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公開番号2025059106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2024168743
出願日2024-09-27
発明の名称ETCS支援一体型デジタルリアミラー装置およびその動作方法
出願人シンクウェア コーポレーション,THINKWARE CORPORATION
代理人弁理士法人IPX
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250401BHJP(信号)
要約【課題】本開示は、ETCS支援一体型デジタルリアミラー装置およびその動作方法を提供する。
【解決手段】一実施形態によると、デジタルリアミラー装置は、単一ハウジング内に車両の後方視野を提供するように構成されるデジタルリアミラーモジュール、および車両に対する電子料金徴収のためのETCSモジュールを含む。デジタルリアミラー装置内において、デジタルリアミラーモジュールの基板とETCSモジュールの基板は、積層されずに分離して配列される。他の実施形態によると、ETCSモジュールは、外部装置から受信した情報をデジタルリアミラーモジュールに伝達し、デジタルリアモジュールは、後方視野を提供しながら、該当の情報を表示する。ここで、情報は、課金情報、イベント情報、交通情報、環境情報、または災害状況情報のうちの少なくとも1つを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のデジタルリアミラー装置であって、
前記車両の後方視野を提供するように構成されるデジタルリアミラーモジュール、および
前記デジタルリアミラー装置内で前記デジタルリアミラーモジュールとは別に配列され、前記車両の電子料金徴収のために構成されるETCSモジュール
を含む、
デジタルリアミラー装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記デジタルリアミラーモジュールは、第1基板と、前記第1基板上に実装される複数の第1コンポーネントを含み、
前記第1コンポーネントは、前記車両の後方に向かって配置される表示モジュールを含み、
前記第1基板は、前記表示モジュールの背面の一部分に配置される、
請求項1に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項3】
前記ETCSモジュールは、第2基板と、前記第2基板上に実装される複数の第2コンポーネントを含み、
前記第2基板は、前記表示モジュールの前記背面の残りの部分に配置される、
請求項2に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項4】
前記ETCSモジュールは、外部装置から受信した情報を前記デジタルリアミラーモジュールに伝達するように構成され、
前記デジタルリアミラーモジュールは、前記表示モジュールを介して前記後方視野を提供しながら、前記情報を表示するように構成される、
請求項2に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項5】
前記情報は、課金情報、イベント情報、交通情報、環境情報、または災害状況情報のうちの少なくとも1つを含む、
請求項4に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項6】
前記外部装置は、予め定められた位置に設置され、前記車両が前記位置を通過することによって前記ETCSモジュールと通信可能であり、前記車両の前記電子料金徴収を実行するためのETCSサーバと接続しているETCS中継装置を含む、
請求項4に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項7】
前記デジタルリアミラーモジュールは、前記車両に搭載される少なくとも1つのカメラ装置と接続され、前記表示モジュールを介して前記カメラ装置で撮影された前記車両の後方映像を表示して、前記後方視野を提供するように構成される、
請求項2に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項8】
前記デジタルリアミラーモジュールは、前記表示モジュールを介して前記後方視野を直接映し出すためのミラーモードと、前記後方映像を表示して前記後方視野を提供するための表示モードの間で切り換えられるように構成される、
請求項7に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項9】
前記第2コンポーネントは、前記電子料金徴収に活用されるカード情報を有するバーチャルカードを記録するメモリを含む、
請求項3に記載のデジタルリアミラー装置。
【請求項10】
前記第2コンポーネントは、前記電子料金徴収に活用されるカード情報を有し、前記デジタルリアミラー装置に挿入される実物カードと接続するように構成される接続モジュールのうちの少なくとも1つを含む、
請求項3に記載のデジタルリアミラー装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ETCS(electronic toll collection system)支援一体型デジタルリアミラー(digital rear mirror:DRM)装置およびその動作方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子料金徴収システムを指すETCSは、有料道路や橋梁などを通過する車両から通行料や混雑通行料などの料金を自動で徴収するシステムである。具体的に、ETCSは、車両に搭載されるETCS端末、任意の位置に設置されて車両が当該位置を通過するときにETCS端末と通信するETCS中継装置、およびETCS中継装置と接続しており、ETCS中継装置を介して車両から料金を徴収するETCSサーバを含む。このように、ETCSを実現するためには、車両にETCS端末が搭載されていなければならない。このようなETCS端末は、ETCS中継装置との通信が円滑でなければならず、車両の美観を損なわないように車両に搭載されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、ETCS支援一体型デジタルリアミラー装置およびその動作方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示において、車両のデジタルリアミラー装置は、車両の後方視野を提供するように構成されるデジタルリアミラーモジュール、およびデジタルリアミラー装置内にデジタルリアミラーモジュールとは別に配列され、車両に対する電子料金徴収のために構成されるETCSモジュールを含んでよい。
【0005】
本開示において、車両のデジタルリアミラー装置は、表示モジュール、および表示モジュールと接続しており、表示モジュールを介して車両の後方視野を提供しながら、車両に対する電子料金徴収のために構成されるETCSモジュールを介して受信した情報を表示するように構成されるプロセッサを含んでよい。
【0006】
本開示において、車両のデジタルリアミラー装置の動作方法は、デジタルリアミラーモジュールが車両の後方視野を提供する段階、およびデジタルリアミラー装置内にデジタルリアミラーモジュールとは別に配列されるETCSモジュールが、車両に対する電子料金徴収を支援する段階を含んでよい。
【0007】
本開示において、車両のデジタルリアミラー装置の動作方法は、表示モジュールを介して車両の後方視野を提供する段階、および表示モジュールを介して後方視野を提供しながら、車両に対する電子料金徴収のために構成されるETCSモジュールを介して受信した情報を表示する段階を含んでよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、デジタルリアミラー装置は、車両の後方視野を提供するだけでなく、電子料金徴収を支援することもできる。したがって、デジタルリアミラー装置は、ETCS中継装置との通信が円滑である上に、車両の美観を損なわないように車両に搭載することができる。このとき、デジタルリアミラー装置は、単一ハウジング内にデジタルリアミラーモジュールとともにETCSモジュールを備え、特に、デジタルリアミラーモジュールとETCSモジュールをそれぞれ実現する基板は、ハウジング内で互いに分離して配列される。したがって、デジタルリアミラー装置の厚さを減らすことができるが、これは、車両内でデジタルリアミラー装置が占める空間を減らすことができ、車両Vの空間活用およびデジタルリアミラー装置のデザインに対する柔軟性を高めることができる。さらに、デジタルリアミラー装置の過熱を防ぐことができる。
【0009】
本開示によると、デジタルリアミラー装置は、車両の後方視野を提供しながら、ETCSモジュールを介して受信した情報を表示することができる。これにより、デジタルリアミラー装置は、運転手が運転中に前方を注視しながらも、該当の情報を直感的に把握できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
多様な実施形態における、デジタルリアミラー装置を含むシステムを示した図である。
図1のデジタルリアミラー装置を例示的に示した図である。
図1のシステムにおける信号の流れを示したフローチャートである。
多様な実施形態における、デジタルリアミラー装置の構成を示した図である。
第1実施形態における、デジタルリアミラー装置の内部構造を示した図である。
第2実施形態における、デジタルリアミラー装置の内部構造を示した図である。
図7a~図7cは、多様な実施形態における、デジタルリアミラー装置の特定の機能を説明するための図である。
多様な実施形態における、デジタルリアミラー装置の動作方法を示した図である。
多様な実施形態における、デジタルリアミラー装置が搭載された車両を示したブロック図である。
図9の車両の制御装置を示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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