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公開番号2025043954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151575
出願日2023-09-19
発明の名称マウントアダプタ
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人
主分類G03B 17/14 20210101AFI20250325BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮像装置のフランジバックの方が交換レンズのフランジバックよりも長い場合でも、撮像装置と交換レンズの合焦位置を適切に設定する。
【解決手段】マウントアダプタは、交換レンズと撮像装置の間に配置されるマウントアダプタであって、前記交換レンズが装着されたときに前記交換レンズのマウント面に対向する第1マウント面と、前記撮像装置が装着されたときに前記撮像装置のマウント面に対向する第2マウント面と、を有し、前記交換レンズと前記撮像装置とが装着された状態で、前記第1マウント面は前記第2マウント面よりも前記撮像装置の撮像面に近い側に位置する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
交換レンズと撮像装置の間に配置されるマウントアダプタであって、
前記交換レンズが装着されたときに前記交換レンズのマウント面に対向する第1マウント面と、
前記撮像装置が装着されたときに前記撮像装置のマウント面に対向する第2マウント面と、を有し、
前記交換レンズと前記撮像装置とが装着された状態で、前記第1マウント面は前記第2マウント面よりも前記撮像装置の撮像面に近い側に位置するマウントアダプタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1マウント面及び前記第2マウント面は略円環状の形状を有し、
前記第1マウント面の内径は前記第2マウント面の外径よりも大きい、
請求項1に記載のマウントアダプタ。
【請求項3】
前記第1マウント面を有する第1部材と、
前記第2マウント面を有する第2部材と、を備え、
前記第2部材は、前記第1部材に対し着脱可能である請求項1または2に記載のマウントアダプタ。
【請求項4】
前記第2部材に前記撮像装置が装着され、
前記第1部材に前記交換レンズと、前記撮像装置が装着された前記第2部材とが装着される、
請求項3に記載のマウントアダプタ。
【請求項5】
前記第1部材は、円筒状部分を有し、
前記円筒状部分の内部に、前記撮像装置が装着された前記第2部材が配置された状態で、前記第2部材が前記円筒状部分の外側から固定ネジで固定される、
請求項4に記載のマウントアダプタ。
【請求項6】
前記第1マウント面と前記第2マウント面とを有する第1部材と、
前記第1部材とは異なる第2部材と、を備え、
前記第2部材と前記撮像装置との間に前記第1部材の一部を挟んだ状態で、前記第2部材に前記撮像装置を装着することで、前記第1部材と前記第2部材とが固定される、
請求項1または2に記載のマウントアダプタ。
【請求項7】
前記第2部材は、前記撮像装置に設けられた第1ネジ溝に締結される第2ネジ溝を有し、
前記第1ネジ溝と前記第2ネジ溝の締結により、前記第2部材に前記撮像装置が装着される請求項6に記載のマウントアダプタ。
【請求項8】
前記交換レンズのマウント爪に係合する爪取り付け部を有し、
前記マウント爪と前記爪取り付け部が係合することにより、前記交換レンズが装着される請求項1から7のいずれか一項に記載のマウントアダプタ。
【請求項9】
前記交換レンズと前記撮像装置とが装着された状態で、前記第1マウント面よりも前記交換レンズ側に突出する円筒状部分を有し、
前記円筒状部分の一部が前記第2マウント面である、
請求項1または2に記載のマウントアダプタ。
【請求項10】
前記円筒状部分は周方向において略均等に複数の切り欠き部を有する、
請求項9に記載のマウントアダプタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
マウントアダプタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
カメラ本体(カメラボディ)とカメラ本体に着脱可能な交換レンズ(レンズ装置)とを備えるレンズ交換式のカメラシステムにおいては、カメラ本体に装着される交換レンズを変更することにより、様々な種類の光学系を介した撮像が可能である。
【0003】
カメラボディとは異なるマウント規格の交換レンズを使用する場合、カメラボディと交換レンズの間にマウントアダプタを装着する。これにより、カメラボディと交換レンズのフランジバックが異なる場合でも、合焦位置を適切に設定することができる(例えば、特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-66813号公報
【発明の概要】
【0005】
第1の態様によれば、マウントアダプタは、交換レンズと撮像装置の間に配置されるマウントアダプタであって、前記交換レンズが装着されたときに前記交換レンズのマウント面に対向する第1マウント面と、前記撮像装置が装着されたときに前記撮像装置のマウント面に対向する第2マウント面と、を有し、前記交換レンズと前記撮像装置とが装着された状態で、前記第1マウント面は前記第2マウント面よりも前記撮像装置の撮像面に近い側に位置する。
【0006】
第2の態様によれば、マウントアダプタは、交換レンズと撮像装置の間に配置されるマウントアダプタであって、前記交換レンズが装着されたときに前記交換レンズのマウント面に対向する第1マウント面と、前記撮像装置が装着されたときに前記撮像装置のマウント面に対向する第2マウント面と、を有し、前記交換レンズと前記撮像装置とが装着された状態で、前記第1マウント面から前記撮像装置の撮像面までの長さは、前記第2マウント面から前記撮像面までの長さより短い。
【0007】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す概略図であり、交換レンズと、カメラと、マウントアダプタと、が分離した状態を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す概略図であり、交換レンズと、カメラと、マウントアダプタと、が一体になった状態を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す概略図であり、図2の状態において、カメラを灰色で塗りつぶして示し、マウントアダプタを破線で示した図である。
図4(a)は、第1の実施形態に係るマウントアダプタを+Z側から見た状態を示す図であり、図4(b)は、図4(a)のA-A線断面図である。
図5は、第1の実施形態に係るマウントアダプタを-Z側から見た状態を示す図である。
図6(a)は、図5から背面カバーを取り外した状態を示す図であり、図6(b)は、マウントアダプタを+Y方向から見た状態を示す図である。
図7は、第1の実施形態において、第1部材と、第2部材と、カメラと、が分離した状態(カメラ未装着の状態)を-Z方向から見た斜視図である。
図8は、図7の状態を+Z方向から見た斜視図である。
図9は、第1の実施形態において、第2部材が装着されたカメラが第1部材に挿入された状態を示す断面図である。
図10は、第1の実施形態において、カメラが装着されたマウントアダプタを+Z方向から見た図である。
図11は、第1の実施形態に係るマウントアダプタの各種寸法を示す図である。
図12は、第2の実施形態に係るマウントアダプタと、カメラとを示す斜視図である。
図13は、第2の実施形態において、カメラがマウントアダプタに装着された状態を示す断面図である。
図14は、第2の実施形態に係るマウントアダプタの各種寸法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
《第1の実施形態》
以下、図面を参照して、第1の実施形態に係るカメラシステム100について説明する。なお、実施形態に示す各部の形状や、長さ、厚みなどの縮尺は必ずしも実物と一致するものではなく、また説明に必要のない部分については適宜に省略又は簡略化して描いている。
【0010】
図1~図3は、第1の実施形態に係るカメラシステム100の構成を示す概略図である。カメラシステム100は、交換レンズ20と、カメラ(撮像装置)10と、マウントアダプタ30と、を備える。なお、図1は、交換レンズ20と、カメラ10と、マウントアダプタ30と、が分離した状態を示しており、図2は、交換レンズ20と、カメラ10と、マウントアダプタ30と、が一体になった状態を示している。また、図3は、図2の状態において、カメラ10を灰色で塗りつぶして示し、マウントアダプタ30を破線で示した図である。図1~図3においては、交換レンズ20の光軸方向をZ軸方向とし、紙面内上下方向をX軸方向、紙面直交方向をY軸方向としている。
(【0011】以降は省略されています)

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