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公開番号
2025062240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171170
出願日
2023-10-02
発明の名称
樹脂シート接合体の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B29C
45/14 20060101AFI20250407BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】金型の大型化を抑制しつつ、一度の射出成形によって複数の樹脂シート接合体を製造すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る樹脂シート接合体の製造方法は、一対の樹脂シートとスペーサプレートとを交互に積層配置する工程と、金型内における各対の樹脂シートの間に樹脂を射出し、射出した樹脂によって各対の樹脂シート同士を接合して複数の樹脂シート接合体を成型する工程と、成型された複数の樹脂シート接合体とスペーサプレートとを分離する工程と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
射出成形用の金型内に、一対の樹脂シートとスペーサプレートとを交互に積層配置する工程と、
前記金型内における各対の樹脂シートの間に樹脂を射出し、射出した樹脂によって前記各対の樹脂シート同士を接合して複数の樹脂シート接合体を成型する工程と、
成型された前記複数の樹脂シート接合体と前記スペーサプレートとを分離する工程と、を備えた、
樹脂シート接合体の製造方法。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記スペーサプレートは、金属製である、
請求項1に記載の樹脂シート接合体の製造方法。
【請求項3】
分離する工程において、
前記スペーサプレートのそれぞれを、連結部材によって連結しておく、
請求項1又は2に記載の樹脂シート接合体の製造方法。
【請求項4】
前記連結部材は、ボルトであり、
前記スペーサプレートのそれぞれに設けられた貫通孔に、前記ボルトを差し込むことによって、前記スペーサプレートのそれぞれを連結する、
請求項3に記載の樹脂シート接合体の製造方法。
【請求項5】
前記金型内に射出される前記樹脂は、樹脂シートと同種の熱可塑性樹脂である、
請求項1又は2に記載の樹脂シート接合体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、樹脂シート接合体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、射出成形用の金型内に樹脂部品を配置しておき、金型内に樹脂を射出し、樹脂部品と射出した樹脂とを一体成形する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-001740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、発明者は、射出成形用の金型内に一対の樹脂シートを並べて配置しておき、金型内における一対の樹脂シートの間に樹脂を射出し、射出した樹脂によって一対の樹脂シート同士を接合する技術を開発している。
【0005】
このような一対の樹脂シート同士を接合して樹脂シート接合体を製造する技術に関し、発明者は以下の問題を見出した。
発明者は、生産性向上のため、一度の射出成形によって複数の樹脂シート接合体を製造することを検討している。その際、射出成形用の金型内に複数対の樹脂シートを並べて配置すると、金型が大型化してしまう問題があった。
【0006】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、金型の大型化を抑制しつつ、一度の射出成形によって複数の樹脂シート接合体を製造するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る樹脂シート接合体の製造方法は、
射出成形用の金型内に、一対の樹脂シートとスペーサプレートとを交互に積層配置する工程と、
前記金型内における各対の樹脂シートの間に樹脂を射出し、射出した樹脂によって前記各対の樹脂シート同士を接合して複数の樹脂シート接合体を成型する工程と、
成型された前記複数の樹脂シート接合体と前記スペーサプレートとを分離する工程と、を備えたものである。
【0008】
本開示の一態様に係る樹脂シート接合体の製造方法では、射出成形用の金型内に、一対の樹脂シートとスペーサプレートとを交互に積層配置する。そのため、複数対の樹脂シートを水平方向に並べて配置する場合に比べ、金型の大型化を抑制できる。そして、金型内における各対の樹脂シートの間に樹脂を射出し、射出した樹脂によって各対の樹脂シート同士を接合して複数の樹脂シート接合体を成型する。そのため、一度の射出成形によって複数の樹脂シート接合体を製造できる。すなわち、金型の大型化を抑制しつつ、一度の射出成形によって複数の樹脂シート接合体を製造できる。
【0009】
前記スペーサプレートは、金属製でもよい。このような構成により、スペーサプレートと樹脂シート接合体との分離を容易にできる。
【0010】
分離する工程において、前記スペーサプレートのそれぞれを、連結部材によって連結しておいてもよい。連結部材によって連結された全てのスペーサプレートを成型された複数の樹脂シート接合体から引き抜くことによって、両者を容易に分離できる。
(【0011】以降は省略されています)
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