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公開番号2025060746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024224396,2022581630
出願日2024-12-19,2021-07-02
発明の名称表示画面、表示画面保護膜、および電子デバイス
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250403BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】本出願は、表示画面、表示画面保護膜、および電子デバイスを提供する。
【解決手段】表示画面の透過層は、表示パネルから離れた第1の表面を有し、第1の表面上の厚さ方向に沿った各微細構造ユニットの正投影像は画素領域内に位置し、微細構造ユニットの投影面積は画素領域の面積以下である。微細構造ユニットは、曲面であってもよい。本出願のこの実施形態では、画素領域は、副画素が表示パネル上に位置する領域、および副画素と、副画素の周りで副画素に隣接して位置する別の副画素との間の離間領域を含むことができる。前述の表示画面において、各微細構造ユニットは、1つの副画素の表示光線を主に曲げる。これは、異なる副画素間の光屈折度の差を低減するのに役立ち、フラッシュポイントを最適化するのにさらに役立つ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
順次積層された表示パネルおよび透過層を備える表示画面であって、
前記表示パネルは、表示光線を生成するように構成されており、
前記透過層は、前記表示光線を透過させるように構成されており、前記透過層は、前記表示パネルから離れた第1の表面を有し、前記第1の表面は複数の微細構造ユニットを備え、厚さ方向に沿った各微細構造ユニットの正投影像は画素領域内に位置し、前記微細構造ユニットの投影面積は前記画素領域の面積以下であり、前記微細構造ユニットは曲面であり、前記画素領域は、副画素が前記表示パネル上に位置する領域、および前記副画素と前記副画素の周りで前記副画素に隣接して位置する別の副画素との間の離間領域を備える、
表示画面。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
少なくとも2つの微細構造ユニットの正投影像は、前記画素領域の副領域内に位置し、前記副領域は、前記副画素が位置する領域、および前記副画素と任意の隣接する副画素との間の離間領域を備える、請求項1に記載の表示画面。
【請求項3】
各微細構造ユニットの高さは、[0.5μm,1.5μm]の任意の値であり、各微細構造ユニットの高さは、前記微細構造ユニットの頂点と谷底との間の距離であり、前記微細構造ユニットの前記頂点は、前記微細構造ユニット内にあり、前記表示パネルから最大距離にある点であり、前記微細構造ユニットの前記谷底は、前記微細構造ユニット内にあり、前記表示パネルから最小距離にある点である、請求項1に記載の表示画面。
【請求項4】
各微細構造ユニットの高さは、[1.5μm,4μm]の任意の値であり、各微細構造ユニットの高さは、前記微細構造ユニットの頂点と谷底との間の距離であり、前記微細構造ユニットの前記頂点は、前記微細構造ユニット内にあり、前記表示パネルから最大距離にある点であり、前記微細構造ユニットの前記谷底は、前記微細構造ユニット内にあり、前記表示パネルから最小距離にある点である、請求項1に記載の表示画面。
【請求項5】
前記第1の表面上にあって前記表示パネルの任意の方向と平行な任意の長さ範囲において、前記複数の微細構造ユニットの算術平均高さRaは[0.1μm,1μm]の任意の値であり、前記算術平均高さRaは、前記複数の微細構造ユニットの接平面輪郭線と、前記任意の方向および前記厚さ方向に沿った縦接平面上の前記任意の長さ範囲内の中心線との間の垂直距離の絶対値の算術平均値を表し、前記中心線は、前記縦接平面上にあって前記任意の方向と平行な直線であり、前記複数の微細構造ユニットの前記接平面輪郭線および前記中心線によって形成された複数の領域の面積の和は、2つごとの隣り合う微細構造ユニットの接平面輪郭線および前記中心線によって形成された複数の領域の面積の和と同じである、請求項1に記載の表示画面。
【請求項6】
前記第1の表面上にあって前記表示パネルの前記任意の方向と平行な前記任意の長さ範囲内で、前記複数の微細構造ユニットの前記算術平均高さRaは[0.2μm,0.5μm]の任意の値である、請求項5に記載の表示画面。
【請求項7】
前記第1の表面上で、前記微細構造ユニットの密度は5000/mm

以上である、請求項1に記載の表示画面。
【請求項8】
前記第1の表面上にあって前記表示パネルの任意の方向と平行な任意の長さ範囲内で、前記複数の微細構造ユニットの算術平均高さRa対前記複数の微細構造ユニットの輪郭曲線要素の平均長さRsmの比Ra/Rsmは0.5%以上であり、
前記算術平均高さRaは、前記複数の微細構造ユニットの接平面輪郭線と、前記任意の方向および前記厚さ方向に沿った縦接平面上の前記任意の長さ範囲内の中心線との間の垂直距離の絶対値の算術平均値を表し、前記中心線は、前記縦接平面上にあって前記任意の方向と平行な直線であり、前記複数の微細構造ユニットの前記接平面輪郭線および前記中心線によって形成された複数の領域の面積の和は、2つごとの隣り合う微細構造ユニットの接平面輪郭線および前記中心線によって形成された複数の領域の面積の和と同じであり、
