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公開番号
2025060810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024227607,2023540199
出願日
2024-12-24,2020-12-31
発明の名称
通信方法、通信装置および通信システム
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
72/25 20230101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】協調情報を送信するためのリソースオーバーヘッドを低減させる、通信方法、通信装置および通信システムを提供する。
【解決手段】方法は、第1の端末デバイスが協調情報を決定するステップS1501を含む。協調情報は、第2の端末デバイスがサイドリンク送信リソースを決定するのを支援するために使用される。方法はまた、第1の端末デバイスが第2の端末デバイスに協調情報を送信するステップS1502を含む。協調情報を搬送するシーケンスは、第2の時間周波数リソースのサブセットである第1の時間周波数リソースにマップされ、第2の時間周波数リソースと物理サイドリンクフィードバックリソースとが、時間領域でオーバーラップし、周波数領域で直交する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
通信方法であって、前記方法は、
第1の端末装置によって、協調情報を決定するステップであって、前記協調情報が、第2の端末装置がサイドリンク送信リソースを決定するのを支援するために使用される、ステップと、
前記第1の端末装置によって、前記第2の端末装置に前記協調情報を送信するステップであって、前記協調情報を搬送するシーケンスが第1の時間周波数リソースにマップされ、前記第1の時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースのサブセットであり、前記第2の時間周波数リソースと物理サイドリンクフィードバックリソースとが時間領域でオーバーラップし、周波数領域で直交する、ステップとを含む、通信方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第2の時間周波数リソースが位置するスロットは、第1のスロットの後にあり、第1の物理サイドリンクフィードバックリソースが、前記第1のスロット内の最後のシンボルからK
1
スロットより大きいギャップで位置するスロットであり、前記第2の端末装置は前記第1のスロットで物理サイドリンクチャネルを送信するか、または
前記第2の時間周波数リソースが位置するスロットは、第2のスロットの前にあり、第1の物理サイドリンクフィードバックリソースが、前記第2のスロット内の最初のシンボルからK
2
スロットより大きいギャップで位置するスロットであり、前記第2のスロットは、前記第2の端末装置の第1の予約済みリソースが位置するスロットであり、前記第1の予約済みリソースは前記第1のスロットに最も近い予約済みリソースであり、K
1
もしくはK
2
は、前記協調情報を送信するために上位層によって構成された最小時間ギャップである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の時間周波数リソースは、J*M個の第3の時間周波数リソースを含み、前記J*M個の第3の時間周波数リソースは、先に周波数領域次いで時間領域の方式でJ個のスロット内のM個のサブチャネルに順次に割り当てられ、前記J個のスロットは、K
1
またはK
2
に基づいて決定された前記第2の時間周波数リソースに対応するスロットであり、Mは、リソースプール内に構成されたサブチャネルの数である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の時間周波数リソースは、前記J*M個の第3の時間周波数リソース内のM
1
個の第3の時間周波数リソースを含み、M
1
は、前記第1のスロットで前記物理サイドリンクチャネルを伝送および送信するために前記第2の端末装置によって占有されるサブチャネルの数であり、M
1
は、M以下の正の整数である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記協調情報は第1の情報を含み、前記第1の情報は前記第1のスロットにおけるリソース使用状況を指示し、前記第2の端末装置は前記第1のスロットで前記物理サイドリンクチャネルを送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の情報が前記第1のスロットにおけるリソース使用状況を指示することは、
前記第1の情報が、前記第1のスロットにおけるM個のサブチャネルのリソース使用状況を指示し、Mが、前記リソースプール内に構成されたサブチャネルの前記数であること、または
前記第1の情報が、前記第1のスロットにおける前記M個のサブチャネル内の前記M
1
