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公開番号2025060271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170923
出願日2023-09-29
発明の名称壁構造
出願人株式会社内田洋行,株式会社稲葉製作所
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類E04B 2/74 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約【課題】施工性及び設置性に優れた壁構造を提供する。
【解決手段】壁構造は、壁部を構成するための複数のパネル体と、壁部の外形骨格を形成し、複数のパネル体を取付可能な骨組フレーム体と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
壁部を構成するための複数のパネル体と、
前記壁部の外形骨格を形成し、前記複数のパネル体を取付可能な骨組フレーム体と、を備える、
壁構造。
続きを表示（約 510 文字）【請求項２】
前記複数のパネル体は、壁部の一方の面で第１装飾体を構成する第１装飾パネルと、前記壁部の他方の面で第２装飾体を構成する第２装飾パネルと、を含む、
請求項１に記載の壁構造。
【請求項３】
前記第１装飾パネルは、前記骨組フレーム体に対して取り付けられ、
前記第２装飾パネルは、前記第１装飾体に対して取り付け可能である、
請求項２に記載の壁構造。
【請求項４】
前記第１装飾体と前記第２装飾体との間に配置され、前記第１装飾体に固定されると共に前記第２装飾パネルを取り付け可能な取付部材を更に備える、
請求項２に記載の壁構造。
【請求項５】
前記第１装飾パネルは、水平方向に複数列配置されると共に垂直方向に１列以上配置され、
前記取付部材は、水平方向に延在すると共に複数列の前記第１装飾パネルに亘って固定される、
請求項４に記載の壁構造。
【請求項６】
前記第１装飾体と前記第２装飾体との間には、配線を収容可能な収容空間が形成されている、
請求項２から５の何れか一項に記載の壁構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築物の壁構造に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、建築物やブース等の壁構造として、複数のパネル体同士を連結することで壁を形成する構造が知られている。例えば、特許文献１には、室内や室外に設置され、個室を形成するブース装置が複数個連接し、ブース装置において隣接するブース装置との間に設けられるパネル体に吸音部を設けたブースユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１８９６８３号公報
特許第７２１７１２８号公報
特開２０２３－０２７９０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の壁構造の一例として、ブースの構造を挙げると、従来のブースは、個室の周壁部を構成する複数のパネル体同士を連結することで組み立てられる。そのため、ブースの水平出しや垂直出しが困難であり、ブースが組み上がった状態でなければブース全体のボリューム感を把握し難く、組立て後に設置場所を変更することが難しい等の施工上の問題が起こる場合があった。
【０００５】
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、より施工性及び設置性に優れた壁構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を採用した。
即ち、本発明は、
壁部を構成するための複数のパネル体と、
前記壁部の外形骨格を形成し、前記複数のパネル体を取付可能な骨組フレーム体と、を備える、
壁構造である。
【０００７】
また、本発明において、前記複数のパネル体は、壁部の一方の面で第１装飾体を構成する第１装飾パネルと、前記壁部の他方の面で第２装飾体を構成する第２装飾パネルと、を含んでもよい。
【０００８】
また、本発明において、前記第１装飾パネルは、前記骨組フレーム体に対して取り付けられ、
前記第２装飾パネルは、前記第１装飾体に対して取り付け可能であってもよい。
【０００９】
また、本発明は、前記第１装飾体と前記第２装飾体との間に配置され、前記第１装飾体に固定されると共に前記第２装飾パネルを取り付け可能な取付部材を更に備えてもよい。
【００１０】
また、本発明において、前記第１装飾パネルは、水平方向に複数列配置されると共に垂直方向に１列以上配置され、
前記取付部材は、水平方向に延在すると共に複数列の前記第１装飾パネルに亘って固定されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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