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公開番号
2025060036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170522
出願日
2023-09-29
発明の名称
中継装置、ゲートウェイおよび車載ネットワークシステム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類
H04L
12/46 20060101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】サービスデータの収集による通信負荷を軽減する。
【解決手段】中継装置100は、第1通信ネットワークから受信した第1フレームに含まれるデータを第2通信ネットワークに中継する。中継装置は、受信部131と、ネットワーク監視部140と、判定部123と、フレーム作成部124と、Ethernet送信部_T111とを備える。受信部は、第1通信ネットワークから第1フレームを受信する。ネットワーク監視部は、第2通信ネットワークの負荷を監視する。判定部は、負荷に基づいて、第1フレームに含まれるデータを第2通信ネットワークに中継する中継方法を判定する。フレーム作成部は、判定部が判定した中継方法に基づいて、第1通信ネットワークに含まれるデータから第2通信ネットワークに中継される第2フレームを作成する。Ethernet送信部_Tは、第2フレームを第2通信ネットワークに送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1通信ネットワークから受信した第1フレームに含まれるデータを第2通信ネットワークに中継する中継装置であって、
前記第1通信ネットワークから前記第1フレームを受信する第1受信部と、
前記第2通信ネットワークの負荷を監視する監視部と、
前記負荷に基づいて、前記第1フレームに含まれるデータを前記第2通信ネットワークに中継する中継方法を判定する判定部と、
前記判定部が判定した中継方法に基づいて、前記第1通信ネットワークに含まれるデータから前記第2通信ネットワークに中継される第2フレームを作成するフレーム作成部と、
前記第2フレームを前記第2通信ネットワークに送信する第1送信部と、を備える中継装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1フレームには、車両の走行に必要な制御データと、サービスの提供に必要なサービスデータとが含まれており、
前記サービスデータ毎の転送条件を示す転送条件表をさらに備え、
前記判定部は、前記転送条件表に基づいて、前記サービスデータの前記中継方法を判定する、
請求項1記載の中継装置。
【請求項3】
前記転送条件には、前記サービスデータ毎の重要度が含まれており、
前記中継方法は、前記サービスデータを前記第2通信ネットワークに送信する送信タイミングであり、
前記判定部は、前記サービスデータ毎の前記重要度に基づいて、当該サービスデータの前記送信タイミングを判定する,
請求項2記載の中継装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記負荷が閾値未満の場合、前記サービスデータの受信時を前記送信タイミングとして決定する、
請求項3に記載の中継装置。
【請求項5】
第1通信ネットワークおよび第2通信ネットワークは、車載ネットワークであり,
前記第1通信ネットワークは、CANであり、
前記第2通信ネットワークは、Ethernet(登録商標)である、
請求項1記載の中継装置。
【請求項6】
前記第1フレームに含まれるデータを蓄積する蓄積部をさらに備え、
前記フレーム作成部は、前記蓄積部に前記第1フレームに含まれる所定数量の前記サービスデータが蓄積された場合、前記第1フレームに含まれる前記サービスデータに基づいて、前記判定部が判定した中継方法で前記第2フレームを作成する、
請求項2記載の中継装置。
【請求項7】
前記制御データ毎の転送先を示す制御データ転送表と、前記サービスデータ毎の重要度を示す収集データ一覧表とに基づいて、前記転送条件表を作成する中継制御部をさらに備える、
請求項2に記載の中継装置。
【請求項8】
前記転送条件には、前記制御データおよび前記サービスデータ毎の転送先が含まれており、
前記中継制御部は、前記制御データ転送表および前記収集データ一覧表のデータと転送先とが同一で、且つ重要度が低、中または高のうちの高のデータを統合して、前記転送条件表を作成する、
請求項7に記載の中継装置。
【請求項9】
請求項7に記載の中継装置と前記第2通信ネットワークを介して接続されるゲートウェイであって、
前記第2通信ネットワークを介して前記サービスデータを受信する第2受信部と、
前記サービスデータ毎の収集条件を示す収集条件表と、
前記収集条件表に基づいて、前記第2受信部が受信した前記サービスデータの重要度が変更されたと判定した場合、前記収集データ一覧表を更新する更新部と、
前記更新された前記収集データ一覧表を前記中継装置に送信する第2送信部と、を備えるゲートウェイ。
【請求項10】
請求項7に記載の中継装置と、請求項9に記載のゲートウェイとを備える車載ネットワークシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中継装置、ゲートウェイおよび車載ネットワークシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の自動車などの車両には、複数の電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)が搭載されている。各ECUは、ネットワークに接続され、車載ネットワークを構築している。各ECUは、走行の制御およびナビゲーションシステムなどの車載アプリケーションを実現するために通信を行っている。
【0003】
車載ネットワークの通信プロトコルは、従来からCAN(Control Area Network)が広く利用されている。しかし、近年では、より高速な通信が可能なEthernet(登録商標)の利用も進んでいる。
【0004】
車載ネットワークは、各ECU間の通信で求められる要件に応じて通信プロトコルが選択される。そのため、複数種類の通信プロトコルが組み合わされて構成されることが多い。通信プロトコルが相互に異なる場合、ある通信プロトコルから別に通信プロトコルに転送するための中継処理が必要となる。
【0005】
下記特許文献1には、相互に異なる通信プロトコルを用いて、CANのネットワークから受信したデータフレームのデータをEthernetのネットワークに中継する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-114798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
近年、自動車のデータをクラウド上で処理することによって、自動車の状態および走行状況に応じたサービスの提供が始まっている。今後、より多様な自動車のデータを用いたサービスの提供による利便性および安全性の向上が進むと考えられる。
【0008】
多様な自動車のデータは、従来はクラウドと通信するゲートウェイが自動車の走行に必要な通信制御データ(以下、制御データとも呼ぶ)の中から取得が可能なデータのみで足りていた。しかし、制御データ以外にサービス提供用のデータ(以下、サービスデータとも呼ぶ)を新たに取得する必要が発生することが想定される。
【0009】
このような状況においては、車載ネットワークにおいてゲートウェイと同じネットワークに加えて、もう一つの異なるネットワークに接続している中継装置が、サービスデータをゲートウェイに転送する必要がある。
【0010】
このサービスデータは、従来はゲートウェイとのネットワークには流れていないデータである。このため、このような新たなサービスデータの転送により通信量が増加した場合、ネットワークの負荷が高まるものの、走行に影響を及ぼすことは許容されない。
(【0011】以降は省略されています)
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