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公開番号
2025062966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172385
出願日
2023-10-03
発明の名称
充填材充填装置
出願人
オリエンタル白石株式会社
,
株式会社ティ・エス・プランニング
代理人
個人
,
個人
主分類
B05C
5/00 20060101AFI20250408BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】持ち運ぶガン部分をできるだけ小型にするとともに、充填材の収容容器と高低差が大きい場合でもコンクリート構造物等の充填対象物に充填材を連続して充填可能な充填材充填装置を提供する。
【解決手段】充填対象物に充填材を連続して充填する充填材充填装置1において、コンプレッサーに接続されて圧縮空気の圧力で動作するエアーシリンダー2と、エアーシリンダー2にエアーチューブで接続された真空ポンプ3と、を備え、エアーシリンダー2と真空ポンプ3とが協働して充填材を収容する収容容器から充填材を吸引して充填する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
充填対象物に充填材を連続して充填する充填材充填装置であって、
コンプレッサーに接続されて圧縮空気の圧力で動作するエアーシリンダーと、前記エアーシリンダーにエアーチューブで接続された真空ポンプと、を備え、前記エアーシリンダーと前記真空ポンプとが協働して充填材を収容する収容容器から充填材を吸引して充填すること
を特徴とする充填材充填装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記エアーシリンダーは、シリンダーシャフトとシリンダーケースを備え、シリンダーケース内に設けられたセンサーでシリンダーシャフトの位置を感知し、感知したセンサーの情報を基にソレノイドバルブでバルブ位置を切り替えて、前記シリンダーケースへの圧縮空気の流入口を変更することでピストン運動が制御されていること
を特徴とする請求項1に記載の充填材充填装置。
【請求項3】
前記シリンダーケースの前方には、充填材を一時的に貯留して置く充填材溜り部が形成されているとともに、前記充填材溜り部には、前記真空ポンプと前記エアーチューブで接続された真空吸引口が形成され、前記真空ポンプの吸引力で前記充填材溜り部の内部を吸引されていること
を特徴とする請求項2に記載の充填材充填装置。
【請求項4】
前記エアーシリンダーには、充填材を吐出する吐出部が押付け開放弁を介して接続され、前記吐出部を充填対象物へ押し付けると前記押付け開放弁が開放され、充填材が前記吐出部の吐出口から吐出可能に構成されていること
を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の充填材充填装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート構造物等の充填対象物に充填材を連続して充填することができる充填材充填装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物等の充填対象物に流動体からなる充填材を充填する充填装置が用いられている。従来、このような充填装置は、充填材を小分けにしてカートリッジに充填したガンタイプのカートリッジ式充填装置が一般的であった。このようなカートリッジは、内部に充填材が充填された円筒状の筒体の一端にノズルが設けられているとともに、他端には、筒体内部で摺動可能な栓が設けられ、内部の充填材は空気に触れないように密閉されている。そして、充填装置によって、装填されたカートリッジの栓を押し込むことによって、筒体内部の充填材がノズルから押し出されて、所望の施工位置に充填することができる仕組みとなっている。
【0003】
しかし、コンクリート構造物など充填対象物が大きく充填量も多くなる場合、何回もカートリッジを取り替える必要があり、手間もかかる上、カートリッジ自体は廃棄する必要があり、費用も嵩むという問題があった。このため、カートリッジを用いずに、連続して充填材を充填可能な充填装置が求められていた。
【0004】
例えば、特許文献1には、内部に充填材を充填可能な筒体10と、筒体10内部の基端側に配され、筒体10の内部に充填される充填材Aを先端側に向けて押出し可能なピストン20と、ピストン20を筒体10の基端側から先端側へ向けて進退させることが可能な操作部30と、ピストン20によって押出された充填材Aを吐出させるノズルと、筒体内部に充填された充填材Aを攪拌可能な攪拌手段50とを備え、カートリッジを用いずに、均一に複数の材料を混合して充填可能な充填装置が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0013]~[0022]、図面の図1等参照)。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の充填装置は、使い捨てのカートリッジを使用しないものの、筒体に充填材を詰め替えて使用するものであり、連続して使用できるものではなく、充填材の充填量が多い場合には、カートリッジタイプと同様に詰め替えに手間がかかり、充填作業の労務コストが嵩むという問題を解決できるものではなかった。
【0006】
また、特許文献2には、タンク3内に貯留されているシーリング材Mを吸い上げて継ぎ目や目地部に充填するためのシーリング送給装置10と充填ガン5とを備え、シーリング材を確実に連続送給でき、しかも、労力を必要とすることなく短時間の作業を行うことができるシーリング材充填装置が開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0018]~[0028]、図面の図1、図2等参照)。
【0007】
しかし、特許文献2の充填装置のようにタンク3内の充填材(シーリング材M)を送給装置10により押し上げて充填するタイプの充填装置は、明細書内に記載されている様に高粘度シーリング材に対応した装置である。機構は、羽根部141の回転と螺旋溝121との相互作用によりシーリング材Mの上昇力が生み出されている。従って、シーリング材Mが高粘性の場合、シーリング材自重と上昇力が均衡する一定高迄シーリング材を押し上げることは可能であるが、粘性が低い場合にはシーリング材自重と流動性が要因となり羽根部を高速回転させてもシーリング材の押上は1m程度となる。この吸引・押上力を上げるには、併せてガン部分に大口径のピストンや長尺のピストンを設ける必要等があり、狭隘な足場等での持ち運びが困難となる上、非力な作業員では取り扱えないという問題が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-104210号公報
特開2010-70924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は、持ち運ぶガン部分をできるだけ小型にするとともに、充填材の収容容器と高低差が大きい場合でもコンクリート構造物等の充填対象物に充填材を連続して充填可能な充填材充填装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に係る充填材充填装置は、充填対象物に充填材を連続して充填する充填材充填装置であって、コンプレッサーに接続されて圧縮空気の圧力で動作するエアーシリンダーと、前記エアーシリンダーにエアーチューブで接続された真空ポンプと、を備え、前記エアーシリンダーと前記真空ポンプとが協働して充填材を収容する収容容器から充填材を吸引して充填することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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