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公開番号
2025061544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025008483,2020136361
出願日
2025-01-21,2020-08-12
発明の名称
配管部材
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
9/128 20060101AFI20250403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】樹脂管同士が融着された管部を備え、樹脂管と融着部とにおいて繊維の配向方向に大差がない配管部材を提供する。
【解決手段】繊維含有層を有する樹脂製の管部1と、管部1に接合された継手部2と、を備えた配管部材10であって、管部1は、第1の管部11と、第2の管部12と、第1の管部11と第2の管部12との間に形成された融着部3と、を有し、管部1における繊維含有層に含まれる繊維の長手方向の向きが、管部1の平面視で管部1の管軸O1方向に対して傾いている、配管部材10。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維含有層を有する樹脂製の管部と、前記管部に接合された継手部と、を備えた配管部材であって、
前記管部は、第1の管部と、第2の管部と、前記第1の管部と前記第2の管部との間に形成された融着部と、を有し、
前記管部における前記繊維含有層に含まれる繊維の長手方向の向きが、前記管部の平面視で前記管部の管軸方向に対して傾いている、配管部材。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最内層を有する、請求項1に記載の配管部材。
【請求項3】
前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最外層を有する、請求項1に記載の配管部材。
【請求項4】
前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最内層と、ポリオレフィン樹脂からなる最外層と、を有する、請求項1に記載の配管部材。
【請求項5】
前記継手部は、機械式継手である、請求項1~4のいずれか1項に記載の配管部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管部材に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
配管の構成部材として、金属管や樹脂管が用いられている。樹脂管は、金属管と比べて、腐食し難く、耐久性に優れる。配管のうち、貯水槽と消火栓とを接続する消火配管、貯水槽とスプリンクラーとを接続する消火配管、および工場等に設置されるプラント配管等では、使用時に、水を高圧かつ多い流量で流す必要がある。このため、樹脂管における流量を多くするための検討および樹脂管の耐圧性を高めるための検討が行われている。
【0003】
予め樹脂管の端部に、長尺の樹脂管と一体とされた継手を設けておき、この継手同士、または継手と他の管(樹脂管または金属管)の端部とを接続するだけで、管の接合および止水ができる技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
樹脂管の端部に設ける継手と樹脂管とは主にバット融着により接合される。
また、樹脂管の強度を高くするために、樹脂管に繊維を含有させることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5150190号公報
意匠登録第1552271号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、樹脂管が繊維を含有する場合、樹脂管同士を融着する際に、下記のような課題があった。
樹脂管に含まれる繊維が、樹脂管の管軸方向(X方向)に配向されている場合、樹脂管同士を融着する際に、融着部で樹脂が管軸と直交する方向(Y方向)に流れるため、繊維も管軸と直交する方向(Y方向)に配向される。その結果、樹脂管と融着部とにおいて、繊維の配向が大きく変わるため、融着部で強度が低下することがあった。
【0006】
また、融着部で管軸と直交する方向(Y方向)に配向された繊維により、管軸と直交する方向へ樹脂の流動が促進され、融着部の内周面に形成されるビードが必要以上に突出することがあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、樹脂管同士が融着された管部を備え、樹脂管と融着部とにおいて繊維の配向方向に大差がない配管部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を有する。
[1]繊維含有層を有する樹脂製の管部と、前記管部に接合された継手部と、を備えた配管部材であって、
前記管部は、第1の管部と、第2の管部と、前記第1の管部と前記第2の管部との間に形成された融着部と、を有し、
前記管部における前記繊維含有層に含まれる繊維の長手方向の向きが、前記管部の平面視で前記管部の管軸方向に対して傾いている、配管部材。
[2]前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最内層を有する、[1]に記載の配管部材。
[3]前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最外層を有する、[1]に記載の配管部材。
[4]前記管部は、ポリオレフィン樹脂からなる最内層と、ポリオレフィン樹脂からなる最外層と、を有する、[1]に記載の配管部材。
[5]前記継手部は、機械式継手である、[1]~[4]のいずれかに記載の配管部材。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、樹脂管同士が融着された管部を備え、樹脂管と融着部とにおいて繊維の配向方向に大差がない配管部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸と垂直方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸と垂直方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸と垂直方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸と垂直方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸と垂直方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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