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公開番号
2025069350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025016739,2023511347
出願日
2025-02-04,2022-03-29
発明の名称
撮像素子
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10F
39/18 20250101AFI20250422BHJP()
要約
【課題】イメージセンサから外部の回路等へ送出する画像のデータが多くなるほど、イメージセンサからデータを出力する処理の時間が長くなってしまう。
【解決手段】撮像素子3は、光電変換された電荷に基づく信号を出力する複数の画素を有する第1基板111と、複数の画素のうち、少なくとも第1画素から出力された第1信号と、第1画素から、第1信号の後に出力された第2信号とをデジタル信号に変換するA/D変換部を有する第2基板112と、A/D変換部で第1信号からデジタル信号に変換された第1デジタル信号を用いて得られた第1評価値と、A/D変換部で第2信号からデジタル信号に変換された第2デジタル信号を用いて得られた第2評価値とに基づいて、第1デジタル信号と第2デジタル信号とのうち、少なくとも一方のデジタル信号を出力するように制御する演算部を有する第3基板113と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光電変換された電荷に基づく信号を出力する複数の画素を有する第1基板と、
前記複数の画素のうち、少なくとも第1画素から出力された第1信号と、前記第1画素から、前記第1信号の後に出力された第2信号とをデジタル信号に変換する第1変換部を有する第2基板と、
前記第1変換部で前記第1信号からデジタル信号に変換された第1デジタル信号を用いて得られた第1評価値と、前記第1変換部で前記第2信号からデジタル信号に変換された第2デジタル信号を用いて得られた第2評価値とに基づいて、前記第1デジタル信号と前記第2デジタル信号とのうち、少なくとも一方のデジタル信号を出力するように制御する演算部を有する第3基板と
を備える撮像素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子に関する。
本願は、2021年3月31日に出願された日本国特願2021-061148号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
イメージセンサで撮像された画像のデータは、画像処理エンジンと呼ばれる外部の回路等で画像処理が行われる。イメージセンサから外部の回路等へ送出する画像のデータが多くなるほど、イメージセンサからデータを出力する処理の時間が長くなってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-30097号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明に係る第1の態様による撮像素子は、光電変換された電荷に基づく信号を出力する複数の画素を有する第1基板と、前記複数の画素のうち、少なくとも第1画素から出力された第1信号と、前記第1画素から、前記第1信号の後に出力された第2信号とをデジタル信号に変換する第1変換部を有する第2基板と、前記第1変換部で前記第1信号からデジタル信号に変換された第1デジタル信号を用いて得られた第1評価値と、前記第1変換部で前記第2信号からデジタル信号に変換された第2デジタル信号を用いて得られた第2評価値とに基づいて、前記第1デジタル信号と前記第2デジタル信号とのうち、少なくとも一方のデジタル信号を出力するように制御する演算部を有する第3基板とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施の形態に係る撮像装置の構成を例示するブロック図である。
撮像素子の断面構造を例示する図である。
撮像素子における第1基板~第4基板の各層の構成を例示するブロック図である。
第1の実施の形態に係る撮像素子と画像処理エンジンとの間のデータの受け渡しを説明する模式図である。
撮像素子によって撮像される撮影範囲を説明する図である。
図6(a)は、半押し操作時に取得された画像を例示する図である。図6(b)~図6(e)は、全押し操作中に取得された画像を例示する図である。図6(f)~図6(i)は、それぞれ図6(b)~図6(e)に例示する画像の撮像時に焦点 検出用の光電変換部を有する画素で取得された、上記一対の像の像ずれ量を模式的に示す図である。
第2の実施の形態に係る撮像素子と画像処理エンジンとの間のデータの受け渡しを説明する模式図である。
