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公開番号
2025034950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141647
出願日
2023-08-31
発明の名称
定着装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】熱伝導部材とヒータを確実に接触させることができる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置1は、ベルト10と、第1面20Aと第2面20Bを有する板状のヒータ20と、ベルト10との間でニップ部NPを形成する加圧ローラ50と、厚み方向においてベルト10の内周面とヒータ20の第1面20Aとの間に配置され、加圧ローラ50との間でベルト10を挟む熱伝導板30(熱伝導部材)と、ヒータ20を支持するホルダ40とを備える。搬送方向における熱伝導板30の寸法は、搬送方向におけるヒータ20の寸法よりも大きい。ホルダ40は、第1ホルダ面71と、第2ホルダ面72とを有する。第1ホルダ面71は、ヒータ20の第2面20Bを支持する第2ホルダ面72は、厚み方向において第1ホルダ面71よりも熱伝導板30に近い位置に配置され、第1ホルダ面71との間に段差74を形成する。ヒータ20の厚みは、段差74よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状の加熱回転体と、
前記加熱回転体の内側に配置された板状のヒータであって、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有するヒータと、
前記加熱回転体との間でニップ部を形成する加圧回転体であって、前記加熱回転体との間でシートを前記ヒータの長手方向および前記ヒータの厚み方向の両方と直交する搬送方向に向けて搬送する加圧回転体と、
前記厚み方向において、前記加熱回転体の内周面と前記ヒータの前記第1面との間に配置された熱伝導部材であって、前記加圧回転体との間で前記加熱回転体を挟む熱伝導部材と、
前記加熱回転体の内側に配置されたホルダであって、前記ヒータを支持するホルダと、を備え、
前記搬送方向における前記熱伝導部材の寸法は、前記搬送方向における前記ヒータの寸法よりも大きく、
前記ホルダは、
前記ヒータの前記第2面を支持する第1ホルダ面と、
前記搬送方向において前記第1ホルダ面よりも上流および下流の少なくとも一方に位置する第2ホルダ面であり、前記熱伝導部材と向かい合う第2ホルダ面であって、前記厚み方向において、前記第1ホルダ面よりも前記熱伝導部材に近い位置に配置され、前記第1ホルダ面との間に段差を形成する第2ホルダ面と、
を有し、
前記ヒータの厚みは、前記段差よりも大きいことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第2ホルダ面は、前記搬送方向において前記第1ホルダ面よりも上流および下流の両方に位置し、
前記ヒータは、
前記第1ホルダ面と、
前記第1ホルダ面と前記搬送方向において前記第1ホルダ面よりも上流に位置する前記第2ホルダ面との間に形成された前記段差と、
前記第1ホルダ面と前記搬送方向において前記第1ホルダ面よりも下流に位置する前記第2ホルダ面との間に形成された前記段差と、
により形成される凹部に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記ホルダは、前記搬送方向において前記第2ホルダ面の、前記第1ホルダ面が位置する側とは反対側に位置する第3ホルダ面であり、前記加熱回転体の内周面と向かい合う第3ホルダ面であって、前記厚み方向において前記第2ホルダ面よりも前記加圧回転体に近い位置に配置される第3ホルダ面を有し、
前記熱伝導部材は、前記厚み方向において前記第3ホルダ面よりも前記加圧回転体に向けて突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記ホルダは、前記搬送方向において前記第2ホルダ面の、前記第1ホルダ面が位置する側とは反対側に位置する第3ホルダ面であり、前記加熱回転体の内周面と向かい合う第3ホルダ面であって、前記厚み方向において前記第2ホルダ面よりも前記加圧回転体に近い位置に配置される第3ホルダ面を有し、
前記第3ホルダ面は、前記厚み方向において前記熱伝導部材よりも前記加圧回転体に向けて突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
【請求項5】
前記ホルダは、前記第1ホルダ面に少なくとも1つの第1凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記ホルダは、前記第2ホルダ面に少なくとも1つの第2凹部を有することを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第1凹部は、前記長手方向に複数並んで配置され、