個のサブチャネル以外のサブチャネルのリソース使用状況を指示し、Mが、前記リソースプール内に構成されたサブチャネルの前記数であり、M
1
が、前記第1のスロットで前記物理サイドリンクチャネルを送信するために前記第2の端末装置によって占有されるサブチャネルの前記数であることを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記協調情報は第2の情報をさらに含み、前記第2の情報は、前記第2の端末装置の前記第1の予約済みリソースが別の端末装置の予約済みリソースと衝突することを指示し、前記第1の予約済みリソースは、前記第1のスロットに最も近い予約済みリソースであり、前記第2の端末装置は、前記第1のスロットで前記物理サイドリンクチャネルを送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の予約済みリソースは、前記第2の端末装置の前記物理サイドリンクチャネル上での第1のトランスポートブロックTBの再送に使用され、かつ/または
前記第1の予約済みリソースは、次の周期における前記第2の端末装置の前記物理サイドリンクチャネル上での第2のTBが属するサービスの新しい伝送に使用される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の予約済みリソースは、M
3
個の予約済みサブチャネルリソースを含む、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の予約済みリソースは、前記第2の端末装置の前記物理サイドリンクチャネル上の時間リソースインジケータ値TRIVによって指示されるか、または
前記第1の予約済みリソースは、前記第2の端末装置の前記物理サイドリンクチャネル上のリソース予約周期によって指示される、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、通信装置、および通信システムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信技術の発展に伴い、車車間・路車間(vehicle to everything、V2X)通信がますます普及している。V2X通信を使用することにより、車両の周囲の道路状況情報がリアルタイムで取得されることができ、車両の運転をより良好に支援し、さらには自律運転を実施する。
【0003】
現在、V2X通信の伝送モードは、基地局のスケジューリングに基づくものである伝送モード1と、ユーザ機器(user equipment、UE)がSL伝送リソースを自律的に選択する伝送モード2とを含む。伝送モード1では、基地局は、各UEのバッファステータスレポート(buffer status report、BSR)に基づいてサイドリンク(sidelink、SL)伝送リソースを均一に割り当てる。伝送モード1の利点は、各UEのSL伝送リソースが基地局によって均一にスケジュールされるので、リソース衝突が回避されることができることである。伝送モード2では、送信端UEが、まず、V2X通信リソースプールから送信端UEのSL伝送リソースを選択し、次いで、送信端UEによって選択されたSL伝送リソース上で受信端UEに、物理サイドリンク制御チャネル(physical sidelink control channel、PSCCH)および物理サイドリンク共有チャネル(physical sidelink shared channel、PSSCH)を送信する。UEは、基地局のスケジューリングに依存せずに、UEの感知結果に基づいてSL伝送リソースを選択するので、伝送モード2はネットワークカバレッジによって制限されない。すなわち、送信端UEは、ネットワークカバレッジなしで通信を行うこともできる。
【0004】
図1に示される隠れ端末のシナリオでは、送信端UE-Bと送信端UE-Cとは、互いから遠く離れており、互いによって送信された信号を感知することができないが、受信端UE-Aは、送信端UE-Bと送信端UE-Cとの間に位置し、送信端UE-Bおよび送信端UE-Cによって送信された信号を受信することができる。既存のV2X通信の伝送モード2が使用される場合、送信端UE-Bと送信端UE-Cとは感知によって互いの存在を認めることができないので、送信端UE-Bが受信端UE-Aに信号1を送信し、送信端UE-Cが受信端UE-Aに信号2を送信するときに、信号1のSL伝送リソースと信号2のSL伝送リソースとがオーバーラップする可能性がある。その結果、信号1が信号2と衝突し、受信端UE-Aの信号受信に影響を及ぼす。この問題を解決するために、受信端UE-Aは、送信端UE-Bに協調情報を送信して、送信端UE-BがSL伝送リソースを選択するのを支援してもよい。代替的に、受信端UE-Aは、送信端UE-Cに協調情報を送信して、送信端UE-CがSL伝送リソースを選択するのを支援してもよい。
【0005】
