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公開番号
2025052665
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161486
出願日
2023-09-25
発明の名称
画像形成装置
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250328BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】像保持体の回転軸を回転可能に支える軸受けとその軸受けを保持する部材との間に空隙が生じている場合であっても、像保持体の振動を抑制する。
【解決手段】円筒状の像保持体と、像保持体を回転させる回転軸と、回転軸の両端に設けられ、外輪に対して内輪が回転可能であり、内輪に挿入された回転軸と内輪とが一体として回転する軸受と、本体側に取り付けられ、軸受の外輪を保持する保持部材と、軸受の外輪を一方向に向けて押すことで保持部材に外輪を押し付ける押し付け部と、を備える画像形成装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒状の像保持体と、
前記像保持体を回転させる回転軸と、
前記回転軸の両端に設けられ、外輪に対して内輪が回転可能であり、当該内輪に挿入された当該回転軸と当該内輪とが一体として回転する軸受と、
本体側に取り付けられ、前記軸受の前記外輪を保持する保持部材と、
前記軸受の前記外輪を一方向に向けて押すことで前記保持部材に当該外輪を押し付ける押し付け部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記保持部材が前記本体側に取り付けられた後に、前記軸受の前記外輪が前記一方向に押し付けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記本体側に取り付けられた前記像保持体の軸方向に沿って設けられ当該像保持体を現像する現像剤保持体と、を備え、
前記押し付け部が前記外輪を押し付ける前記一方向は、前記現像剤保持体の軸と前記像保持体の軸とを結ぶ方向であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記押し付け部は、弾性部材を用いて押し付けることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記保持部材は、前記軸受の前記外輪の周囲を囲い、当該外輪に対して取り外し可能である囲い部を備える請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記囲い部は、前記外輪の一部を露出させる開口を備え、
前記押し付け部は、前記開口を介して前記外輪を押すことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記押し付け部は、前記本体側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記保持部材は、前記回転軸の両端に設けられ、
前記押し付け部は、前記回転軸の両端にて、同一方向に向けて前記外輪を押すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、現像カートリッジおよび感光ドラムを備えるプロセスカートリッジにおいて、感光ドラムの軸方向両端部の非画像形成領域の外周面に軸受け部材を設けて、その軸受け部材を介して、L字部材およびストッパ部材により感光ドラムの外周面における3箇所を回転可能に支持するように構成する。これにより、感光ドラムは、非常に精度のよい外周面において支持されるので、感光ドラムの偏心回転を簡易かつ確実に防止して、良好な画像の形成を達成することが開示されている。
特許文献2には、感光体ドラムを回動自在に配設した感光ドラムユニットを装置本体に着脱可能に配設し、感光ドラムユニットを装置本体に位置決めする位置決め部を備える画像形成装置において、感光体ドラムの中心軸に沿って長手方向に配設され、その両端部が感光ドラムユニットのフレームに支持されるドラム軸と、感光ドラムユニットの側面から突出したドラム軸の一端と嵌合可能に装置本体のメインフレームに配設される軸受けと、を備え、位置決め部によって感光ドラムユニットが位置決めされた状態で、軸受けにドラム軸が挿通されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002―287570号公報
特開2005―275266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像を保持する像保持体を単体で交換可能とする構成にて、像保持体とこの像保持体の回転軸を支持する軸受けとを一体構成とし、軸受けを保持する部材を介して像保持体が本体側に取り付けられる。しかし、軸受けと軸受けを保持する部材との間に、交換を可能とするための空隙が存在する場合には、この空隙により像保持体の回転中に回転軸が変動してしまい、像保持体が振動し、画像欠陥が生じてしまう。
