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公開番号
2025063097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2024231604,2023539241
出願日
2024-12-27,2020-12-28
発明の名称
信号トランシーバー装置、給電構造、及びアンテナ
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H01P
1/213 20060101AFI20250408BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】受動相互変調パフォーマンスを向上させる信号トランシーバー装置、給電構造、及びアンテナを提供する。
【解決手段】信号トランシーバー装置101は、第1のインターフェース1021が配置されている第1のキャビティ102と、第1の端部が第1のインターフェースに接続されている第1のキャビティに配置された第1のフィルタ回路105と、第2のインターフェース1041と第3のインターフェース1024とが配置されている第2のキャビティ104と、第1の端部が第2のインターフェースに接続されている第2のキャビティに配置された第2のフィルタ回路107と、互いに反対側にある第1の端部及び第2の端部を含み、第1の端部が第1のフィルタ回路の第2の端部に接続され、第3の端部が第2のフィルタ回路の第2の端部に接続され、第2の端部が第3のインターフェースに接続されている接続構成要素108と、を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
信号トランシーバー装置であって:
第1のキャビティであって、前記第1のキャビティには第1のインターフェースがある、第1のキャビティ;
第1のフィルタ回路であって、前記第1のフィルタ回路は前記第1のキャビティにあり、前記第1のフィルタ回路は互いに反対側にある第1の端部と第2の端部と含み、前記第1のフィルタの前記第1の端部は前記第1のインターフェースに接続され、前記第1のフィルタ回路は第1の周波数帯域の信号を送信するように構成されている、第1のフィルタ回路;
第2のキャビティであって、前記第2のキャビティに第2のインターフェースと第3のインターフェースとがある、第2のキャビティ;
第2のフィルタ回路であって、前記第2のフィルタ回路は前記第2のキャビティにあり、前記第2のフィルタ回路は互いに反対側にある第1の端部と第2の端部と含み、前記第2のフィルタ回路の前記第1の端部は前記第2のインターフェースに接続され、前記第2のフィルタ回路は第2の周波数帯域の信号を送信するように構成されている、第2のフィルタ回路;及び
接続構成要素であって、前記接続構成要素は互いに反対側にある第1の端部及び第2の端部、並びに、前記接続構成要素の前記第1の端部と前記接続構成要素の前記第2の端部との間にある第3の端部を含み、前記接続構成要素の前記第1の端部は前記第1のキャビティに配置され、前記接続構成要素の前記第1の端部は前記第1のフィルタ回路の前記第2の端部に接続され、前記接続構成要素の前記第3の端部は前記第2のキャビティに配置され、前記接続構成要素の前記第3の端部は前記第2のフィルタ回路の前記第2の端部に接続され、前記接続構成要素の前記第2の端部は前記第3のインターフェースに接続されている、接続構成要素;
を含み、前記第1のキャビティ又は前記第2のキャビティに第3の開口があり、前記接続構成要素が前記第3の開口を通じて前記第1のキャビティ又は前記第2のキャビティに入るように、前記第3の開口の形状は前記接続構成要素の形状に合致している、信号トランシーバー装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の信号トランシーバー装置において、更に:
第1のプリント回路基板PCBであって、前記第1のフィルタ回路は前記第1のPCBにあり、前記第1のキャビティに第1の係合スロットがあり、前記第1のPCBは前記第1の係合スロットに対して取り外し可能に接続されている、第1のPCB;及び
第2のPCBであって、前記第2のフィルタ回路は前記第2のPCBにあり、前記第2のキャビティに第2の係合スロットがあり、前記第2のPCBは前記第2の係合スロットに対して取り外し可能に接続されている、第2のPCB;
を含む、信号トランシーバー装置。
【請求項3】
請求項2に記載の信号トランシーバー装置において:
前記第1のキャビティに第1の開口があり、前記第1の開口の形状は前記第1のPCBの形状に合致しており、その結果、前記第1のPCBは前記第1の開口を通じて前記第1の係合スロットに係合することが可能であり;及び
前記第2のキャビティに第2の開口があり、前記第2の開口の形状は前記第2のPCBの形状に合致しており、その結果、前記第2のPCBは前記第2の開口を通じて前記第2の係合スロットに係合することが可能である、信号トランシーバー装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のうちの何れか一項に記載の信号トランシーバー装置において:
