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公開番号2025058545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168540
出願日2023-09-28
発明の名称画像読取装置及び画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250402BHJP(電気通信技術)
要約【課題】コンタクト部材よりも大サイズの原稿に皺が付くことなく原稿を読み取ることが可能な画像読取装置を提供することにある。
【解決手段】画像読取装置2は、原稿が載置されるエリア221を有するコンタクト部材22と、カバー23と、カバー23に設けられ、コンタクト部材22上の特定位置に原稿を搬送路241に沿って搬送可能な原稿搬送部24と、搬送路241の一部をなすガイド面251を有するガイド25と、コンタクト部材22の下方に配置される画像読取部26とを備える。カバー23が閉じ且つ原稿搬送部24に原稿がある場合、特定位置の下方に画像読取部26が位置する過程で、ガイド25が下位置から上位置に移動する。一方、カバー23が閉じ且つ原稿搬送部24に原稿がない場合、エリア221の下方で画像読取部26が移動し、ガイド25が下位置で停止する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の上面に設けられ、原稿が載置されるエリアを有するコンタクト部材と、
前記上面を開閉可能であるカバーと、
前記カバーに設けられ、前記コンタクト部材上の特定位置に原稿を搬送路に沿って搬送可能な原稿搬送部と、
前記筐体に設けられ、前記搬送路の一部をなすガイド面を有するガイドと、
前記コンタクト部材の下方に配置される画像読取部と、
前記画像読取部を前記コンタクト部材に沿って移動させる第1機構と、
前記ガイドを、前記上面から突出する上位置と、前記上位置より下方の下位置との間で移動させる第2機構と、
を備え、
前記カバーが閉じ且つ前記原稿搬送部に原稿がある場合、前記第1機構が前記特定位置の下方に前記画像読取部を位置させる過程で、前記第2機構は、前記ガイドを前記下位置から前記上位置に移動させ、
前記カバーが閉じ且つ前記原稿搬送部に原稿がない場合、前記第1機構が前記エリアの下方で前記画像読取部を移動させ、前記第2機構は、前記ガイドを前記下位置で停止させる、画像読取装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第2機構は、
前記エリアから前記特定位置に向かい且つ上下方向に交差する第1方向に前記画像読取部から延びるラックギヤと、
前記画像読取部よりも前記第1方向の位置で、前記上下方向及び前記第1方向に交差する第2方向に沿う軸心周りに回転可能に配置されるスパーギヤと
を有し、
前記第1機構により前記特定位置の下方に向けて前記画像読取部が前記第1方向に移動する過程で、前記第2機構において、前記ラックギヤが前記スパーギヤに噛み合うことで、前記スパーギヤは、前記ガイドを前記下位置から前記上位置に移動させる、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置を備える、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像読取装置が開示される。画像読取装置には、筐体の上面に略矩形のコンタクト部材が設けられる。コンタクト部材に対して上方に開閉自在にADFが筐体に設けられている。コンタクト部材上には、読取対象の原稿が載置される。更に、原稿は、ADFにより上方から覆われる。また、コンタクト部材の下方には、画像読取部が配置される。画像読取部は、本体内で副走査方向に搬送されつつ、コンタクト部材上の原稿から画像を光学的に読み取る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-287903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
筐体の上面においてコンタクト部材の周囲は、ガイドが設けられることがある。ガイドは、上面から上方に突出し、ADFによる原稿の搬送路の一部をなす。従って、コンタクト部材よりも大サイズの原稿を読み取ろうとすると、ADFとガイドとにより原稿に皺がつく場合がある。
【0005】
本発明の目的は、コンタクト部材よりも大サイズの原稿に皺が付くことなく原稿を読み取ることが可能な画像読取装置、及び画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に係る画像読取装置は、筐体と、コンタクト部材と、カバーと、原稿搬送部と、ガイドと、画像読取部と、第1機構と、第2機構とを備える。前記コンタクト部材は、前記筐体の上面に設けられ、原稿が載置されるエリアを有する。前記カバーは、前記上面を開閉可能である。前記原稿搬送部は、前記カバーに設けられ、前記コンタクト部材上の特定位置に原稿を搬送路に沿って搬送可能である。前記ガイドは、前記筐体に設けられ、前記搬送路の一部をなすガイド面を有する。前記画像読取部は、前記コンタクト部材の下方に配置される。前記第1機構は、前記画像読取部を前記コンタクト部材に沿って移動させる。前記第2機構は、前記ガイドを、前記上面から突出する上位置と、前記上位置より下方の下位置との間で移動させる。前記カバーが閉じ且つ前記原稿搬送部に原稿がある場合、前記第1機構が前記特定位置の下方に前記画像読取部を位置させる過程で、前記第2機構は、前記ガイドを前記下位置から前記上位置に移動させる。前記カバーが閉じ且つ前記原稿搬送部に原稿がない場合、前記第1機構が前記エリアの下方で前記画像読取部を移動させ、前記第2機構は、前記ガイドを前記下位置で停止させる。
【0007】
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の各局面によれば、コンタクト部材よりも大サイズの原稿に皺が付くことなく原稿を読み取ることが可能な画像読取装置、及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
複合機を示す図である。
図1に示されるカバーが開いた状態の画像読取装置の外観斜視図である。
図1に示されるカバーが閉じた状態の画像読取装置の外観斜視図である。
図2に示されるガイド及び上下移動機構を示す図である。
図4に示される上下移動機構の詳細な構成を示す図である。
図4に示される初期位置にある画像読取部の縦断面図である。
図4に示される読取位置にある画像読取部の縦断面図である。
図2に示される左端位置及び右端位置の間で移動する場合の画像読取装置の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る画像形成装置1と画像読取装置2を説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を附して説明の繰り返しを控える。
(【0011】以降は省略されています)

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