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公開番号2025057802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167555
出願日2023-09-28
発明の名称医療用通信システム及び心臓リハビリテーション支援システム
出願人フクダ電子株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04L 1/1809 20230101AFI20250402BHJP(電気通信技術)
要約【課題】心臓リハビリ支援システムのように生体情報を扱うのに適した医療用通信システム、及び心臓リハビリ支援システムを提供すること。
【解決手段】医療用通信システム(10)は、互いに再送が制限された通信方式に準拠した無線通信を行う第1及び第2の無線装置(23、100)を含み、少なくとも患者の生体情報を第1の無線装置(23)から第2の無線装置(100)に前記通信方式により送信する医療用通信システム(10)であって、第1の無線装置(23)は、パケット内の送信データに対応するユニークな識別データを含むパケットを送信し、第1及び第2の無線装置(23、100)は、前記通信方式の再送手順に準拠した第1の再送処理を行うとともに、第2の無線装置(100)で検出されたユニークな識別データの欠落に基づく第2の再送処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに再送が制限された通信方式に準拠した無線通信を行う第1及び第2の無線装置を含み、少なくとも患者の生体情報を前記第1の無線装置から前記第2の無線装置に前記通信方式により送信する医療用通信システムであって、
前記第1の無線装置は、パケット内の送信データに対応するユニークな識別データを含むパケットを送信し、
前記第1及び第2の無線装置は、前記通信方式の再送手順に準拠した第1の再送処理を行うとともに、前記第2の無線装置で検出された前記ユニークな識別データの欠落に基づく第2の再送処理を行う、
医療用通信システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記識別データは、少なくとも送信したパケットの順番を識別可能なデータである、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項3】
前記第1の再送処理は、前記パケットに含まれるCRCに基づくものである、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項4】
前記第2の無線装置は、復号後の送信データ中で欠落しているユニークな識別データを特定する欠落データ特定部を有し、当該欠落データ特定部によって特定した識別データの情報を前記第2の再送処理のための再送要求として前記第1の無線装置に送信する、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項5】
前記識別データは、少なくとも送信したパケットの順番を識別可能なデータであり、
前記第2の無線装置は、
復号後の送信データ中で欠落しているユニークな識別データを特定する欠落データ特定部と、
前記欠落データ特定部によって特定した識別データの情報を前記第2の再送処理のための再送要求として前記第1の無線装置に送信する無線送信部と、
前記第2の再送処理のための前記再送要求に応じて前記第1の無線装置から送られた送信データを、前記識別データに基づいて補完する補完部と、
を備える、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項6】
前記送信データは、ECGデータを含む、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項7】
前記第2の再送処理は、前記第1の再送処理の後に行われる、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項8】
前記第1の再送処理は、所定期間内に繰り返し行われ、
前記第2の再送処理は、前記所定期間内にACKが得られなかった場合に行われる、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項9】
前記第2の無線装置は、前記第1の無線装置から受信した前記生体情報を解析する解析部及び前記生体情報を表示する表示部を有する、
請求項1に記載の医療用通信システム。
【請求項10】
前記第1の無線装置は、患者の生体情報を入力するインプットボックスに設けられ、
前記第2の無線装置は、医療従事者によって使用されるタブレット端末に設けられている、
請求項1に記載の医療用通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療用通信システム及び心臓リハビリテーション支援システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
心臓リハビリテーション(以下「リハビリテーション」を「リハビリ」と略記することもある)は、例えば、運動療法によって狭心症患者、PCI(Percutaneous Coronary Intervention)後患者、心不全患者に対して、生命予後延長さらには運動耐容能の向上を目的として行われる。
【0003】
心臓リハビリは、主に、病院などにリハビリ専用に設けられたリハビリ室で行われる。リハビリ室内には、医用トレッドミル及びエルゴメーターなどの運動負荷装置が設けられている。心臓リハビリを行う患者には、心電計や血圧計が装着される。医師、理学療法士、看護師などの医療従事者は、心電計や血圧計により取得された患者の生体情報に基づいて、心臓リハビリの運用管理や心臓リハビリの実績評価などを行う。
【0004】
リハビリの運動実績を管理する装置が、例えば特許文献1及び特許文献2で開示されている。
【0005】
特許文献1には、患者が行うリハビリ運動による運動情報を分析し、複数の患者の運動機能の履歴全般について管理するリハビリテーション管理装置が提案されている。特許文献2には、リハビリの多数の評価項目の評価値が、総体として、良い方へ向かっているのか、変化が無いのか、或いは、悪い方へ向かっているのかを、所望の時点まで遡って容易に把握できるようにしたリハビリテーション支援装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-352686号公報
特開2010-108430号公報
特開平10-272109号公報
特開2015-119910号公報
【非特許文献】
【0007】
山口隆洋“体動・ノイズ環境下での血圧測定” 日本医療機器学会 Vol.80,No.6(2010) P.647-658
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、近年、心臓リハビリ支援システムにおいても、無線化が進められている。無線化が進めば、システムとしの柔軟性が増し、心臓リハビリを管理する医療従事者にとっても管理が容易となる。
【0009】
しかし、無線による通信品質の低下が生じると、心臓リハビリ支援システムとしての信頼性の低下を招く。
【0010】
従来は、心臓リハビリ支援システムを無線化する際に、どのような無線システムを構築するかについては、十分な検討がなされていなかった。
(【0011】以降は省略されています)

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