前記輪郭曲線要素の前記平均長さRsmは、前記任意の方向および前記厚さ方向に沿った前記縦接平面上の前記任意の長さ範囲内の前記複数の微細構造ユニットの接平面輪郭線における2つごとの隣り合う前記微細構造ユニットの前記接平面輪郭線の頂点間の接続線の、前記中心線上の投影長さの平均値を表し、各接平面輪郭線の頂点は、前記接平面輪郭線内にあって前記表示パネルから最も遠い点である、
請求項1に記載の表示画面。
【請求項9】
反射角から1°の偏差の範囲内で、前記第1の表面の反射光の減衰は5%以下である、請求項1に記載の表示画面。
【請求項10】
反射角から1°の偏差の範囲内で、前記第1の表面の反射光の減衰は[5%,10%]の任意の値である、請求項1に記載の表示画面。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年7月3日に中国国家知識産権局に提出され、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「表示画面、表示画面保護膜、および電子デバイス」と題された中国特許出願第202010635326.7号の優先権を主張する。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本出願は、表示画面技術の分野に関し、具体的には、表示画面、表示画面保護膜、および電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
紙の読み取りは、本、新聞、およびマニュアルを読むなど、よく知られた読み取りモードである。紙の読み取りは、適切な強度の環境光に依存する。環境光は、紙面に照射され、紙面によって反射され、次いで人間の目によって受光される。紙面によって反射された環境光は近ランバート反射(拡散反射の一種)であるので、鏡面反射によって引き起こされる表示干渉はない。特に、環境光が強いときは、鏡面反射と比較して、紙面によって反射された環境光は、人間の目にとってあまり有害ではなく、より快適である。
【0004】
これを考慮して、紙状表示も、表示画面の開発トレンドの1つになった。紙状表示は、表示画面も紙の読み取りの表示効果を達成できるように、環境光に対する表示画面の鏡面反射を低減するために、表示画面を特別に設計することである。現在、一般的な紙状表示は、透過型紙状表示および反射型紙状表示を主に含む。透過型紙状表示は、環境光に依存せず、より多くのシナリオに柔軟に適用可能であり、使用体験がより安定している。透過型紙状表示は、将来、紙状表示の主流になると期待されている。
【0005】
現在、透過型紙状表示画面には、環境光が光出射面上で拡散できるように、ほとんどの場合に粗い光出射面が設けられている。したがって、紙状表示効果が達成される。しかしながら、粗い光出射面は、表示画面の表示ピクチャ上にフラッシュポイントを引き起こす。すなわち、表示ピクチャは、不均一な色度および輝度を有する。したがって、現在の透過型紙状表示画面は依然として、さらに改善される必要がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
これを考慮して、本出願は、表示画面のフラッシュポイントを抑制し、紙状表示を実現するための、表示画面、表示画面保護膜、および電子デバイスを提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、順次積層された表示パネルおよび透過層を主に含む、表示画面を提供する。表示パネルは表示光線を生成することができ、透過層は表示光線を透過させることができる。本出願のこの実施形態では、透過層は、表示パネルから離れた第1の表面を有し、第1の表面は複数の微細構造ユニットを含み、厚さ方向に沿った各微細構造ユニットの正投影像は画素領域内に位置し、微細構造ユニットの投影面積は画素領域の面積以下である。微細構造ユニットは、曲面であってもよい。本出願のこの実施形態では、画素領域は、副画素が表示パネル上に位置する領域、および副画素と、副画素の周りで副画素に隣接して位置する別の副画素との間の離間領域を含むことができる。
【0008】
例えば、表示パネルは、LED表示パネル、OLED表示パネル、LCDパネルなどであってもよい。本出願の本実施形態ではこれは限定されない。
【0009】
本出願のこの実施形態で提供される表示画面では、単一の微細構造ユニットの正投影像は画素領域内に位置し、単一の微細構造ユニットの投影面積は画素領域の面積以下である。言い換えると、単一の微細構造ユニットの正投影像は、最大1つの副画素が位置する領域の一部のみまたはすべてをカバーする。単一の微細構造ユニットの正投影像は最大1つの副画素が位置する領域の一部のみまたはすべてをカバーするので、微細構造ユニットは、副画素によって生成された光線を主に曲げる。これにより、単一の微細構造ユニットが異なる副画素によって生成された光線を曲げることをある程度回避することができる。微細構造ユニットが異なる副画素の光線を異なるように曲げる場合に相当量のフラッシュポイントが生成されるので、画素内の三原色の強度比がずれ、その結果、フラッシュポイントが生成される。したがって、本出願のこの実施形態で提供される表示画面では、各微細構造ユニットは、1つの副画素の表示光線を主に曲げる。これは、異なる副画素間の光線の屈折度の差を低減するのに役立ち、フラッシュポイントを最適化するのにさらに役立つ。
【0010】
フラッシュポイントをさらに抑制するために、可能な実装形態では、少なくとも2つの微細構造ユニットの正投影像は、画素領域の副領域内に位置し、副領域は、副画素が位置する領域、および副画素と任意の隣接する副画素との間の離間領域を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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