図8(a)は、半押し操作時に取得された画像を例示する図である。図8(b)~図8(e)は、全押し操作中に取得された画像を例示する図である。図8(f)~図8(i)は、それぞれ図8(b)~図8(e)に例示する画像の撮像時に焦点 検出用の光電変換部を有する画素で取得された、上記一対の像の像ずれ量を模式的に示す図である。
第3の実施の形態に係る撮像素子と画像処理エンジンとの間のデータの受け渡しを説明する模式図である。
図10(a)は、半押し操作時に取得された画像を例示する図である。図10(b)~図10(e)は、全押し操作中に取得された画像を例示する図である。図10(f)は、図10(b)および図10(c)に例示する画像のデータの差分を模式的に示す図、図10(g)は、図10(c)および図10(d)に例示する画像のデータの差分を模式的に示す図、図10(h)は、図10(d)および図10(e)に例示する画像のデータの差分を模式的に示す図である。
演算部の構成を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
(第1の実施の形態)
<撮像装置の構成>
図1は、実施の形態に係る撮像素子を搭載する撮像装置の構成を例示するブロック図である。撮像装置1は、撮影光学系2、撮像素子3、および制御部4を備え、メモリカード等の記憶媒体5が装脱可能に構成される。撮像装置1は、例えばカメラである。撮影光学系2は、撮像素子3上に被写体像を結像する。撮像素子3は、撮影光学系2により結像される被写体像を撮像して画像信号を生成する。撮像素子3は、例えばCMOSイメージセンサである。制御部4は、撮像素子3の動作を制御するための制御信号を撮像素子3に出力する。制御部4はさらに、撮像素子3から出力された画像信号に対して各種の画像処理を施し、画像データを生成する画像生成部として機能する。記憶媒体5には、生成された画像データが所定のファイル形式で記録される。
なお、撮影光学系2は、撮像装置1から着脱可能に構成してもよい。
【0007】
<撮像素子の断面構造>
図2は、図1の撮像素子3の断面構造を例示する図である。図2に示す撮像素子3は、裏面照射型の撮像素子である。撮像素子3は、第1基板111と、第2基板112と、第3基板113と、第4基板114とを備える。第1基板111、第2基板112、第3基板113および第4基板114は、それぞれ半導体基板等により構成される。第1基板111は、配線層140と配線層141を介して第2基板112に積層される。第2基板112は、配線層142と配線層143を介して第3基板113に積層される。第3基板113は、配線層144と配線層145を介して第4基板114に積層される。
【0008】
白抜き矢印で示す入射光Lは、Z軸プラス方向へ向かって入射する。また、座標軸に示すように、Z軸に直交する紙面右方向をX軸プラス方向、Z軸およびX軸に直交する紙面手前方向をY軸プラス方向とする。撮像素子3は、入射光Lが入射する方向に、第1基板111と第2基板112と第3基板113と第4基板114とが積層されている。
【0009】
撮像素子3はさらに、マイクロレンズ層101、カラーフィルタ層102、パッシベーション層103を有する。これらのパッシベーション層103、カラーフィルタ層102およびマイクロレンズ層101は、第1基板111に順次積層されている。
マイクロレンズ層101は、複数のマイクロレンズMLを有する。マイクロレンズMLは、入射した光を後述する光電変換部に集光する。カラーフィルタ層102は、複数のカラーフィルタFを有する。パッシベーション層103は、窒化膜や酸化膜で構成される。
【0010】
第1基板111、第2基板112、第3基板113、および第4基板114は、それぞれゲート電極やゲート絶縁膜が設けられる第1面105a、106a、107a、108aと、第1面とは異なる第2面105b、106b、107b、108bとを有する。また、第1面105a、106a、107a、108aには、それぞれトランジスタ等の各種素子が設けられる。第1基板111の第1面105a、第2基板112の第1面106a、第3基板113の第1面107a、および第4基板114の第1面108aには、それぞれ配線層140、141、144、145が積層して設けられる。また、第2基板112の第2面106bおよび第3基板113の第2面107bには、それぞれ配線層(基板間接続層)142、143が積層して設けられる。配線層140~配線層145は、導体膜(金属膜)および絶縁膜を含む層であり、それぞれ複数の配線やビアなどが配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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