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公開番号
2025053967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163110
出願日
2023-09-26
発明の名称
通信装置、異常検出方法、及び異常検出プログラム
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
H04L
12/44 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】自装置内の異常を検出することができる通信装置、異常検出方法、及び異常検出プログラムを提供することを目的とするものである。
【解決手段】通信装置であって、外部装置と通信を行う通信部と、電源電圧を監視し、電源電圧が閾値未満となった場合に電圧低下信号を出力する電圧監視部と、電圧監視部から電圧低下信号を受信した場合、電源OFF通知を外部装置に送信する制御部と、電源OFF通知を送信したことを示す通知情報、及び電源OFFされたことを示す電源OFF情報を記憶する記憶部と、を備え、制御部は、起動時に、通知情報と電源OFF情報とに基づいて電圧監視部の故障を検出するものである。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外部装置と通信を行う通信部と、
電源電圧を監視し、前記電源電圧が閾値未満となった場合に電圧低下信号を出力する電圧監視部と、
前記電圧監視部から前記電圧低下信号を受信した場合、電源OFF通知を前記外部装置に送信する制御部と、
前記電源OFF通知を送信したことを示す通知情報、及び電源OFFされたことを示す電源OFF情報を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、起動時に、前記通知情報と前記電源OFF情報とに基づいて前記電圧監視部の故障を検出する通信装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、
前記通知情報を記憶する不揮発性記憶部と、
前記電源OFF情報を記憶する揮発性記憶部と、を含み、
前記電源OFF情報は、レジスタ値である請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記制御部は、起動時に前記レジスタ値が初期値であり、前記不揮発性記憶部に前記通知情報が記憶されていない場合、前記電圧監視部が故障していると判断する請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記制御部は、起動時に前記レジスタ値が初期値ではなく、前記不揮発性記憶部に前記通知情報が記憶されている場合、前記電圧監視部が故障していると判断する請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
通信装置の異常検出方法であって、
電圧監視部によって、電源電圧を監視し、前記電源電圧が閾値未満となった場合に電圧低下信号を出力するステップと、
制御部によって、前記電圧監視部から前記電圧低下信号を受信した場合、電源OFF通知を外部装置に送信するステップと、
前記電源OFF通知を前記外部装置に送信した場合、前記電源OFF通知を送信したことを示す通知情報を記憶部に記憶するステップと、
前記制御部によって、起動時に、前記通知情報と電源OFFされたことを示す電源OFF情報とに基づいて前記電圧監視部の故障を検出するステップと、を含む異常検出方法。
【請求項6】
請求項5に記載の異常検出方法を前記通信装置のプロセッサに実行させる異常検出プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、該通信装置における異常検出方法、及び異常検出プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、局側光終端装置であるOLT(Optical Line Terminal)と、加入者光終端装置であるONU(Optical Network Unit)と、を備えるEPON(Ethernet Passive Optical Network)などのシステムが知られている。このようなシステムにおける異常を検出する方法として、ONUにおいて設定した値が装置に反映されない場合、ONUが自装置内の各部に対して主信号のフレームデータの正常性を確認する、CRC(Circular Redundancy Check)などの方法が知られている。
【0003】
また、特許文献1には、ONUにおいて停電などによる電源OFFなどの異常が発生した場合、ONUからOLTに対して通知を送信することが開示されている。詳しくは、特許文献1では、ONUにおいて電源電圧が正常な値よりも低下して第1の閾値に達した場合、ONUの通信ユニットがOLTに対してDyingGasp通知を送信する。これにより、OLTはONUとの通信の遮断がONUの電源OFFによるものか、その他の異常によるものかを判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-8273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、特許文献1のONUにおいて、電源電圧の低下を監視する電圧監視部が故障した場合、電源電圧が低下してもOLTにDyingGasp通知を送信することができなくなってしまう。この場合、OLTにおいてONUとの通信遮断の要因を特定するのに時間がかかってしまう。
【0006】
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、自装置内の異常を検出することができる通信装置、異常検出方法、及び異常検出プログラムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る通信装置は、外部装置と通信を行う通信部と、電源電圧を監視し、電源電圧が閾値未満となった場合に電圧低下信号を出力する電圧監視部と、電圧監視部から電圧低下信号を受信した場合、電源OFF通知を外部装置に送信する制御部と、電源OFF通知を送信したことを示す通知情報、及び電源OFFされたことを示す電源OFF情報を記憶する記憶部と、を備え、制御部は、起動時に、通知情報と電源OFF情報とに基づいて電圧監視部の故障を検出するものである。
【0008】
本発明に係る異常検出方法は、通信装置の異常検出方法であって、電圧監視部によって、電源電圧を監視し、電源電圧が閾値未満となった場合に電圧低下信号を出力するステップと、制御部によって、電圧監視部から電圧低下信号を受信した場合、電源OFF通知を外部装置に送信するステップと、電源OFF通知を外部装置に送信した場合、電源OFF通知を送信したことを示す通知情報を記憶部に記憶するステップと、制御部によって、起動時に、通知情報と電源OFFされたことを示す電源OFF情報とに基づいて電圧監視部の故障を検出するステップと、を含むものである。また、本発明に係る異常検出プログラムは、上記異常検出方法を通信装置のプロセッサに実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の通信装置、異常検出方法、及び異常検出プログラムによると、起動時に、通知情報と電源OFF情報とに基づいて電圧監視部の故障を検出することで、自装置内の異常を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る通信システムの概略構成図である。
実施の形態1におけるONUの電源OFF時の動作の流れを説明する図である。
実施の形態1に係るONUにおける異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
従来技術に係る通信システムにおけるONUの電源OFF時の動作の流れを説明する図である。
実施の形態2に係るONUにおける異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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