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公開番号
2025052678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161511
出願日
2023-09-25
発明の名称
表示制御装置
出願人
株式会社NTTコノキュー
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想オブジェクトを正確に選択しつつ、ユーザの身体的な負担を軽減する。
【解決手段】仮想オブジェクトの表示制御を行う表示制御装置は、表示制御部140a、第1取得部140b、第2取得部140c、及び決定部140eを備える。表示制御部140aは、ユーザの眼球の前に配置されるディスプレイに複数の仮想オブジェクトを含む仮想空間を表示する。第1取得部140bは、記ユーザの視線に関する視線情報を取得する。第2取得部140cは、選択中の仮想オブジェクトを変更するユーザの指示を受け付ける入力装置から、当該変更を示す第1指示情報を取得する。決定部140eは、第1指示情報を取得した場合に、視線情報に基づいて、複数の仮想オブジェクトからユーザによって選択される仮想オブジェクトを決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの眼球の前に配置されるディスプレイに複数の仮想オブジェクトを含む仮想空間を表示する表示制御部と、
前記ユーザの視線に関する視線情報を取得する第1取得部と、
選択中の仮想オジェクトを変更する前記ユーザの指示を受け付ける入力装置から、前記指示を示す第1指示情報を取得する第2取得部と、
前記第1指示情報を取得した場合に、前記視線情報と前記複数の仮想オブジェクトの各位置との関係に基づいて、前記ユーザによって選択される仮想オブジェクトを決定する決定部と、
を備える表示制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記仮想空間内の第1位置を前記視線情報に基づいて算出する算出部を、更に備え、
前記決定部は、
前記第1位置からの距離が最も短い位置に配置される仮想オブジェクトを、前記ユーザによって選択される仮想オブジェクトに決定する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記仮想空間内の第1位置を前記視線情報に基づいて算出する算出部を、更に備え、
前記複数の仮想オブジェクトは、前記仮想空間において予め設定された領域の内側に配置される第1仮想オブジェクト及び第2仮想オブジェクトと、前記領域の外側に配置される第3仮想オブジェクトと、を含み、
前記決定部は、
前記第1位置が前記領域内の位置である場合、前記第1仮想オブジェクトと前記第2仮想オブジェクトとのうち前記第1位置からの距離が短い方を、前記ユーザによって選択される仮想オブジェクトに決定する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1位置を示すマークを前記ディスプレイに表示する、
請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記ユーザによって選択される仮想オブジェクトが前記決定部により決定されてから所定時間が経過するまでは前記マークを表示しない、
請求項4に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記入力装置は、前記マークを表示するのか又は非表示とするのかを切り替える前記ユーザの指示を受け付け、
前記第2取得部は、前記切り替えの指示を示す第2指示情報を前記入力装置から取得し、
前記表示制御部は、前記第2指示情報に基づいて前記マークの表示又は非表示を切り替える、
請求項4に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記入力装置は、前記視線情報に基づく仮想オブジェクトの選択を有効にするのか又は無効にするのかを切り替える前記ユーザの指示を受け付け、
前記第2取得部は、前記有効又は無効の切り替えの指示を示す第3指示情報を前記入力装置から取得し、
前記決定部は、無効への切り替えを示す前記第3指示情報が前記第2取得部により取得された場合、有効への切り替えを示す前記第3指示情報が前記第2取得部により取得されるまで、前記視線情報に基づいて前記ユーザの選択する仮想オブジェクトを決定しない、
請求項1に記載の表示制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
人の頭部に装着されるHMD(Head Mounted Display)装置が一般に普及している。HMD装置の一例としては、AR(Augmented Reality)グラス等のグラスデバイスが挙げられる。ARグラスでは、現実空間には存在しない仮想オブジェクトの画像が現実空間に重ねて表示される。グラスデバイスのユーザは、グラスデバイスに表示された仮想オブジェクトを選択することにより、選択した仮想オブジェクトに対応する情報が取得できる。特許文献1には、グラスデバイスを頭部に装着したユーザの頭の動きに応じて仮想オブジェクトを選択するためのポインタを移動させる技術が開示されている。この技術では、ポインタが所定時間以上留まっていた仮想オブジェクトが操作対象に選択される。