本発明は、像保持体の回転軸を回転可能に支える軸受けとその軸受けを保持する部材との間に空隙が生じている場合であっても、像保持体の振動を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、円筒状の像保持体と、前記像保持体を回転させる回転軸と、前記回転軸の両端に設けられ、外輪に対して内輪が回転可能であり、当該内輪に挿入された当該回転軸と当該内輪とが一体として回転する軸受と、本体側に取り付けられ、前記軸受の前記外輪を保持する保持部材と、前記軸受の前記外輪を一方向に向けて押すことで前記保持部材に当該外輪を押し付ける押し付け部と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記保持部材が前記本体側に取り付けられた後に、前記軸受の前記外輪が前記一方向に押し付けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記本体側に取り付けられた前記像保持体の軸方向に沿って設けられ当該像保持体を現像する現像剤保持体と、を備え、前記押し付け部が前記外輪を押し付ける前記一方向は、前記現像剤保持体の軸と前記像保持体の軸とを結ぶ方向であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記押し付け部は、弾性部材を用いて押し付けることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記保持部材は、前記軸受の前記外輪の周囲を囲い、当該外輪に対して取り外し可能である囲い部を備える請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記囲い部は、前記外輪の一部を露出させる開口を備え、前記押し付け部は、前記開口を介して前記外輪を押すことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記押し付け部は、前記本体側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記保持部材は、前記回転軸の両端に設けられ、前記押し付け部は、前記回転軸の両端にて、同一方向に向けて前記外輪を押すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、像保持体の回転軸を回転可能に支える軸受けとその軸受けを保持する部材との間に空隙が生じている場合であっても、像保持体の振動を抑制する。
請求項2の発明によれば、像保持体を本体側に取り付ける前に軸受けを押圧する構成である場合に比べて、本体側の装置と像保持体との位置合わせをより精度よく定めることができる。
請求項3の発明によれば、押し付け部が外輪を押し付ける方向を現像剤保持体の位置とは関係なく定める場合に比べて、現像剤保持体に対する像保持体の位置精度が高まり、印刷欠陥が抑制される。
請求項4の発明によれば、ユーザによって押し付け部の押圧力が定められる場合に比べて、像保持体の交換前後において像保持体の軸の位置が変動するのを抑制する。
請求項5の発明によれば、保持部材が像保持体に対して取り外し可能でない場合に比べて、像保持体の交換の際に使用される資源が削減される。
請求項6の発明によれば、回転軸に対して傾いた方向に軸受を押圧する場合に比べて、軸受の負荷を抑制する。
請求項7の発明によれば、保持部材に押し付け部が設けられる場合に比べて、像保持体の軸の位置と本体側の装置との位置関係をより精度よく定めることができる。
請求項8の発明によれば、回転軸の両端にて、異なる方向に外輪を押し付けている場合に比べて、像保持体の傾きを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態が適用される画像形成装置を説明する図である。
画像形成ユニットに感光体ドラムが取付けられている状態を説明する図である。
本実施の形態が適用される感光体ドラムの一端側を示す斜視図である。
ホルダを説明するための図であり、図3の感光体ドラムにホルダを取り付けた状態を示す斜視図である。
図2のV-V断面を示す図であり、感光体ドラムが装着されたホルダをフレームに取り付けた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔画像形成装置1の説明〕
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1を説明する図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、給紙ユニット1Aと、印刷ユニット1Bと、排紙ユニット1Cとを備える。
給紙ユニット1Aは、記録媒体の一例としての用紙Pを収容する第1用紙収容部11~第4用紙収容部14を備える。
また、給紙ユニット1Aには、第1用紙収容部11~第4用紙収容部14の各々に対応して設けられ、各用紙収容部に収容された用紙Pを印刷ユニット1Bに接続された搬送経路に送り出す送り出しロール15~18が設けられている。
【0009】
印刷ユニット1Bは、用紙Pに画像を形成する画像形成部20を備える。また、印刷ユニット1Bには、画像形成装置1の各部を制御する制御部21が設けられている。
また、印刷ユニット1Bは、画像処理部22を備える。画像処理部22は、画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す。
また、印刷ユニット1Bには、タッチパネルなどから構成され、ユーザに対する情報の通知を行うとともにユーザからの情報の入力を受け付けるUI(User Interface)23が設けられている。
【0010】
画像形成部20には、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)が設けられている。
各画像形成ユニット30は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム50、感光体ドラム50の表面を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム50上に形成された静電潜像を現像する現像ロール33を有する現像器34、感光体ドラム50表面のトナー等を除去するドラムクリーナ35、を備える。感光体ドラム50は、感光体ドラム50の回転軸の中心と、現像剤保持体の一例である現像ロール33の回転軸の中心とが同じ高さになるように設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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