前記第1のキャビティに第1の溶接ポートがあり、前記第1の溶接ポートは前記接続構成要素の前記第1の端部の上に位置しており、その結果、前記接続構成要素の前記第1の端部と前記第1のフィルタ回路の前記第2の端部とは前記第1の溶接ポートを介して溶接され;及び
前記第2のキャビティに第2の溶接ポートがあり、前記第2の溶接ポートは前記接続構成要素の前記第3の端部の上に位置しており、その結果、前記接続構成要素の前記第3の端部と前記第2のフィルタ回路の前記第2の端部とは前記第2の溶接ポートを介して溶接されている、信号トランシーバー装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のうちの何れか一項に記載の信号トランシーバー装置において、更に:
第3のキャビティであって、前記第3のキャビティは前記第1のキャビティと前記第2のキャビティとの間に位置し、前記第3のキャビティに第4のインターフェースがある、第3のキャビティ;及び
第3のフィルタ回路であって、前記第3のフィルタ回路は前記第3のキャビティにあり、前記第3のフィルタ回路は互いに反対側にある第1の端部と第2の端部と含み、前記第3のフィルタの前記第1の端部は前記第3のインターフェースに接続され、前記第3のフィルタ回路の前記第2の端部は前記接続構成要素の第4の端部に接続され、前記第3のフィルタ回路は第3の周波数帯域の信号を送信するように構成されている、第3のフィルタ回路;
を含み、前記接続構成要素の前記第4の端部は前記接続構成要素の前記第1の端部と前記接続構成要素の前記第3の端部との間に位置し、前記接続構成要素は前記第3の周波数帯域の信号を送信するように更に構成されている、信号トランシーバー装置。
【請求項6】
請求項5に記載の信号トランシーバー装置において、更に:
第3のPCBであって、前記接続構成要素は前記第3のPCBにあり、前記第3のキャビティに第3の係合スロットがあり、前記第3のPCBは前記第3の係合スロットに対して取り外し可能に接続されている、第3のPCB;
を含み、前記第3のキャビティに第3の開口があり、前記第3の開口の形状は前記第3のPCBの形状に合致している、信号トランシーバー装置。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の信号トランシーバー装置において、前記第3のキャビティに第3の溶接ポートがあり、前記第3の溶接ポートは前記接続構成要素の前記第4の端部の上に位置しており、その結果、前記接続構成要素の前記第4の端部と前記第3のフィルタ回路の前記第2の端部とは前記第3の溶接ポートを介して溶接されている、信号トランシーバー装置。
【請求項8】
請求項5ないし7のうちの何れか一項に記載の信号トランシーバー装置において:
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、及び前記第4のインターフェースは信号入力端部に接続されるように構成されており、前記第3のインターフェースは信号出力端部に接続されるように構成されている;或いは
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェース、及び前記第4のインターフェースは信号出力端部に接続されるように構成されており、前記第3のインターフェースは信号入力端部に接続されるように構成されている、信号トランシーバー装置。
【請求項9】
請求項5ないし8のうちの何れか一項に記載の信号トランシーバー装置において、前記第1のフィルタ回路、前記第2のフィルタ回路、及び前記第3のフィルタ回路の各々は複数のオープン回路フィルタ・スタブを含んでいる、信号トランシーバー装置。
【請求項10】
請求項9に記載の信号トランシーバー装置において、前記オープン回路フィルタ・スタブの長さは、λ
1
/8ないしλ
1
/2 であり、λ
1
は阻止帯域信号周波数バンドに対応する波長である、信号トランシーバー装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 本件出願の実施形態は、通信技術の分野に関連し、特に信号トランシーバー装置、給電構造、及びアンテナに関連する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
[0002] 信号トランシーバー装置、例えば、コンバイナ(Combiner)は、基地局アンテナの重要な部分である。信号トランシーバー装置の機能は、異なる送信機から送信された無線周波数信号の2つ以上の経路を、信号の1つの経路に結合し、その信号の経路を、アンテナの送信のために無線周波数デバイスに送り、と同時に、ポート信号間の相互の影響を回避することである。
【0003】
[0003] 信号トランシーバー装置は、通常、複数のキャビティを含み、フィルタ回路の或るセクションが各キャビティ内に配置される。図1,図2,及び図3に示されるように、信号トランシーバー装置は接続部材01を更に含み、ここで、接続部材01は、隣接するキャビティ内のフィルタ回路を接続するように構成される。
【0004】
