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公開番号2025050488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159312
出願日2023-09-25
発明の名称ギヤアッシー、時計及びギヤアッシーの製造方法
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04B 35/00 20060101AFI20250328BHJP(時計)
要約【課題】製造コストを抑制する。
【解決手段】ギヤアッシー40は、シャフト40Aと、シャフト40Aに挿通されるシリコン製のギヤ40Bと、ギヤ40Bをシャフト40Aにカシメるカシメ部材40Dと、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトに挿通されるシリコン製のギヤと、
前記ギヤを前記シャフトにカシメるカシメ部材と、
を備えるギヤアッシー。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ギヤよりも小径であり、前記シャフトに挿通されるシリコン製のピニオンを備え、
前記カシメ部材は、前記ピニオンを前記シャフトにカシメる、
請求項1に記載のギヤアッシー。
【請求項3】
前記ギヤは、前記ピニオンとの周方向向きを合わせるためのマークを有し、
前記マークは、前記ピニオンが適正な周方向向きに組み付けられた場合に当該ピニオンの歯で覆われ、かつ、前記ピニオンが適正な周方向向きに組み付けられない場合に当該ピニオンの歯の間から露出する位置に形成されている、
請求項2に記載のギヤアッシー。
【請求項4】
前記ギヤには針位置検出用の穴が形成されている、
請求項3に記載のギヤアッシー。
【請求項5】
前記針位置検出用の穴が、前記マークを兼ねている、
請求項4に記載のギヤアッシー。
【請求項6】
前記シャフトは、前記ギヤと接触する面の内径側の角部に逃げ溝を有する、
請求項1に記載のギヤアッシー。
【請求項7】
前記シャフトに挿通されるシリコン製のスペーサを備え、
前記カシメ部材は、前記スペーサを前記シャフトにカシメる、
請求項1に記載のギヤアッシー。
【請求項8】
前記シャフトは、前記スペーサと接触する面の内径側の角部に逃げ溝を有する、
請求項7に記載のギヤアッシー。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載のギヤアッシーを含む輪列機構と、
前記輪列機構を収容するケースと、
を備える時計。
【請求項10】
時計の輪列機構に用いるギヤと、前記ギヤよりも小径のピニオンとを含むギヤアッシーの製造方法であって、
1枚のシリコンウェハからフォトリソグラフィにより作製された前記ギヤ及び前記ピニオンにシャフトを挿通させて前記ギヤアッシーを組み立てる組立工程、
を備える、
ギヤアッシーの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ギヤアッシー、時計及びギヤアッシーの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
腕時計等の輪列機構では、形状やサイズの異なる多数のギヤが用いられる(例えば、特許文献1参照)。特に高価格帯の製品等は少量多品種となることが多いため、開発コストを含む製造コストが高くなりがちである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―30092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、製造コストを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために、本発明は、ギヤアッシーであって、
シャフトと、
前記シャフトに挿通されるシリコン製のギヤと、
前記ギヤを前記シャフトにカシメるカシメ部材と、
を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、製造コストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る時計の要部を示す正面図である。
実施形態に係る時計における時針駆動機構の輪列機構の断面図である。
実施形態に係るギヤアッシーの一例の断面図である。
実施形態に係るギヤアッシーの一例の断面図である。
実施形態に係るギヤの平面図であり、そのうち(a)は単品図、(b)はシャフトのピニオンとの周方向向きが適正である状態を示す図、(c)はピニオンとの周方向向きがズレている状態を示す図である。
実施形態に係る時計の製造方法の手順を示すフローチャートである。
フォトリソグラフィにより複数のギヤ及びピニオンの形状を転写したシリコンウェハの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0009】
[時計の全体構成]
図1は、本実施形態に係る時計100の要部を示す正面図である。なお、図1では、要部構造の分かり易さのために、文字板やメインプレート21の一部等の図示を省略している。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る時計100は、複数の指針3(秒針3s、分針3m、時針3h)で時字102を指し示して時刻表示を行うアナログ方式の時計である。時計100は、正面視で短円筒状に形成された本体ケース101を備える。
本体ケース101の内部には、複数の指針3と、当該複数の指針3を個別に回転駆動させる複数の駆動機構30等とが収容されている。
(【0011】以降は省略されています)

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