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公開番号
2025054589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163713
出願日
2023-09-26
発明の名称
チャットシステム及びチャットシステムの制御方法
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H04L
51/04 20220101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】SNSを利用することに抵抗を感じる場面でも利用可能なチャットルームを実現する技術を提供する。
【解決手段】チャットシステムは、複数個のユーザ端末と、サーバと、所定の場所で複数人のユーザに提供され、チャットルームを識別するルーム識別子を記録する情報コードと、を備え、サーバは、複数個のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末が情報コードからルーム識別子を読み取る場合に、第1のユーザ端末からルーム識別子を受信し、第1のユーザ端末が情報コードからルーム識別子を読み取ることをトリガとして、チャットルームに参加する第1の参加者に第1の参加識別子を付与し、第1のユーザ端末から受信したルーム識別子と、第1の参加識別子と、を利用して、第1のユーザ端末をチャットルームに接続させて、第1の参加者から投稿された情報を管理する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数個のユーザ端末と、
チャットルームを管理するサーバと、
所定の場所で複数人のユーザに提供され、前記チャットルームを識別するルーム識別子を記録する情報コードと、
を備え、
前記サーバは、
前記複数個のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取る場合に、前記第1のユーザ端末から前記ルーム識別子を受信し、
前記第1のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取ることをトリガとして、前記チャットルームに参加する第1の参加者に第1の参加識別子を付与し、
前記第1のユーザ端末から受信した前記ルーム識別子と、前記第1の参加識別子と、を利用して、前記第1のユーザ端末を前記チャットルームに接続させて、前記第1の参加者から投稿された情報を管理し、
前記複数個のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取る場合に、前記第2のユーザ端末から前記ルーム識別子を受信し、
前記第2のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取ることをトリガとして、前記チャットルームに参加する第2の参加者に第2の参加識別子を付与し、
前記第2のユーザ端末から受信した前記ルーム識別子と、前記第2のユーザ端末から受信した前記第2の参加識別子と、を利用して、前記第2のユーザ端末を前記チャットルームに接続させて、前記第2の参加者から投稿された情報を管理する、
チャットシステム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記チャットシステムは、複数個の前記情報コードを備え、
複数個の前記情報コードは、第1の情報コードと、第2の情報コードと、を含み、
前記第1の情報コードは、前記ルーム識別子と、前記第1の参加識別子と、を記録し、
前記第2の情報コードは、前記ルーム識別子と、前記第2の参加識別子と、を記録し、
前記サーバは、前記第1のユーザ端末が前記第1の情報コードから読み取った前記第1の参加識別子を前記第1のユーザ端末から受信することによって、前記第1の参加者に前記第1の参加識別子を付与し、
前記サーバは、前記第2のユーザ端末が前記第2の情報コードから読み取った前記第2の参加識別子を前記第2のユーザ端末から受信することによって、前記第2の参加者に前記第2の参加識別子を付与する、請求項1に記載のチャットシステム。
【請求項3】
前記第1の情報コードは、さらに、第1のパスワードを記録し、
前記第2の情報コードは、さらに、第2のパスワードを記録し、
前記サーバは、前記第1のユーザ端末が前記第1の情報コードから読み取った前記第1のパスワードが前記第1のユーザ端末に入力されたパスワードと一致する場合に、前記第1の参加者の前記チャットルームへの参加を許可し、
前記サーバは、前記第2のユーザ端末が前記第2の情報コードから読み取った前記第2のパスワードが前記第2のユーザ端末に入力されたパスワードと一致する場合に、前記第2の参加者の前記チャットルームへの参加を許可する、請求項2に記載のチャットシステム。
【請求項4】
複数個の前記情報コードのそれぞれは、紙媒体に印刷されている、請求項2に記載のチャットシステム。
【請求項5】
前記第1の参加識別子は、前記第1の参加者の第1の生体情報であり、
前記第2の参加識別子は、前記第2の参加者の第2の生体情報であり、
前記サーバは、前記第1のユーザ端末が前記第1の情報コードから読み取った前記第1の生体情報が前記第1のユーザ端末が前記第1の参加者から取得した生体情報と一致する場合に、前記第1の参加者の前記チャットルームへの参加を許可し、
前記サーバは、前記第2のユーザ端末が前記第2の情報コードから読み取った前記第2の生体情報が前記第2のユーザ端末が前記第2の参加者から取得した生体情報と一致する場合に、前記第2の参加者の前記チャットルームへの参加を許可する、請求項2に記載のチャットシステム。
【請求項6】
前記情報コードは、前記所定の場所に設置されている表示媒体に表示されており、
前記第1のユーザ端末及び前記第2のユーザ端末のそれぞれは、前記表示媒体に表示されている前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取る、請求項1に記載のチャットシステム。
【請求項7】
前記第1のユーザ端末には、前記第1のユーザ端末を識別する第1の端末識別子が記憶されており、
前記第2のユーザ端末には、前記第2のユーザ端末を識別する第2の端末識別子が記憶されており、
前記サーバは、前記情報コードを読み取った前記第1のユーザ端末から前記第1の端末識別子を受信することによって、前記第1の端末識別子を前記第1の参加識別子として前記第1の参加者に付与し、
