TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025054788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163938
出願日2023-09-26
発明の名称撮像装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/65 20230101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約【課題】動作中の温度の上昇を抑制することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、複数の動作モードにおいて撮像動作を行う。撮像装置は、光学系を介して被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、撮像部の温度を取得する温度取得部と、撮像部の温度に基づいて複数の動作モードを切り替える制御部とを備える。複数の動作モードは、第1の動作モードと、第1の動作モードよりも撮像部による消費電力が小さい第2の動作モードとを含む。制御部は、第1の動作モードにおける撮像動作中に撮像部の温度が第1の温度まで上昇すると、撮像装置の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。第1の温度は、撮像装置において所定の機能の実行が制限される温度未満である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の動作モードにおいて撮像動作を行う撮像装置であって、
光学系を介して被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、
前記撮像部の温度を取得する温度取得部と、
前記撮像部の温度に基づいて前記複数の動作モードを切り替える制御部とを備え、
前記複数の動作モードは、第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも前記撮像部による消費電力が小さい第2の動作モードとを含み、
前記制御部は、前記第1の動作モードにおける撮像動作中に前記撮像部の温度が第1の温度まで上昇すると、前記撮像装置の動作モードを前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに変更し、
前記第1の温度は、前記撮像装置において所定の機能の実行が制限される温度未満である
撮像装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記撮像装置の動作モードを前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに変更後、
前記第2の動作モードにおける撮像動作中に前記撮像部の温度が前記第1の温度よりも低い第2の温度まで低下すると、前記撮像装置の動作モードを前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに戻すように変更する
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の動作モードは、前記撮像部におけるオートフォーカス動作に関して消費電力が異なる動作モードである
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の動作モードにおいて、前記撮像装置は位相差検出方式によりオートフォーカス動作を行い、
前記第2の動作モードにおいて、前記撮像装置はコントラスト検出方式、DFD(Depth from defocus)方式、及びアクティブセンシングによる測距方式のうちの少なくとも1つによりオートフォーカス動作を行う
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像装置は、前記第1及び第2の動作モードにおいて、静止画像の撮像動作を行う
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の動作モードは、前記撮像部に含まれる複数の画素から出力される信号の読み出しに関して前記撮像部の消費電力が異なる動作モードであり、
前記第1の動作モードにおいて、前記撮像部は、前記複数の画素におけるすべての画素から信号を読み出し、
前記第2の動作モードにおいて、前記撮像部は、前記複数の画素における2以上の画素を集約して又は一部の画素を間引いて信号を読み出す
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像部の温度を計測可能な温度センサを備え、
前記温度取得部は、前記温度センサから前記撮像部の温度を取得する
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像装置において前記撮像部とは異なる部分の温度を計測可能な温度センサを備え、
前記温度取得部は、前記温度センサによる計測結果に基づいて前記撮像部の温度を算出する
請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の動作モードにより撮像動作を行う撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、撮影映像のコントラスト状態に対応する情報を用いた撮像信号AFと、撮像系とは異なる外部測距系により被写体までの距離を測距する外部測距AFとを、撮像信号から検出した合焦度に応じて切り替えるハイブリッドAFを行う撮像装置を開示する。特許文献1の撮像装置は、測定した外部測距系の温度等に基づいて、外部測距AFから撮像信号AFに切り替える条件としての合焦度を設定する。特許文献1では、温度が高いほど切り換え条件の合焦度を高くして、できるだけ外部測距AFによりフォーカスレンズを合焦位置に近づけてから撮像信号AFに切り替えることで、ハイブリッドAFの性能(特に高速性能)を高めることが図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-065193号公報
特開2014-063142号公報
特開2021-005063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、動作中の温度の上昇を抑制することができる撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における撮像装置は、複数の動作モードにおいて撮像動作を行う。撮像装置は、光学系を介して被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、撮像部の温度を取得する温度取得部と、撮像部の温度に基づいて複数の動作モードを切り替える制御部とを備える。複数の動作モードは、第1の動作モードと、第1の動作モードよりも撮像部による消費電力が小さい第2の動作モードとを含む。制御部は、第1の動作モードにおける撮像動作中に撮像部の温度が第1の温度まで上昇すると、撮像装置の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。第1の温度は、撮像装置において所定の機能の実行が制限される温度未満である。
【発明の効果】
【0006】
本開示における撮像装置によると、動作中の温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態1に係るデジタルカメラの構成を示す図
デジタルカメラにおけるAF方式を説明するための図
デジタルカメラにおける画素読み出しの概要を説明するための図
デジタルカメラの動作を説明するための図
デジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート
実施形態2のデジタルカメラにおける画素読み出し方式を説明するための図
実施形態2のデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0009】
(実施形態1)
実施形態1では、本開示に係る撮像装置の一例として、オートフォーカス(AF)動作を2種類の方式により行うデジタルカメラについて説明する。
【0010】
1.構成
実施形態1に係るデジタルカメラの構成について、図1~図3を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
防犯AIプラグイン
10日前
個人
音声による制御装置
1か月前
個人
コメント配信システム
24日前
個人
テレビ会議拡張システム
5日前
個人
電気音響変換装置
20日前
株式会社SEtech
撮像装置
24日前
日本放送協会
無線通信装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
今日
TOA株式会社
音響システム
6日前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
7日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
11日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
17日前
日本無線株式会社
無線受信装置
1か月前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
27日前
BoCo株式会社
骨伝導聴音装置
1か月前
理想科学工業株式会社
連絡システム
5日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
5日前
株式会社PFU
原稿読取装置
1か月前
株式会社ニコン
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
冷却装置と電子機器
6日前
シャープ株式会社
頭部装着装置
28日前
個人
海洋のセキュリティーと可視化システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置の筐体
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
株式会社JVCケンウッド
映像記録装置
6日前
株式会社国際電気
カメラシステム
19日前
アズビル株式会社
超音波トランスデューサ
28日前
株式会社国際電気
無線通信システム
10日前
株式会社国際電気
通信局及び通信システム
20日前
日本放送協会
音場再現装置及びプログラム
24日前
京セラ株式会社
保持具
1か月前
続きを見る