現在、既存のV2X通信の伝送モード2では、UE間の情報伝送のためにPSSCHとPSCCHの両方が送信される必要がある。協調情報がV2X通信リソースプール内のPSSCHおよび/またはPSCCHを介して伝送される場合、1つのPSSCHおよび/または1つのPSCCHが1つのSLスロット内の少なくとも1つのサブチャネルを占有するので、各協調情報は、1つのSLスロット内の少なくとも1つのサブチャネルのSL伝送リソースを占有する必要がある。このようにして、協調情報を伝送するためのリソースオーバーヘッドが高くなる。特に、複数の協調情報が伝送される必要があるとき、多数の物理リソースが占有され、他の情報の伝送効率が影響を受ける。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施形態は、協調情報を送信するためのリソースオーバーヘッドを低減させる、通信方法、通信装置、および通信システムを提供する。
【0007】
前述の目的を達成するために、本出願の実施形態では以下の技術的解決策が使用される。
【0008】
第1の態様によれば、通信方法が提供される。通信方法を行う通信装置は、第1の端末装置であってもよいし、第1の端末装置内で使用されるモジュール、例えばチップやチップシステムであってもよい。実行体が第1の端末装置である例が以下で説明に使用される。第1の端末装置は協調情報を決定し、協調情報は、第2の端末装置がサイドリンク送信リソースを決定するのを支援するために使用される。第1の端末装置は、第2の端末装置に協調情報を送信する。協調情報を搬送するシーケンスが第1の時間周波数リソースにマップされ、第1の時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースのサブセットであり、第2の時間周波数リソースと物理サイドリンクフィードバックリソースとは時間領域でオーバーラップし、周波数領域で直交する。物理サイドリンクフィードバックリソースは時間領域で1つのSL伝送スロットに満たないので、協調情報は、時間領域で物理サイドリンクフィードバックリソースとオーバーラップする第2の時間周波数リソースのサブセットを使用することによって送信される。協調情報の送信は、スロット全体で少なくとも1つのサブチャネルを占有せずに、1つのSL伝送スロット内の一部の時間領域リソースを占有しさえすればよいので、協調情報を伝送および送信するためのリソースオーバーヘッドが低減されることができる。特に、複数の協調情報が伝送および送信される必要があるとき、他の情報伝送の送信効率が保証されることができる。
【0009】
第1の態様に関して、可能な一実施態様では、第2の時間周波数リソースが位置するスロットは、第1のスロットの後にあり、第1の物理サイドリンクフィードバックリソースが、第1のスロット内の最後のシンボルからK
1
スロットより大きいギャップで位置するスロットであり、第2の端末装置は第1のスロットで物理サイドリンクチャネルを送信する。代替的に、第2の時間周波数リソースが位置するスロットは、第2のスロットの前にあり、第1の物理サイドリンクフィードバックリソースが、第2のスロット内の最初のシンボルからK
2
スロットより大きいギャップで位置するスロットである。第2のスロットは、第2の端末装置の第1の予約済みリソースが位置するスロットであり、第1の予約済みリソースは、第1のスロットに最も近い予約済みリソースであり、K
1
またはK
2
は、協調情報を送信するために上位層によって構成された最小時間ギャップである。K
1
を使用することによって決定された第2の時間周波数リソースが位置するスロットが、K
2
を使用することによって決定された第2の時間周波数リソースが位置するスロットの前にある場合、協調情報を送信するためにK
1
を使用することによって決定された第2の時間周波数リソースが位置するスロットを選択する利点は、第2の端末装置をトリガして、SLリソース選択、再選択または衝突確認を可能な限り早く行わせるために、第2の端末装置が可能な限り早く通知されうることである。協調情報を送信するためにK
2
を使用することによって決定された第2の時間周波数リソースが位置するスロットを選択する利点は、第1の端末装置により多くの時間が提供されうるので、第1の端末装置がより包括的で信頼性の高い協調情報を生成することである。
【0010】
第1の態様に関して、可能な一実施態様では、第2の時間周波数リソースは、J*M個の第3の時間周波数リソースを含む。J*M個の第3の時間周波数リソースは、先に周波数領域次いで時間領域の方式でJ個のスロット内のM個のサブチャネルに順次に割り当てられる。J個のスロットは、K
1
またはK
2
に基づいて決定された第2の時間周波数リソースに対応するスロットであり、Mは、リソースプール内に構成されたサブチャネルの数である。第3の時間周波数リソースは、先に周波数領域次いで時間領域の方式で第2の時間周波数リソースの周波数領域において連続しているため、送信されるべき信号の時間領域ピーク対平均比が低減されることができるので、協調情報が送信されるときに信号の平均電力が増加することができる。このようにして、各送信シーケンスの実際の電力が増加し、信号カバレッジエリアを拡張する技術的効果が最終的に達成される。
(【0011】以降は省略されています)
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