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公開番号
2025061005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025000768,2023505742
出願日
2025-01-06,2021-12-27
発明の名称
通信端末、コアネットワークノード、及び方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
48/14 20090101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ネットワークスライス間の分離を可能にし、5Gのセキュリティとデータ交換の整合性を向上させる、分離したネットワークスライスへのサービスアクセスに対処する通信端末及びコアネットワークを提供する。
【解決手段】通信システム1において、モバイルデバイス3のユーザは、E-UTRAおよび/または5G RATを使用して、それぞれの基地局5およびコアネットワーク7を介して、相互に、かつ、他のユーザと通信する。各基地局5は、1つまたは複数の関連するセルを制御する。コアネットワーク7は、コントロールプレーン機能(CPF)とユーザープレーン機能(UPF)が含まれる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
通信端末であって、
ネットワークスライスの使用に関するサポートを示す第1の情報を含む第1のメッセージをコアネットワークノードに送信し、
Allowed NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)と、Configured NSSAIと、第2の情報とを含む第2のメッセージを前記コアネットワークノードから受信し、
前記第2の情報は、前記Configured NSSAIに含まれるS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)が前記通信端末のアプリケーションの要求に応じてオンデマンドでネットワークに登録されうることを示し、
前記通信端末の前記アプリケーションが前記S-NSSAIを用いたサービスの利用を要求する場合、Requested NSSAIに前記S-NSSAIを含む第3のメッセージを前記コアネットワークノードに送信する、
通信端末。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
PDUセッション確立手順が、前記S-NSSAIの登録手順が正常に完了した後に開始される、
請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
前記第1の情報は、前記通信端末がオンデマンド登録機能をサポートすることを示す、
請求項1に記載の通信端末。
【請求項4】
コアネットワークノードであって、
ネットワークスライスの使用に関するサポートを示す第1の情報を含む第1のメッセージを通信端末から受信し、
Allowed NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)と、Configured NSSAIと、第2の情報とを含む第2のメッセージを前記通信端末に送信し、
前記第2の情報は、前記Configured NSSAIに含まれるS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)が前記通信端末のアプリケーションの要求に応じてオンデマンドでネットワークに登録されうることを示し、
前記通信端末の前記アプリケーションが前記S-NSSAIを用いたサービスの利用を要求する場合、Requested NSSAIに前記S-NSSAIを含む第3のメッセージを前記通信端末から受信する、
コアネットワークノード。
【請求項5】
PDUセッション確立手順が、前記S-NSSAIの登録手順が正常に完了した後に開始される、
請求項4に記載のコアネットワークノード。
【請求項6】
前記第1の情報は、前記通信端末がオンデマンド登録機能をサポートすることを示す、
請求項4に記載のコアネットワークノード。
【請求項7】
UDM内の加入者データに基づいて前記第2の情報を決定する手段を有する、
請求項4に記載のコアネットワークノード。
【請求項8】
通信端末が、
ネットワークスライスの使用に関するサポートを示す第1の情報を含む第1のメッセージをコアネットワークノードに送信し、
Allowed NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)と、Configured NSSAIと、第2の情報とを含む第2のメッセージを前記コアネットワークノードから受信し、
前記第2の情報は、前記Configured NSSAIに含まれるS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)が前記通信端末のアプリケーションの要求に応じてオンデマンドでネットワークに登録されうることを示し、
前記通信端末の前記アプリケーションが前記S-NSSAIを用いたサービスの利用を要求する場合、Requested NSSAIに前記S-NSSAIを含む第3のメッセージを前記コアネットワークノードに送信する、
方法。
【請求項9】
PDUセッション確立手順が、前記S-NSSAIの登録手順が正常に完了した後に開始される、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の情報は、前記通信端末がオンデマンド登録機能をサポートすることを示す、
請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システムに関する。この開示は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準またはその等価物または派生物に従って動作するワイヤレス通信システムおよびそのデバイスに限定されないが、特定の関連性を有する。この開示は、いわゆる「5G」(または「次世代」)システムの分離した(disjoint)ネットワークスライスへの要求に応じた登録(オンデマンド登録)に、排他的ではないが特に関連する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPPリリース15およびリリース16で定義されたネットワークスライシング機能により、通信事業者や業界向けの多種多様な通信サービスが可能になる。ネットワークスライシングの商用化の可能性を高めるために、GSMA 5GJAは、各種のネットワークスライスタイプの説明を導き出すことができるGeneric Slice Template(GST)の概念をドキュメントNG.116(非特許文献6)で導入した。GSTの一部のパラメータは、エンドカスタマーに提供されるサービスのパラメータと境界の定義を明示的に示している。しかしながら、これらのパラメータと境界のいくつかについての強制は、5GSではまだサポートされていない。
【0003】
Rel-18(非特許文献4)のネットワークスライスへの拡張アクセスとサポートに関する3GPP SA1の研究では、5Gシステムの潜在的なサービス要件を特定するために、ネットワークスライスを使用した、例えば以下のような、様々なユースケースとシナリオを検討している。
-特定の周波数帯域/サブ帯域、無線アクセス技術(RATs、Radio Access Technologies)、地理的領域、ネットワーク、およびアプリケーションに対するネットワークスライスの制限がある場合。