前記サーバは、前記情報コードを読み取った前記第2のユーザ端末から前記第2の端末識別子を受信することによって、前記第2の端末識別子を前記第2の参加識別子として前記第2の参加者に付与する、請求項6に記載のチャットシステム。
【請求項8】
前記サーバは、前記情報コードを読み取った前記第1のユーザ端末が第1のアカウント情報を利用して前記サーバにログインすることによって、前記第1のアカウント情報を前記第1の参加識別子として前記第1の参加者に付与し、
前記サーバは、前記情報コードを読み取った前記第2のユーザ端末が第2のアカウント情報を利用して前記サーバにログインすることによって、前記第2のアカウント情報を前記第2の参加識別子として前記第2の参加者に付与する、請求項6に記載のチャットシステム。
【請求項9】
前記サーバは、前記チャットルームに情報が最後に投稿されてから所定期間が経過する場合に、前記チャットルームを削除する、請求項1から8のいずれか一項に記載のチャットシステム。
【請求項10】
前記第1の参加者によって投稿された情報は、前記チャットルームにおいて第1の態様で表示され、
前記第2の参加者によって投稿された情報は、前記チャットルームにおいて前記第1の態様と異なる第2の態様で表示される、請求項1から8のいずれか一項に記載のチャットシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、チャットルームを提供するチャットシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、Webチャットとログイン制チャットとの両方を提供するサーバ装置が開示されている。サーバ装置は、チャットBOTエンジンにおけるユーザからの回答に基づいて、ユーザをWebチャットとログイン制チャットのいずれに誘導するかを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-027128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チャットには、複数人のユーザが参加可能であり、チャットは、様々なSNS(Social Networking Serviceの略)で提供されている。SNSでチャットを利用するには、各ユーザがお互いにSNSアカウントを交換する。
【0005】
チャットは、情報交換の場として便利であるが、SNSを利用することに抵抗を感じる場面が存在する。例えば、一時的なイベントにおける情報交換でチャットを利用する場面である。これは、一時的なイベントでは、参加者が互いに初対面であり、他の参加者に自分のSNSアカウントを知られることにリスクを感じ得るからである。
【0006】
本明細書では、SNSを利用することに抵抗を感じる場面でも利用可能なチャットルームを実現する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するチャットシステムは、複数個のユーザ端末と、チャットルームを管理するサーバと、所定の場所で複数人のユーザに提供され、前記チャットルームを識別するルーム識別子を記録する情報コードと、を備え、前記サーバは、前記複数個のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取る場合に、前記第1のユーザ端末から前記ルーム識別子を受信し、前記第1のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取ることをトリガとして、前記チャットルームに参加する第1の参加者に第1の参加識別子を付与し、前記第1のユーザ端末から受信した前記ルーム識別子と、前記第1の参加識別子と、を利用して、前記第1のユーザ端末を前記チャットルームに接続させて、前記第1の参加者から投稿された情報を管理し、前記複数個のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取る場合に、前記第2のユーザ端末から前記ルーム識別子を受信し、前記第2のユーザ端末が前記情報コードから前記ルーム識別子を読み取ることをトリガとして、前記チャットルームに参加する第2の参加者に第2の参加識別子を付与し、前記第2のユーザ端末から受信した前記ルーム識別子と、前記第2のユーザ端末から受信した前記第2の参加識別子と、を利用して、前記第2のユーザ端末を前記チャットルームに接続させて、前記第2の参加者から投稿された情報を管理する。
【0008】
上記の構成によれば、各ユーザは、一時的なイベント等が行われる所定の場所で提供される情報コードを各ユーザ端末で読み取るだけで、チャットルームに参加することができる。ここで、各参加者の投稿は、各ユーザ端末が情報コードを読み取ることをトリガとして付与される参加識別子を利用して管理される。即ち、各ユーザの投稿は、SNSのアカウントを利用せずに管理される。以上より、SNSを利用することに抵抗を感じる場面でも利用可能なチャットルームを実現することができる。
【0009】
前記チャットシステムは、複数個の前記情報コードを備え、複数個の前記情報コードは、第1の情報コードと、第2の情報コードと、を含み、前記第1の情報コードは、前記ルーム識別子と、前記第1の参加識別子と、を記録し、前記第2の情報コードは、前記ルーム識別子と、前記第2の参加識別子と、を記録し、前記サーバは、前記第1のユーザ端末が前記第1の情報コードから読み取った前記第1の参加識別子を前記第1のユーザ端末から受信することによって、前記第1の参加者に前記第1の参加識別子を付与し、前記サーバは、前記第2のユーザ端末が前記第2の情報コードから読み取った前記第2の参加識別子を前記第2のユーザ端末から受信することによって、前記第2の参加者に前記第2の参加識別子を付与してもよい。
【0010】
上記の構成によれば、第1の情報コードを第1の参加者に提示することにより、第1の参加者をチャットルームに参加させることができる。特に、第1の参加識別子が第1の情報コードに記録されていることにより、第1の参加者は、サーバへのユーザ登録を必要としない。第2の参加者も、同様に、サーバへのユーザ登録を必要とせずに、チャットルームに参加することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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