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公開番号2025062206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171113
出願日2023-10-02
発明の名称音出力装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04R 1/34 20060101AFI20250407BHJP(電気通信技術)
要約【課題】簡易かつ軽量な構成であり、耳を塞ぐことなく機器から送出される音を聴くことができる。
【解決手段】音出力装置100が、ケース1(第1のケース11及び第2のケース12)と、ケース1内に配置され、湾曲された振動面(振動板3の本体部31の面)から面波を発生する振動板3と、を有し、ケース1には、振動面(振動板3の本体部31の面)の法線方向Dとは異なる方向に、面波を送出する放音孔7(第1の音孔71及び第2の音孔72)が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケース内に配置され、湾曲された振動面から面波を発生する振動板と、
を有し、
前記ケースには、前記振動面の法線方向とは異なる方向に、前記面波を送出する放音孔が設けられている、音出力装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記放音孔は、前記ケースの第1の面に設けられた、前記振動面の一方の面側からの第1の面波を送出する第1の音孔と、前記ケースの前記第1の面と異なる第2の面に設けられた、前記振動面の他方の面側からの第2の面波を送出する第2の音孔と、を有する、請求項1に記載の音出力装置。
【請求項3】
自機が側頭部の耳の上に装着された場合に、前記第1の面波が前記耳に向けて送出される位置に前記第1の音孔が配置されている、請求項2に記載の音出力装置。
【請求項4】
集音部を有するマイクをさらに有し、
前記ケースは、前記マイクの前記集音部が配置される第3の面と、を有し、
前記第3の面は、前記第1の面及び前記第2の面と異なる面である、請求項2又は請求項3に記載の音出力装置。
【請求項5】
前記振動板の振動面の表裏にそれぞれ空気層を挟んで配置された磁石をさらに有し、
前記ケース、前記磁石及び前記振動板は、前記ケースの長手方向が湾曲する湾曲形状となっている、請求項1に記載の音出力装置。
【請求項6】
前記振動板は矩形状に形成され、各辺に略平行してそれぞれコルゲーション部が形成されている、請求項1に記載の音出力装置。
【請求項7】
前記振動板は、前記コルゲーション部よりも外周側で前記ケースに固定されている、
請求項6に記載の音出力装置。
【請求項8】
前記振動板には、前記ケースの長手方向の辺に沿って、前記コルゲーション部に略直交するスリット部が複数形成されている、
請求項6に記載の音出力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音出力装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種の音出力装置が知られている。
例えば特許文献1には、キャビネットの内側に形成された支持体に圧電スピーカの振動板が取り付けられ、圧電スピーカから発生した音が複数の放音孔からキャビネット外に放音される構成が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の圧電スピーカ装置では、放音孔が複数設けられているため、圧電スピーカ装置に例えば携帯機器に装着することで一部の放音孔が塞がれても他の放音孔から放音され、スピーカとしての能力を発揮することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
公開実用新案昭61-158796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の圧電スピーカ装置は、床等において使用することが想定されており、身に着けて携帯することは予定されていない。
【0006】
個人的に音楽等を楽しむにはイヤホンやヘッドホンのように身に着けることのできる音出力装置が求められる。また近年需要が増加しているオンラインミーティング等、ヘッドセット等を装着して会議等に参加する機会も増えている。
このような場面では、見た目にも違和感なく装着でき、また身体への負担をなるべく軽減することが望まれる。また、ヘッドホンやヘッドセット等の機器を装着したまま会話や会議等に参加するために、機器から送出される音を聴きつつ、周囲の音も確認できる状態であることが好ましい。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、耳を塞ぐことなく機器から送出される音を良好に聴くことができる音出力装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明に係る音出力装置の一態様は、
ケースと、
前記ケース内に配置され、湾曲された振動面から面波を発生する振動板と、
を有し、
前記ケースには、前記振動面の法線方向とは異なる方向に、前記面波を送出する放音孔が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易かつ軽量な構成であり、耳を塞ぐことなく機器から送出される音を聴くことができるとの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る音出力装置の要部外観構成を示す要部斜視図である。
図1に示す音出力装置の第2のケースを透過させた状態で装置の内部構成を示す要部斜視図である。
図1及び図2に示す音出力装置内に配置される振動板を示す平面図である。
振動板及び磁石を示す模式的な要部断面図である。
図4に示す振動板及び磁石の一部を切り出して音出力装置の原理を説明するための模式的な説明図である。
図1における方向aに沿う音出力装置の模式的なVI-VI断面図である。
図1における方向bに沿う音出力装置の模式的なVII-VII断面図である。
実施形態に係る音出力装置から送出される音波の送出方向を模式的に示す説明図である。
実施形態に係る音出力装置をヘッドセットに適用した例を示す人の側面図である。
図9に示す音出力装置を適用したヘッドセットを着用した人を斜め前から見た斜視図である。
図9に示す音出力装置を適用したヘッドセットを着用した人を頭上から見た平面図である。
実施形態に係る音出力装置を適用したヘルメットを着用した例を示す人の斜視図である。
実施形態に係る音出力装置を適用したVRゴーグルを着用した例を示す人の斜視図である。
実施形態に係る音出力装置の一変形例を適用したブースの使用例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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