-UEが複数のネットワークスライスへの登録(サブスクリプション)を持っており、これらのネットワークスライスが、たとえば、異なる周波数帯域/サブ帯域、RATs、地理的エリア、およびアプリケーション用に展開されている場合。
-例えば、ネットワークスライスの可用性に関して相反する制約がある場合などで、ネットワークスライスが他のネットワークスライスよりも優先または優先される場合。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TR 21.905: "Vocabulary for 3GPP Specifications" V16.0.0 (2019-06) - https://www.3gpp.org/ftp//Specs/archive/21_series/21.905/21905-g00.zip
3GPP TS 23.501: "System Architecture for the 5G System (5GS)" V16.7.0 (2020-12) - http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/23.501/23501-g70.zip
3GPP TS 23.502: "Procedures for the 5G System (5GS)" V16.7.0 (2020-12) - http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/23.502/23502-g70.zip
3GPP TR 22.835: "Study on Enhanced Access to and Support of Network Slices" V0.2.0 (2020-11) - http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.835/22835-020.zip
3GPP TR 23.700-40: “Study on Enhancement of Network Slicing Phase 2” V1.2.0 (2020-11) - http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/Latest_SA2_Specs/Latest_draft_S2_Specs/23700-40-120.zip
GSM Association Official Document NG.116: “Generic Network Slice Template” V2.0 (2019-10) - https://www.gsma.com/newsroom/wp-content/uploads/NG.116-v2.0.pdf
3GPP TS 38.413: "NG-RAN; NG Application Protocol (NGAP)" V16.3.0 (2020-09) - https://www.3gpp.org/ftp//Specs/archive/38_series/38.413/38413-g30.zip
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より多くのネットワークスライスが展開されると、各UEが複数のネットワークスライスに加入(サブスクライブ)される可能性がある。一部のネットワークスライスサービスはUEに同時に提供できるが、同時にサービスをUEに提供できないネットワークスライスが存在する可能性がある。これは、例えば、企業での使用と個人での使用、隔離の要件、一般公共での使用と公安での使用、周波数制限、場所の制限など、ネットワークスライスには複数の関連する要因があるためである。
【0006】
図1は、分離したネットワークスライスの例を概略的に示している。具体的には、図1は、(R)ANノードが、アクセスおよびモビリティ管理(たとえば、AMF Y)のためにコアネットワークノードを介して提供されるスライスMに接続し、同じPLMNのアクセスおよびモビリティ管理(AMF X など)のために別のコアネットワークノードによって提供されるスライスNに接続するユースケースシナリオを示している。たとえば、スライスMは公安に使用され、スライスNはインターネットアクセスに使用される。コアネットワーク(5GCなど)では、専用のネットワークリソースとネットワーク機能は、隔離の要件を満たすために公安緊急サービスとビデオサービス用に個別にカスタマイズされる。これにより、異なるネットワークスライス間のコアネットワークリソースの独立性が確保される。したがって、2つのネットワークスライスは分離されており、UEに同時に提供することはできない。このようなネットワークスライスは、分離した(ディスジョイント)ネットワークスライスと呼ばれる。
【0007】
登録(サブスクリプション)と設定(コンフィギュレーション):
-UE A1とA3は、スライスMへの登録を有している。
-UE A2とA3は、スライスNへの登録を有している。
-UE A3のために、どのアプリケーションがどのネットワークスライスを使用するかが設定される。
【0008】
配置(デプロイメント):
-スライスNとスライスMは分離されている。
-(R)ANは、スライスMとスライスNの両方に接続できる。
-スライスMとスライスNは、同じPLMNによって提供される。
解決すべき問題:電気通信システム(例えば、5GSなど)には、UEに同時に提供されない複数のネットワークスライス(例えば、分離したネットワークスライスなど)に加入しているUEが複数のネットワークスライスに同時にアクセスすることを防止するメカニズムが無い。
【0009】
この要件を満たすためには、電気通信システム(例えば、5Gシステムなど)は以下のことができる必要がある。
-UEに最適な(たとえば、進行中のアプリケーション、ユーザの好みに基づく)ネットワークスライスを提供する。
-(例えば、アクティブなアプリケーションや優先順位の変更によってトリガーされた場合に)中断を最小限に抑えた、提供されたネットワークスライスの変更をサポートする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一つの側面では、通信端末(3)が、
前記通信端末(3)がオンデマンド登録機能をサポートすることを示す第1の情報と、前記通信端末(3)が登録を要求するネットワークスライスのリストを示す第2の情報と、を含む第1のNon-Access Stratum(NAS)メッセージをコアネットワークノード(10A)に送信する手段と、
前記通信端末(3)がPublic land mobile network(PLMN)で使用する第1のネットワークスライスを示す第3の情報と、前記通信端末(3)が加入しており、PLMNによってサポートされているが、前記通信端末(3)が登録されている前記コアネットワークノード(10A)によってサポートされていない第2のネットワークスライスを示す第4の情報と、を含む第2のNASメッセージを前記コアネットワークノード(10A)から受信する手段と、
前記第2のネットワークスライスへのオンデマンド登録をトリガーする手段と、を有し、
前記第1のネットワークスライスと前記第2のネットワークスライスとは前記リストに含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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