前記第2凹部は、前記長手方向に複数並んで配置され、
各前記第1凹部と各前記第2凹部は、互いに前記長手方向の位置が異なることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記第1凹部は、前記長手方向に複数並んで配置され、
前記第2凹部は、前記長手方向に複数並んで配置され、
前記第1凹部の少なくとも1つと前記第2凹部の少なくとも1つは、前記長手方向の位置が重なることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項9】
前記第1凹部は、前記長手方向に複数並んで配置され、
前記第2凹部は、前記長手方向に延びる溝であり、
前記第1凹部の少なくとも1つと前記第2凹部は、前記長手方向の位置が重なることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項10】
前記第1凹部は、前記長手方向に延びる溝であり、
前記第2凹部は、前記長手方向に延びる溝であり、
前記第1凹部と前記第2凹部は、前記長手方向の位置が重なることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定着装置として、筒状のフィルムと、フィルムの内側に配置された板状のヒータと、フィルムとの間でニップ部を形成する加圧ローラと、フィルムの内周面とヒータとの間に配置された熱伝導部材とを備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-029694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、熱伝導部材とヒータとの接触が安定しないと、ニップ部を効果的に加熱できない。
そこで、熱伝導部材とヒータを確実に接触できることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
定着装置は、筒状の加熱回転体と、板状のヒータと、加圧回転体と、熱伝導部材と、ホルダと、を備える。
ヒータは、加熱回転体の内側に配置されたヒータであって、第1面と、第1面とは反対側の第2面とを有する。
加圧回転体は、加熱回転体との間でニップ部を形成する加圧回転体であって、加熱回転体との間でシートをヒータの長手方向およびヒータの厚み方向の両方と直交する搬送方向に向けて搬送する。
熱伝導部材は、厚み方向において、加熱回転体の内周面とヒータの第1面との間に配置された熱伝導部材であって、加圧回転体との間で加熱回転体を挟む。
ホルダは、加熱回転体の内側に配置されたホルダであって、ヒータを支持する。
搬送方向における熱伝導部材の寸法は、搬送方向におけるヒータの寸法よりも大きい。
ホルダは、第1ホルダ面と、第2ホルダ面と、を有する。
第1ホルダ面は、ヒータの第2面を支持する。
第2ホルダ面は、搬送方向において第1ホルダ面よりも上流および下流の少なくとも一方に位置する第2ホルダ面であり、熱伝導部材と向かい合う第2ホルダ面であって、厚み方向において、第1ホルダ面よりも熱伝導部材に近い位置に配置され、第1ホルダ面との間に段差を形成する。
ヒータの厚みは、段差よりも大きい。
【0006】
ヒータの厚みが、第1ホルダ面と第2ホルダ面との間に形成される段差よりも大きいことで、ヒータが第2ホルダ面から熱伝導部材側に突出するので、熱伝導部材とヒータを確実に接触させることができる。
【0007】
第2ホルダ面は、搬送方向において第1ホルダ面よりも上流および下流の両方に位置し、ヒータは、第1ホルダ面と、上流の段差と、下流の段差とにより形成される凹部に嵌合している構成であってもよい。
上流の段差は、第1ホルダ面と、搬送方向において第1ホルダ面よりも上流に位置する第2ホルダ面との間に形成された段差である。
下流の段差は、第1ホルダ面と、搬送方向において第1ホルダ面よりも下流に位置する第2ホルダ面との間に形成された段差である。
【0008】
ヒータが、第1ホルダ面と、上流の段差と、下流の段差とにより形成される凹部に嵌合していることで、搬送方向におけるヒータの位置を安定させることができる。
【0009】
ホルダは、第3ホルダ面を有し、熱伝導部材は、厚み方向において第3ホルダ面よりも加圧回転体に向けて突出している構成であってもよい。
第3ホルダ面は、搬送方向において第2ホルダ面の、第1ホルダ面が位置する側とは反対側に位置する第3ホルダ面であり、加熱回転体の内周面と向かい合う第3ホルダ面であって、厚み方向において第2ホルダ面よりも加圧回転体に近い位置に配置される。
【0010】
熱伝導部材が、厚み方向においてホルダの第3ホルダ面よりも加圧回転体に向けて突出していることで、加熱回転体と第3ホルダ面とが接触する面積を減らせる。これにより、熱が加熱回転体からホルダに逃げるのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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