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公開番号2025034316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140625
出願日2023-08-31
発明の名称電子時計、表示制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04C 3/00 20060101AFI20250306BHJP(時計)
要約【課題】電子時計において所定の情報を一時的に表示させる場合に、当該所定の情報の視認性を向上させる。
【解決手段】電子時計は、文字板70と、文字板70上の一部に設けられた気圧表示部72と、文字板70上の一部であって気圧表示部72とは異なる領域に設けられたデジタル表示部73を備える。CPUは、BTモードに戻るタイミングで、デジタル表示部73と、指針14による指針により電池残量を表示する気圧表示部72の双方に、電池残量をそれぞれ所定時間表示させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
文字板と、
前記文字板上の一部の領域に設けられた第1表示部と、
前記文字板上の前記第1表示部とは異なる領域に設けられた第2表示部と、
予め定められたタイミングで、前記第1表示部と前記第2表示部の双方に、第1情報をそれぞれ所定時間表示させる制御部と、
を備える電子時計。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1表示部は、複数の第1目盛りと当該第1目盛りのいずれかを指し示すための第1指針とを有するとともに、前記第1指針が回転して複数の前記第1目盛りのいずれかを指し示すことによって前記第1情報を表示し、
前記第2表示部は、デジタル表示により前記第1情報を表示する、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項3】
前記文字板は、時字と、当該時字を指し示す第2指針と、を有し、
前記第1指針は、前記第2指針よりも視認方向で低い位置に設けられている、
請求項2に記載の電子時計。
【請求項4】
前記第1情報は、電池残量である、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項5】
前記第1情報は、電池残量であり、
前記制御部は、
前記電池残量が閾値以下である場合は、電池残量不足を警告する表示を前記第2表示部に表示させる、請求項1に記載の電子時計。
【請求項6】
前記第1指針は、正転方向と逆転方向に回転可能であり、
前記制御部は、前記予め定められたタイミングで前記第1情報を前記第1表示部に表示させる場合に、前記第1指針の現在位置から当該第1指針が指し示すべき前記第1目盛りの位置までの到達時間が早い回転方向で前記第1指針を回転させる、
請求項2に記載の電子時計。
【請求項7】
前記第1表示部は、前記第1目盛りが表示された第1領域と、前記第1情報とは異なる第2情報を指し示すための第2目盛りが表示された第2領域と、を有し、
前記制御部は、
前記第1表示部において前記第1指針が前記第2領域内の前記第2目盛りを指し示すことにより前記第2情報が表示されている状態から前記第1指針を前記第1領域内に移動させて前記第1情報を表示する状態に切り替える場合、前記第1指針の現在位置から前記第1指針が指し示すべき前記第1目盛りの位置までの到達時間が早い回転方向で前記第1指針を回転させる、
請求項6に記載の電子時計。
【請求項8】
前記第1表示部は、前記第1目盛りが表示された第1領域と、前記第1情報とは異なる第2情報を指し示すための第2目盛りが表示された第2領域と、を有し、
前記第2領域が、前記文字板において前記第1領域よりも外側に設けられている、
請求項2に記載の電子時計。
【請求項9】
操作部を備え、
前記制御部は、
前記第1指針が指し示すべき前記第1目盛りを指し示す前に前記操作部の操作により前記第1情報の表示の解除が指示された場合、前記指し示すべき前記第1目盛りまで前記第1指針を回転させてから前記解除を行う、
請求項2に記載の電子時計。
【請求項10】
前記電子時計は、第1モードを含む複数の動作モードを有し、
前記予め定められたタイミングは、前記第1モードとは異なる動作モードから前記第1モードに切り替わるタイミングである、
請求項1に記載の電子時計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子時計、表示制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モード遷移の際(例えばワールドタイムモードから通常の時刻表示モードに戻る際)に、電池残量をモード針で指し示すことにより表示するような時計がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-098099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、モード針のような指針だけで電池残量などの所定の情報を表示すると、時計の分針や時針が指針にかぶってしまって視認性が悪くなってしまうことがあった。特に情報を一時的にしか表示しない場合、ユーザが表示を見逃す可能性があった。
【0005】
本発明の課題は、電子時計において所定の情報を一時的に表示させる場合に、当該所定の情報の視認性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の電子時計は、
文字板と、
前記文字板上の一部の領域に設けられた第1表示部と、
前記文字板上の前記第1表示部とは異なる領域に設けられた第2表示部と、
予め定められたタイミングで、前記第1表示部と前記第2表示部の双方に、第1情報をそれぞれ所定時間表示させる制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電子時計において所定の情報を一時的に表示させる場合に、当該所定の情報の視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における電子時計の概略の機能的構成を示すブロック図である。
図1の電子時計の外観の一例を示す図である。
図1の気圧表示部を拡大して示す図である。
図1のCPUにより実行されるモードシフト処理の流れを示すフローチャートである。
BTモードにおける電子時計の表示の一例を示す図である。
気圧モードにおける電子時計の表示の一例を示す図である。
ストップウォッチモードにおける電子時計の表示の一例を示す図である。
(a)は、BTモードに戻った際に、電池残量のレベルがHighである場合に所定時間表示される電子時計の表示の一例を示す図、(b)は、BTモードに戻った際に、電池残量のレベルがMiddleである場合に所定時間表示される電子時計の表示の一例を示す図である。
(a)は、BTモードに戻った際に、電池残量のレベルがLowである場合に所定時間表示される電子時計の表示の一例を示す図であり、(b)は、(a)の表示後に表示される電池残量不足を警告する表示を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
[電子時計1の構成]
まず、本実施形態の電子時計1の構成について説明する。
図1は、電子時計1の概略の機能的構成を示すブロック図である。図2は、電子時計1の外観を示す図である。図2に示すように、電子時計1は、例えば、腕時計型の時計である。
(【0011】以降は省略されています)

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