【0003】
また、仮想オブジェクトを選択するための操作としてレイ操が知られている。レイ操作は、仮想空間上に光線を表示することによって、選択の対象となる仮想オブジェクトに、仮想空間上に表示される光線を照準する。グラスデバイスにおけるレイ操作の一例としては、グラスデバイスに接続されたスマートフォンの姿勢に応じて光線の方向を変化させることによって、選択の対象となる仮想オブジェクトに光線を照準し、この状態で選択を確定する操作を行う方法がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-87303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の技術は、ポインタを選択の対象となる仮想オブジェクトに所定時間以上留まらせる必要があるため、ユーザは頭部の向きを所定時間以上固定する必要がある。従って、特許文献1に開示の技術は、ユーザの身体的な負担が大きいといった問題がある。加えて、特許文献1に開示の技術では、ユーザが所定時間に亙って頭部の動きを止めたときに、偶々ポインタが重なっていたユーザの意図とは無関係な仮想オブジェクトが選択される。このため、特許文献1に開示の技術は、正確に仮想オブジェクトを選択できない問題がある。
【0006】
また、スマートフォンを用いたレイ操作は、ポインティングデバイスとして用いるにはスマートフォンは重すぎ、ユーザの身体的な負担が大きいといった問題がある。加えて、スマートフォンを用いたレイ操作を片手で行う場合、選択を確定する操作の際に光線の方向がズレることがある。このため、スマートフォンを用いたレイ操作は、正確に仮想オブジェクトを選択できない、といった問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の好適な態様に係る表示制御装置は、表示制御部、第1取得部、第2取得部、及び決定部、を備える。表示制御部は、ユーザの眼球の前に配置されるディスプレイに複数の仮想オブジェクトを含む仮想空間を表示する。第1取得部は、前記ユーザの視線に関する視線情報を取得する。第2取得部は、選択中の仮想オブジェクトを変更する前記ユーザの指示を受け付ける入力装置から、前記指示を示す第1指示情報を取得する。決定部は、前記第1指示情報を取得した場合に、前記視線情報と前記複数の仮想オブジェクトの各位置との関係に基づいて、前記ユーザによって選択される仮想オブジェクトを決定する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、仮想オブジェクトを正確に選択しつつ、ユーザの身体的な負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の表示制御装置の一実施形態による携帯機器10を含む表示システム1の構成例を示すブロック図である。
本実施形態における仮想空間の一例を示す図である。
ユーザが頭部の向きを変えることに起因するグラスデバイス20の表示画像の変化を説明するための図である。
携帯機器10の構成例を示す図である。
第1位置SP及び第1位置SPを示すマークMを説明するための図である。
操作対象に決定された仮想オブジェクトの表示態様の変化を説明するための図である。
携帯機器10の処理装置140がプログラムPRAに従って実行する表示制御方法の流れを示すフローチャートである。
変形例(4)を説明するための図である。
変形例(5)を説明するための図である。
変形例(6)を説明するための図である。
変形例(6)の他の例を説明するための図である。
変形例(7)を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(A.実施形態)
図1は、本開示の一実施形態による表示システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示されるように、表示システム1は、携帯機器10と、グラスデバイス20と、入力装置30と、を含む。携帯機器10には、グラスデバイス20が有線にて接続される。なお、携帯機器10とグラスデバイス20とを無線にて接続してもよい。携帯機器10には、入力装置30が無線にて接続される。また、携帯機器10は、通信回線NWを介して管理装置40と通信する。管理装置40は、仮想空間サービスを提供するサーバ装置である。本実施形態における仮想空間サービスでは、複数の仮想オブジェクトを配置した仮想空間が現実空間に重ねてグラスデバイス20に表示され、グラスデバイス20を装着したユーザにより選択された仮想オブジェクトに応じた情報提供等が実施される。
(【0011】以降は省略されています)
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