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公開番号2025062067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025017009,2021033222
出願日2025-02-04,2021-03-03
発明の名称排水管継手
出願人フネンアクロス株式会社
代理人
主分類E03C 1/12 20060101AFI20250404BHJP(上水;下水)
要約【課題】 合成樹脂製でありながら排水能力の向上及び横枝管への逆流防止を可能にした排水管継手を提供する。
【解決手段】 継手部材20の上部に上部連結部材10を、継手部材20の下部に下部連結部材30をそれぞれ結合してなる排水管継手1であって、上部連結部材10は排水に旋回力を付与する上部旋回羽根16を有する誘導管12を備え、下部連結部材30は全体が下方に行くに従い縮径する漏斗状をした筒体で、前記上部旋回羽根16に誘導された排水を主に受け止めさらに旋回力を付与する下部旋回羽根31を備え、継手部材20は誘導管12よりも一回り大径に形成されて誘導管12を内嵌し、前記誘導管12の下端を前記継手部材20に連結される前記横枝管HTの上部よりも下方に位置するとともに、前記上部旋回羽根16の下端を前記誘導管12の下端縁よりも上方に形成するように形成する。
【選択図】 図10


特許請求の範囲【請求項1】
上方に配設された立管が連結される上部連結部材と、下方に配設された立管が連結される下部連結部材と、スラブ内に配設された横枝管が連結される継手部材と、を備え、前記継手部材の上部に前記上部連結部材を、前記継手部材の下部に前記下部連結部材をそれぞれ結合してなる排水管継手であって、
前記上部連結部材は、管内に流れる排水に旋回力を付与する上部旋回羽根を有する誘導管を備え、
前記下部連結部材は、全体が下方に行くに従い縮径する漏斗状をした筒体で、前記上部旋回羽根に誘導された排水を主に受け止め、さらに旋回力を付与する下部旋回羽根を備え、
前記継手部材は前記誘導管よりも一回り大径に形成されて前記誘導管を内嵌し、
前記誘導管の下端を前記継手部材に連結される前記横枝管の上部よりも下方に位置するとともに、前記上部旋回羽根の下端を前記誘導管の下端縁よりも上方に形成した
ことを特徴とする排水管継手。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記誘導管は、筒体をした誘導本体と、前記誘導本体の長さ方向のほぼ中央部分で、前記誘導本体を覆う外筒体とからなり、前記外筒体の上部が上方に行くに従い縮径して前記誘導本体に一体に接合し、
前記継手部材は前記外筒体を嵌合した、
ことを特徴とする請求項1に記載の排水管継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、集合住宅やホテル、オフィスビル等の建築物や構造物に設備される排水管継手に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
排水管継手は、通常、高層建築物を上下に貫通する排水用立管の途中の床スラブに埋設して設けられるもので、排水管継手を、その上部に立管が連結される上部連結部材と、下部に立管が連結される下部連結部材と、これらの中間部に横枝管が連結される継手部材との3つの部材で構成することで、合成樹脂による成形可能な形状とすることが知られている(特許文献1)。
【0003】
このような排水管継手の内部には、流下する排水に旋回を与えるための旋回羽根が設けられ、これにより排水を旋回させ、その旋回中心に管内圧力の変動を防止するための空気コアを形成して、排水能力を向上させるようにしている。
【0004】
また、中間部の継手部材の内径を大径に形成することで、横枝管からの排水があっても空気コアが減少または消滅することなく、高排水能力が期待できる。
【0005】
さらに、継手部材内の横枝管が連結部開口の両脇に位置した管内壁に、継手部材の長さ方向に延びる逆流防止板を突設することで、排水が横枝管へ逆流するのを防止することができる。
【0006】
このような排水管継手は、上部羽根の位置、下部羽根の位置などを工夫して排水能力の向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-117133号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、このような排水管継手にあっては、合成樹脂による一体成型を可能にすることができ、軽量化、スリム化を図ることができるが、排水能力が十分でなく、また、横枝管への逆流防止も十分でないという問題がある。
【0009】
特に、排水能力に関しては、特許文献1にも記載されている通り、上下の直筒部の内径を100mm、中間部の内径を120mm、枝管接続口の内径を77mm、全長を617mmに設計したものについての排水能力は7.5リットル/秒である。
【0010】
また、特許文献1の排水管継手にあっては、横枝管の本数が2本のいわゆる2口タイプ排水管継手であり、この排水管継手にもう1本の横枝管が連結できるようにする(3口)と排水能力が落ち、また、横枝管への逆流も増大してしまうことが懸念される。
(【0011】以降は省略されています)

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