[0004] しかしながら、接続部材の組立許容誤差は大きく、信号トランシーバー装置の受動相互変調(Passive Intermodulation,PIM)性能は影響を受けやすい。
【発明の概要】
【0005】
[0005] 本件出願の実施形態は、信号トランシーバー装置、給電構造、及びアンテナを提供して、信号トランシーバー装置の受動相互変調パフォーマンスが低いという問題を解決する。
【0006】
[0006] 前述の目的を達成するために、本件出願では以下の技術的解決策が使用される。
【0007】
[0007] 本件出願の第1の態様によれば、信号トランシーバー装置が提供され、本装置は:第1のキャビティであって、第1のキャビティに第1のインターフェースが配置されている、第1のキャビティ;第1のフィルタ回路であって、第1のフィルタ回路は第1のキャビティに配置され、第1のフィルタ回路は互いに反対側にある第1の端部と第2の端部と含み、第1のフィルタの第1の端部は第1のインターフェースに接続され、第1のフィルタ回路は第1の周波数帯域の信号を送信するように構成されている、第1のフィルタ回路;第2のキャビティであって、第2のキャビティに第2のインターフェースと第3のインターフェースとが配置されており、第1のフィルタ回路と第2のフィルタ回路は平行になっている、第2のキャビティ;第2のフィルタ回路であって、第2のフィルタ回路は第2のキャビティに配置され、第2のフィルタ回路は互いに反対側にある第1の端部と第2の端部と含み、第2のフィルタ回路の第1の端部は第2のインターフェースに接続され、第2のフィルタ回路は第2の周波数帯域の信号を送信するように構成されている、第2のフィルタ回路;及び 接続構成要素であって、接続構成要素は互いに反対側にある第1の端部及び第2の端部、並びに、接続構成要素の第1の端部と接続構成要素の第2の端部との間にある第3の端部を含み、接続構成要素の第1の端部は第1のキャビティに配置され、接続構成要素の第1の端部は第1のフィルタ回路の第2の端部に接続され、接続構成要素の第3の端部は第2のキャビティに配置され、接続構成要素の第3の端部は第2のフィルタ回路の第2の端部に接続され、接続構成要素の第2の端部は第3のインターフェースに接続されている、接続構成要素;を含み、接続構成要素は統合された構造を利用しており、接続構成要素は、第1の周波数帯域及び第2の周波数帯域の信号を送信するように構成されている。従って、異なるキャビティ内のフィルタ回路が複数の接続構造を介して接続される従来技術と比較して、接続構成要素の一体化された構造は、組立許容誤差を低減し、信号トランシーバー装置の受動相互変調パフォーマンスを改善する。
【0008】
[0008] オプションの実装において、信号トランシーバー装置は、更に:第1のプリント回路基板PCBであって、第1のフィルタ回路は第1のPCBに配置されており、第1のキャビティに第1の係合スロットが設けられており、第1のPCBは第1の係合スロットに対して取り外し可能に接続されている、第1のPCB;及び 第2のPCBであって、第2のフィルタ回路は第2のPCBに配置されており、第2のキャビティに第2の係合スロットが設けられており、第2のPCBは第2の係合スロットに対して取り外し可能に接続されている、第2のPCB;を含む。従って、組み立て方法がよりシンプルになり、組み立ての困難性が低減される。
【0009】
[0009] オプションの実装において、第1のキャビティに第1の開口が設けられており、第1の開口の形状は第1のPCBの形状に合致しており、その結果、第1のPCBは第1の開口を通じて第1の係合スロットに係合することが可能であり;及び 第2のキャビティに第2の開口が設けられており、第2の開口の形状は第2のPCBの形状に合致しており、その結果、第2のPCBは第2の開口を通じて第2の係合スロットに係合することが可能である。従って、第1のキャビティ及び第2のキャビティがそれぞれ形成された後に、第1のPCBは第1の開口を通じて取り付けられることが可能であり、第2のPCBは第2の開口を通じて取り付けられることが可能であり、それによって、組み立ての困難性を低減する。
【0010】
[0010] オプションの実装において、第1の開口に第1の溶接ポートが配置されており、第1の溶接ポートは接続構成要素の第1の端部の上に位置しており、その結果、接続構成要素の第1の端部と第1のフィルタ回路の第2の端部とは第1の溶接ポートを介して溶接され;及び 第2の開口に第2の溶接ポートが配置されており、第2の溶接ポートは接続構成要素の第3の端部の上に位置しており、その結果、接続構成要素の第3の端部と第2のフィルタ回路の第2の端部とは第2の溶接ポートを介して溶接されている。従って、第1のキャビティ及び第2のキャビティがそれぞれ形成された後に、接続構成要素と第1のフィルタ回路は、第1の溶接ポートを通じて溶接されることが可能であり、接続構成要素と第2のフィルタ回路は、第2の溶接ポートを通じて溶接されることが可能であり、それによって、組み立ての困難性を低減する。
(【0011】以降は省略されています)
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