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公開番号2025074369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025035806,2023145679
出願日2025-03-06,2019-04-18
発明の名称画像処理方法、プログラム、画像処理装置、及び眼科システム
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】脈絡膜の非対称性を把握できるようにする。
【解決手段】脈絡膜血管画像において、黄斑と視神経乳頭とを結ぶ線を基準に線対称となる解析点の複数の組の各解析点の血管走行方向を求め、各解析点の血管走行方向から、複数の組の各解析点の非対称性を解析し、非対称性の解析点の組を枠で囲むことにより強調表示する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
眼底画像において、基準線に対称となる第1解析点と第2解析点とを設定するステップと、
前記第1解析点における第1血管走行方向と、前記第2解析点における第2血管走行方向とを求めるステップと、
前記第1血管走行方向と前記第2血管走行方向の非対称性を解析するステップと、
を含む画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、画像処理方法、プログラム、画像処理装置、及び眼科システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特開2015-202236号公報には、血管領域を抽出して血管径を計測する技術が開示されている。従来から、眼底画像を解析し血管径を計測することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-202236号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の技術の第1の態様の画像処理方法は、眼底画像において、基準線に対称となる第1解析点と第2解析点とを設定するステップと、前記第1解析点における第1血管走行方向と、前記第2解析点における第2血管走行方向とを求めるステップと、前記第1血管走行方向と前記第2血管走行方向の非対称性を解析するステップと、を含む。
【0005】
本開示の技術の第2の態様の画像処理方法は、眼底画像において、第1領域内に複数の第1解析点を設定し、第2領域内に複数の第2解析点を設定するステップと、前記複数の第1解析点の各々について第1血管走行方向と、前記複数の第2解析点の各々について第2血管走行方向とを求めるステップと、前記複数の第1解析点と前記複数の第2解析点との間で、線対称となる第1解析点と第2解析点の複数の組合せを定義し、前記定義された複数の組合せの各々の前記第1血管走行方向と前記第2血管走行方向との対称性を示す対称性指標を求めるステップと、を含む。
【0006】
本開示の技術の第3の態様のプログラムは、コンピュータに第1の態様又は第2の態様の画像処理方法を実行させる。
【0007】
本開示の技術の第4の態様の画像処理装置は、処理装置に画像処理方法を実行させるためのプログラムを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより前記画像処理方法を実行する処理装置と、を備える画像処理装置であって、前記画像処理方法は、第1の態様又は第2の態様の画像処理方法である。
【0008】
本開示の技術の第5の態様の眼科システムは、第4の態様の画像処理装置と、前記眼底画像を撮影する眼科装置と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
眼科システム100のブロック図である。
眼科装置110の全体構成を示す概略構成図である。
管理サーバ140の電気系の構成のブロック図である。
管理サーバ140のCPU162の機能のブロック図である。
画像処理プログラムのフローチャートである。
図5のステップ210の血管走行方向の解析処理プログラムのフローチャートである。
図5のステップ212の血管走行方向の対称性の解析処理プログラムのフローチャートである。
脈絡膜血管画像を示す図である。
脈絡膜血管画像に設定された複数の解析点を示す図である。
黄斑Mと視神経乳頭とを結ぶ直線LINが水平になるように回転した脈絡膜血管画像において、直線LINを基準に線対称になるように配置された解析点242、246の勾配方向のヒストグラムを示す図である。
直線LIN、各解析点、各ヒストグラムの位置関係を示す図である。
脈絡膜血管解析モードの表示画面300を示す図である。
図11の表示画面で、対称性アイコン334をクリックされた場合に表示される表示画面である。
図12の表示画面で、非対称性ヒストグラム表示アイコン346がクリックされた場合に表示される表示画面である。
図12の表示画面で、非対称性カラー表示アイコン348がクリックされた場合に表示される表示画面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、走査型レーザ検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope)を「SLO」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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