TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025052702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161552
出願日
2023-09-25
発明の名称
混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キット
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
73/02 20060101AFI20250328BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】 対象物のパンクを効率よく修理可能な混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キットを提供する。
【解決手段】 パンク修理液Rと圧縮空気Aとを混合するための空間を有する混合室8と、混合室8に圧縮空気Aを供給するための第1入口9と、混合室8にパンク修理液Rを供給するための第2入口10と、混合室8からパンク修理液Rと圧縮空気Aとの混合物を排出するための出口11とを備えた混合装置4である。第2入口10は、混合室8で開口する第1部分12aと、第1部分12aの上流側の第2部分12bとを含む流路12を備えている。第1部分12aは、第1流路断面積S1を有している。第2部分12bは、第1流路断面積S1よりも大きい第2流路断面積S2を有している。流路12は、第1部分12aと第2部分12bとの間に流路断面積を非連続に変化させる段差部12cを含んでいる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、
前記パンク修理液と前記圧縮空気とを混合するための空間を有する混合室と、
前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、
前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、
前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、
前記第2入口は、前記混合室で開口する第1部分と、前記第1部分の上流側の第2部分とを含む流路を備え、
前記第1部分は、第1流路断面積を有し、
前記第2部分は、前記第1流路断面積よりも大きい第2流路断面積を有し、
前記流路は、前記第1部分と前記第2部分との間に流路断面積を非連続に変化させる段差部を含む、
混合装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1部分は、一定の前記第1流路断面積で延びており、
前記第2部分は、一定の前記第2流路断面積で延びている、請求項1に記載の混合装置。
【請求項3】
前記第2流路断面積は、前記第1流路断面積の150%~300%である、請求項2に記載の混合装置。
【請求項4】
前記流路は、横断面が円形である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の混合装置。
【請求項5】
前記第1部分の最大内径が、0.5~1.0mmであり、
前記第2部分の最大内径が、1.0~3.0mmである、請求項4に記載の混合装置。
【請求項6】
前記流路は、横断面が長手方向を有するスリットである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の混合装置。
【請求項7】
前記スリットは、直線状に延びている、請求項6に記載の混合装置。
【請求項8】
前記スリットは、曲線状に延びている、請求項6に記載の混合装置。
【請求項9】
前記スリットの前記第1部分の前記長手方向に直交する方向の幅が、0.3~1.0mmであり、
前記スリットの前記第2部分の前記長手方向に直交する方向の幅が、1.0~1.5mmである、請求項6に記載の混合装置。
【請求項10】
前記第1部分の流路長さは、前記流路の全長さの10%~70%である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の混合装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置、当該混合装置を含むボトルユニット及び当該ボトルユニットを含むパンク修理キットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、パンクしたタイヤ等の対象物を修理するためのパンク修理キットが知られている。例えば、下記特許文献1では、コンプレッサからの圧縮空気により、パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを修理するためのパンク修理キットを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-056662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のパンク修理キットは、パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを順次注入することから、パンク修理に要する時間が長くなる傾向があり、パンク修理の効率化に関して、更なる改善の要望があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、対象物のパンクを効率よく修理可能な混合装置、ボトルユニット及びパンク修理キットを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置であって、前記パンク修理液と前記圧縮空気とを混合するための空間を有する混合室と、前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、前記第2入口は、前記混合室で開口する第1部分と、前記第1部分の上流側の第2部分とを含む流路を備え、前記第1部分は、第1流路断面積を有し、前記第2部分は、前記第1流路断面積よりも大きい第2流路断面積を有し、前記流路は、前記第1部分と前記第2部分との間に流路断面積を非連続に変化させる段差部を含む、混合装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の混合装置は、上述の構成を備えることにより、対象物のパンクを効率よく修理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のパンク修理キットの一実施形態を示す断面図である。
混合装置の部分断面斜視図である。
混合装置の平面図である。
第2の実施形態の混合装置の平面図である。
第3の実施形態の混合装置の部分断面斜視図である。
第4の実施形態の混合装置の平面図である。
第5の実施形態の混合装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のパンク修理キット1を示す断面図である。図1に示されるように、パンク修理キット1は、例えば、パンクしたタイヤ等の対象物Tに、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを充填するために好適に用いられる。
【0010】
本実施形態のパンク修理キット1は、パンク修理液Rと圧縮空気Aとの混合物を対象物Tに排出するためのボトルユニット2と、圧縮空気Aを供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。本実施形態のボトルユニット2は、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを混合するための混合装置4と、パンク修理液Rを収容するための容器5とを含んでいる。混合装置4は、例えば、容器5に取り付けられるアダプタ部材6と、アダプタ部材6に取り付けられるキャップ部材7とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
吹出しノズル
4か月前
東レ株式会社
プリプレグテープ
6か月前
CKD株式会社
型用台車
3か月前
シーメット株式会社
光造形装置
3か月前
株式会社日本製鋼所
押出機
6か月前
グンゼ株式会社
ピン
4か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
23日前
個人
射出ミキシングノズル
6か月前
株式会社FTS
ロッド
2か月前
個人
樹脂可塑化方法及び装置
2か月前
東レ株式会社
一体化成形品の製造方法
8か月前
株式会社FTS
成形装置
3か月前
帝人株式会社
成形体の製造方法
9か月前
株式会社シロハチ
真空チャンバ
5か月前
トヨタ自動車株式会社
射出装置
1か月前
株式会社リコー
シート剥離装置
8か月前
株式会社不二越
射出成形機
6日前
株式会社不二越
射出成形機
5日前
株式会社リコー
画像形成システム
4か月前
三菱自動車工業株式会社
予熱装置
6か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
7か月前
株式会社不二越
射出成形機
11日前
株式会社神戸製鋼所
混練機
1か月前
TOWA株式会社
成形型清掃用のブラシ
6か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
7か月前
株式会社FTS
セパレータ
2か月前
東レ株式会社
溶融押出装置および押出方法
3か月前
株式会社ニフコ
樹脂製品の製造方法
6か月前
トヨタ自動車株式会社
3Dプリンタ
4か月前
株式会社リコー
シート処理システム
7か月前
日東工業株式会社
インサート成形機
4か月前
個人
ノズルおよび熱風溶接機
3か月前
KTX株式会社
シェル型の作製方法
9か月前
株式会社リコー
シート処理システム
8か月前
株式会社コスメック
磁気クランプ装置
3か月前
株式会社カネカ
再生アクリル樹脂の製造方法
6か月前
続きを見る
他の特許を見る