイルを有する時計の歩度測定を行う歩度測定装置であって、前記発電用コイルと電磁結合するコイルと、前記コイルを介して前記時計から一定周期で送信される歩度測定信号を受信する受信部と、前記歩度測定信号を受信後、次の前記歩度測定信号を受信するまでの間、前記一定周期より短い所定の時間、前記コイルを介して電力を送信する電力送信制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の歩度測定システムは、時計と、時計外部に設けられて前記時計の歩度を測定する歩度測定装置とを備える歩度測定システムであって、前記時計は、時刻を表示する指針と、前記指針の動作を制御する制御手段と、発電用コイルを備える発電機と、前記歩度測定装置に、前記発電用コイルを介して一定周期で歩度測定信号を送信する送信手段と、前記発電用コイルで発生した電気エネルギーを蓄電し、前記制御手段および前記送信手段に前記電気エネルギーを供給する蓄電装置と、を備え、前記歩度測定装置は、前記発電用コイルと電磁結合するコイルと、前記コイルを介して前記時計から一定周期で送信される前記歩度測定信号を受信する受信部と、前記歩度測定信号を受信後、次の前記歩度測定信号を受信するまでの間、前記一定周期より短い所定の時間、前記コイルを介して電力を送信する電力送信制御部と、を備え、前記蓄電装置は、前記歩度測定装置から送信された電力を、前記発電用コイルを介して蓄電することを特徴とする。
【0008】
本開示の歩度測定方法は、歩度測定装置を用いて時計の歩度を測定する歩度測定方法であって、前記時計を恒温槽に配置し、歩度測定モードに移行する工程と、前記時計から発電用コイルを用いて歩度測定信号を一定周期で送信する工程と、前記歩度測定信号を受信した前記歩度測定装置が前記一定周期よりも短い所定の時間、前記歩度測定装置のコイルを介して電力を送信する工程と、前記発電用コイルを介して前記歩度測定装置から送信された電力を前記時計の蓄電装置に蓄電する工程と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の時計を示す正面図である。
第1実施形態の時計を示すブロック図である。
第1実施形態の時計の要部を示す回路図である。
第1実施形態の歩度測定時の波形を示す図である。
第1実施形態の歩度測定装置の構成を示すブロック図である。
第1実施形態の時計の動作を説明するフローチャートである。
第1実施形態の歩度測定装置の動作を説明するフローチャートである。
第2実施形態の時計を示すブロック図である。
第2実施形態の歩度測定装置の構成を示すブロック図である。
第2実施形態の時計の動作を説明するフローチャートである。
第2実施形態の歩度測定装置の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態の時計1および歩度測定装置100を図面に基づいて説明する。
図1は、時計1を示す正面図である。本実施形態では、時計1は電子制御式機械時計として構成される。
図1に示すように、時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計であり、円筒状の外装ケース2を備え、外装ケース2の内周側に、文字板3が配置されている。外装ケース2の二つの開口のうち、表面側の開口は、カバーガラスで塞がれており、裏面側の開口は裏蓋で塞がれている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
物体認識タイマー
1か月前
株式会社アワジテック
アラーム装置
1か月前
リズム株式会社
押し釦
29日前
カシオ計算機株式会社
時計
23日前
シチズン時計株式会社
提げ時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子時計
23日前
オメガ・エス アー
携行型時計ムーブメントの測定用支持体
18日前
セイコーエプソン株式会社
電子制御式機械時計
29日前
個人
アナログ時計、時刻表示方法、および、時刻表示プログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
ケース、時計、およびケースの製造方法
12日前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー及び時計
1日前
セイコーエプソン株式会社
文字板の製造方法および文字板
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
23日前
セイコーエプソン株式会社
時計用部品および時計
29日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、報知方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子時計、表示制御方法及びプログラム
23日前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
2日前
カシオ計算機株式会社
ケース機器、時計及びケース機器の製造方法
12日前
ロレックス・ソシエテ・アノニム
時計駆動装置
22日前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー、時計及びギヤアッシーの製造方法
1日前
セイコーエプソン株式会社
時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法
1日前
コマデュール ソシエテ アノニム
外部部品を製造するべく基板を3次元装飾する方法
29日前
カシオ計算機株式会社
時計、情報処理装置、時刻表示方法及びプログラム
3日前
コマデュール ソシエテ アノニム
外部部品を製造するべく基板を3次元装飾する方法
29日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、時計、情報処理方法、時刻表示方法及びプログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
表示装置及び時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
機器の制御装置、機器の制御方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
時計ケース及び電子時計
1か月前
オメガ・エス アー
石によって装飾された黒色のコンポーネント及びその製造方法
1か月前
ロレックス・ソシエテ・アノニム
時計部品の製造方法
1か月前
ロレックス・ソシエテ・アノニム
時計部品の製造方法
1か月前
オメガ・エス アー
時計、計器、機械式ムーブメント、機械式ムーブメントまたは計器用の金属シャフト及びその製造方法
1か月前
オメガ・エス アー
時計、計器、機械式ムーブメント、機械式ムーブメントまたは計器用の金属シャフト及びその製造方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る