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公開番号
2025059246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169207
出願日
2023-09-29
発明の名称
ワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01B
13/012 20060101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】幹線部の柔軟性を向上させることが可能なワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスの製造方法は、溝部110を有する治具板100の溝部に複数の電線3を収容する工程と、溝部に収容された複数の電線に対して複数の第一収束部材4を取り付けて複数の電線が束ねられた幹線部を形成する工程と、を含み、幹線部を形成する工程では、溝部に間隔をあけて形成された複数の貫通孔140のそれぞれにおいて複数の電線に第一収束部材が取り付けられ、一つの第一収束部材は、電線の延在方向における同じ位置で複数の電線を周回する。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
溝部を有する治具板の前記溝部に複数の電線を収容する工程と、
前記溝部に収容された複数の前記電線に対して複数の第一収束部材を取り付けて複数の前記電線が束ねられた幹線部を形成する工程と、
を含み、
前記幹線部を形成する工程では、
前記溝部に間隔をあけて形成された複数の貫通孔のそれぞれにおいて複数の前記電線に前記第一収束部材が取り付けられ、
一つの前記第一収束部材は、前記電線の延在方向における同じ位置で複数の前記電線を周回する
ことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記幹線部を形成する工程において、複数の前記電線に対する複数の前記第一収束部材の取り付けが並行して実行される
請求項1に記載のワイヤハーネスの製造方法。
【請求項3】
複数の電線が束ねられて形成された幹線部と、前記幹線部から分岐する枝線部と、を有し、
前記幹線部は、複数の前記電線と、複数の前記電線を束ねる複数の第一収束部材と、を有し、
一つの前記第一収束部材は、前記電線の延在方向における同じ位置で複数の前記電線を周回して複数の前記電線を束ねており、かつ前記延在方向において他の前記第一収束部材から離れて配置される
ことを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項4】
第一電線群と、前記第一電線群に接続される部品と、を有する第一サブハーネスと、
第二電線群と、前記第二電線群に接続される部品と、を有する第二サブハーネスと、
を備え、
前記幹線部は、前記第一電線群の少なくとも一部の電線と、前記第二電線群の少なくとも一部の電線と、を複数の前記第一収束部材によって束ねて形成される
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
複数の前記電線の末端部は、第二収束部材によって束ねられる
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記幹線部において、一つの前記第一収束部材と、他の一つの前記第一収束部材との間で複数の前記電線が露出している
請求項3に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスがある。特許文献1には、電線束を構成する複数の電線と、電線束の端末に設けられ、複数のコネクタ端子及びコネクタハウジングを有するコネクタと、電線の周囲に巻き付けられる拘束テープと、を備えるワイヤハーネスが開示されている。拘束テープは、電線束の周囲に例えば螺旋状に巻き付けられることにより複数の電線を拘束する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-150774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスの幹線部に対して拘束テープが螺旋状に巻き付けられる場合、幹線部の柔軟性が低下しやすい。幹線部の柔軟性を向上させることができれば、ワイヤハーネスの配索性の向上や運搬効率の向上を図ることができる。
【0005】
本発明の目的は、幹線部の柔軟性を向上させることが可能なワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、溝部を有する治具板の前記溝部に複数の電線を収容する工程と、前記溝部に収容された複数の前記電線に対して複数の第一収束部材を取り付けて複数の前記電線が束ねられた幹線部を形成する工程と、を含み、前記幹線部を形成する工程では、前記溝部に間隔をあけて形成された複数の貫通孔のそれぞれにおいて複数の前記電線に前記第一収束部材が取り付けられ、一つの前記第一収束部材は、前記電線の延在方向における同じ位置で複数の前記電線を周回することを特徴とする。
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスは、複数の電線が束ねられて形成された幹線部と、前記幹線部から分岐する枝線部と、を有し、前記幹線部は、複数の前記電線と、複数の前記電線を束ねる複数の第一収束部材と、を有し、一つの前記第一収束部材は、前記電線の延在方向における同じ位置で複数の前記電線を周回して複数の前記電線を束ねており、かつ前記延在方向において他の前記第一収束部材から離れて配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るワイヤハーネスの製造方法において、幹線部を形成する工程では、溝部に間隔をあけて形成された複数の貫通孔のそれぞれにおいて複数の電線に第一収束部材が取り付けられ、一つの第一収束部材は、電線の延在方向における同じ位置で複数の電線を周回する。本発明に係るワイヤハーネスにおいて、幹線部は、複数の電線と、複数の電線を束ねる複数の第一収束部材と、を有し、一つの第一収束部材は、電線の延在方向における同じ位置で複数の電線を周回して複数の電線を束ねており、かつ延在方向において他の第一収束部材から離れて配置される。本発明に係るワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネスによれば、幹線部の柔軟性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの平面図である。
図2は、実施形態に係る第一収束部材の断面図である。
図3は、実施形態に係る第一収束部材の斜視図である。
図4は、実施形態に係る第一収束部材の平面図である。
図5は、実施形態に係る第一収束部材の断面図である。
図6は、実施形態に係るサブハーネスの平面図である。
図7は、実施形態に係る治具板の平面図である。
図8は、実施形態に係る治具板の断面図である。
図9は、実施形態に係る治具板の断面図である。
図10は、搬送されるサブハーネスを示す図である。
図11は、傾斜面に載置されたサブハーネスの断面図である。
図12は、溝部に収容されたサブハーネスの断面図である。
図13は、溝部に収容されたサブハーネスの平面図である。
図14は、傾斜面に載置されたサブハーネスの断面図である。
図15は、溝部に収容されたサブハーネスの断面図である。
図16は、溝部に収容されたサブハーネスの平面図である。
図17は、幹線部に取り付けられた第一収束部材を示す平面図である。
図18は、幹線部に取り付けられた第一収束部材を示す断面図である。
図19は、溝部から取り出されるワイヤハーネスを示す断面図である。
図20は、幹線部における第一収束部材の配置を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの製造方法、およびワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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