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公開番号
2025054989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164261
出願日
2023-09-27
発明の名称
バインダークリップ
出願人
ゼブラ株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
B43K
25/02 20060101AFI20250401BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】クリップを、バネにより付勢された樹脂製のクリップ本体と、クリップ本体に取り付けた金属製のクリップ体の2つの部材から構成することにより、成形が容易な金属製のクリップ体を採用し、樹脂製のクリップ本体を小さい部材として成形コストを低減するとともに、クリップを開放する力を適正に設定することができるバインダークリップを提供することを課題とする。
【解決手段】樹脂製のクリップ本体及び金属製のクリップ体を有するクリップと、前記クリップ本体を枢支するクリップ支持体とを含む筆記具のバインダークリップであって、前記クリップ体は、その基端部が前記クリップ本体に形成されたクリップ体固定部に固定され、前記クリップ体が前記筆記具の外周面に当接するように、前記クリップ本体が付勢されることを特徴とするバインダークリップ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂製のクリップ本体及び金属製のクリップ体を有するクリップと、前記クリップ本体を枢支するクリップ支持部とを含む筆記具のバインダークリップであって、
前記クリップ体は、その基端部が前記クリップ本体に形成されたクリップ体固定部に固定され、
前記クリップ体が前記筆記具の外周面に当接するように、前記クリップ本体が付勢される
ことを特徴とするバインダークリップ。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記クリップ支持部の前側には、前記クリップ本体に当接する当接部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたバインダークリップ。
【請求項3】
前記クリップの閉鎖状態では、前記クリップ本体は前記当接部に当接していることを特徴とする請求項2に記載されたバインダークリップ。
【請求項4】
前記クリップの閉鎖途中、前記クリップ体が前記筆記具の外周面に最初に当接したときには、前記クリップ本体は、まだ、前記当接部には当接していないことを特徴とする請求項3に記載されたバインダークリップ。
【請求項5】
前記クリップ体固定部は、前記クリップ本体の前側から前記クリップ体を挿入固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載されたバインダークリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に使用されるバインダークリップに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筆記具を衣服や書類等に取り付ける手段とし、特許文献1に記載されるような金属板からなるクリップや、特許文献2に記載されるような樹脂クリップをコイルバネで付勢したバインダークリップが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3901087号公報
特許第5205200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載される金属板からなるクリップでは、金属板の弾性によって生じる弾性力に抗して、クリップの先端を開放する必要があり、開放操作に比較的大きな力を要するだけでなく、操作部材である樹脂部材と金属板との係合部が破損しやすいという問題がある。
また、特許文献2に示されるような樹脂クリップをコイルバネで付勢したバインダークリップでは、コイルバネにより付勢力を調整することにより、クリップを開放する力を適正に設定できるものの、クリップ全体に強度を持たせたり、先端にクリップ玉を形成したりするために、クリップを複雑な形状にする必要があり、成形コストが大きくなるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、クリップを、バネにより付勢された樹脂製のクリップ本体と、クリップ本体に取り付けた金属製のクリップ板の2つの部材から構成することにより、成形が容易な金属製のクリップ板を採用し、樹脂製のクリップ本体を小さい部材として成形コストを低減するとともに、クリップを開放する力を適正に設定することができるバインダークリップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
樹脂製のクリップ本体及び金属製のクリップ体を有するクリップと、前記クリップ本体を枢支するクリップ支持部とを含む筆記具のバインダークリップであって、
前記クリップ体は、その基端部が前記クリップ本体に形成されたクリップ板固定部に固定され、
前記クリップ体が前記筆記具の外周面に当接するように、前記クリップ本体が付勢される
ことを特徴とするバインダークリップ。
【発明の効果】
【0007】
本発明のバインダークリップは、樹脂製のクリップ本体と金属製のクリップ体を有するクリップを構成することにより、クリップの成形を容易にして、コストを低減でき、かつ、クリップを開放する力を適正に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態のボールペン1の斜視図である。
本発明に係る実施形態のクリップ4の一部切断斜視図である。
クリップ4の開放状態での、本発明に係る実施形態のボールペン1の一部切断側面図である。
クリップ4の閉鎖途中での、本発明に係る実施形態のボールペン1の一部切断側面図である。
クリップ4の閉鎖状態での、本発明に係る実施形態のボールペン1の一部切断側面図である。
本発明に係る変形例1のクリップ4aの斜視図である。
図6のVII-VII線断面矢視図である。
本発明に係る変形例2のクリップ4bの斜視図である。
本発明に係る変形例2のクリップ板42bの斜視図である。
クリップ4’の閉鎖状態での、比較例のボールペン1’の一部切断側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を参照して本発明に係るバインダークリップの実施形態として、ボールペン1に使用されたバインダークリップを説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、ボールペン1の長軸方向を、単に「軸方向」という。また、ボールペン1のボールペンリフィールが出没する側を前又は先、その反対側を後という。
【0010】
[全体構成]
図1は、本実施形態におけるボールペン1の斜視図である。
本実施形態のボールペン1は、後端ノック式のボールペンであり、筒状ケース2、筒状ケース2内に収納されたボールペンリフィール及びノック機構、筒状ケース2の外周面に設けられたクリップ4を有する。なお、筆記具は、どのような種類の筆記具であってもよく、本実施形態のようなボールペンのほかに、サインペン、マーカーなどでもよく、ノック機構を有さない筆記具など、どのようなものであってもよい。
筒状ケース2は、その軸方向中央部付近で、前側ケース21と後側ケース22の2つの部材に分けられている。前側ケース21と後側ケース22は、ネジにより着脱自在に結合されている。
筒状ケース2内には、ボールペンリフィールが交換可能に収納され、ボールペンリフィールの後部にノック機構が収納されている。
(【0011】以降は省略されています)
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