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公開番号2025084929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025032769,2023111788
出願日2025-03-03,2019-04-05
発明の名称撮像装置
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】現像データを所定の伝送フォーマットで出力する撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像信号に基づき現像データを生成する現像処理部と、複数のチャネルとフィールドとを有し、少なくとも一つのフィールドが複数のチャネルのうちの異なるチャネルにそれぞれ割り当てられた複数のフィールドを含む所定の伝送フォーマットについて、撮像信号を出力する際に、少なくとも一つのフィールドに第1画素データを配置し、現像データにおける第1画素データの位置に対応する第2画素データを複数のフィールドに分割して配置して、外部装置と接続する接続部材を介して外部装置へ、現像データを所定の伝送フォーマットで出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被写体を撮像して撮像信号を出力するイメージセンサと、
前記撮像信号に基づき現像データを生成する現像処理部と、
複数のチャネルとフィールドとを有し、少なくとも一つのフィールドが前記複数のチャネルのうちの異なるチャネルにそれぞれ割り当てられた複数のフィールドを含む所定の伝送フォーマットについて、前記撮像信号を出力する際に、前記少なくとも一つのフィールドに第1画素データを配置し、前記現像データにおける前記第1画素データの位置に対応する第2画素データを前記複数のフィールドに分割して配置して、外部装置と接続する接続部材を介して外部装置へ、前記現像データを前記所定の伝送フォーマットで出力する出力制御部と、
を備える撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1に記載の撮像装置を用いると、撮像装置で現像された動画像を、SDI(Serial Digital Interface)ケーブルやHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブルを介し撮像装置に接続された外部記録装置へ伝送することができる。従来技術による画像伝送記録システムにおいては、現像後の画像を対象とした伝送に限られるという問題があった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
EOS C200 EOS C200B Digital Cinema Camera Instruction Manual, Canon Inc., 2017, p.139-p.140
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1の態様によると、撮像装置は、被写体を撮像して撮像信号を出力するイメージセンサと、前記撮像信号に基づき現像データを生成する現像処理部と、複数のチャネルとフィールドとを有し、少なくとも一つのフィールドが前記複数のチャネルのうちの異なるチャネルにそれぞれ割り当てられた複数のフィールドを含む所定の伝送フォーマットについて、前記撮像信号を出力する際に、前記少なくとも一つのフィールドに第1画素データを配置し、前記現像データにおける前記第1画素データの位置に対応する第2画素データを前記複数のフィールドに分割して配置して、外部装置と接続する接続部材を介して外部装置へ、前記現像データを前記所定の伝送フォーマットで出力する出力制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、従来技術による画像伝送記録システムのブロック図の一例である。
図2は、従来技術による撮像装置内のデータメモリに格納される現像データ及びその現像データに基づいて表示部に表示される画像を例示する図である。
図3は、従来技術による撮像装置より現像データがHDMIケーブルを介して出力される際の伝送フォーマットの一例を説明するための図である。
図4は、従来技術による撮像装置より現像データがHDMIケーブルを介して出力される際の伝送フォーマットの一例を説明するための図である。
図5は、本発明の各実施形態及び変形例における画像伝送記録システムのブロック図の一例である。
図6は、本発明の各実施形態及び変形例における撮像装置内のデータメモリに格納されるRAWデータを例示する図である。
図7は、本発明の第1実施形態におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図8は、本発明の第2実施形態におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図9は、変形例(1)における撮像装置よりRAWデータがHDMIケーブルを介して出力される際の伝送フォーマットの一例を説明するための図である。
図10は、変形例(2)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図11は、変形例(3)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力撮の一例を説明するための図である。
図12は、変形例(4)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図13は、変形例(5)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図14は、変形例(6)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図15は、変形例(7)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図16は、変形例(8)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図17は、変形例(9)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図18は、変形例(10)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図19は、変形例(11)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図20は、変形例(12)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図21は、変形例(13)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
図22は、変形例(13)におけるYUVデータ用の伝送フォーマットを用いたRAWデータの出力の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
従来技術による画像伝送記録システムについて、図1から4までを用いて以下に説明する。図1は、従来技術による画像伝送記録システム10のブロック図の一例である。従来の画像伝送記録システム10は、撮像装置20と、撮像装置20の外部装置である画像記録装置40と、撮像装置20と画像記録装置40とを接続する接続部材であるHDMIケーブル30とを有する。
【0007】
撮像装置20は、撮像装置制御部21と、イメージセンサ22と、センサデータ入力回路23と、データメモリ24と、現像処理部25と、出力制御部26と、表示部27とを含む。撮像装置制御部21は、例えばマイクロプロセッサ及びメモリから構成され、コンピュータプログラムを走行させることによって、撮像装置20の全体、すなわち、撮像装置制御部21と、イメージセンサ22と、センサデータ入力回路23と、データメモリ24と、現像処理部25と、出力制御部26と、表示部27とを制御する。
【0008】
イメージセンサ22は、複数の光電変換素子を有し、不図示の光学系を介して被写体の画像を撮像して撮像信号を出力する。センサデータ入力回路23は、イメージセンサ22から出力される撮像信号に対して検波処理を行い、撮像信号と音声信号との同期処理、ホワイトバランスデータ及びガンマデータの算出処理を、例えばフレーム単位で行う。撮像信号のRAWデータ241、音声信号データ、ホワイトバランスデータ及びガンマデータは、フレーム単位でセンサデータ入力回路部23のレジスタ領域あるいはデータメモリ24に格納される。ここで、RAWデータ241は、イメージセンサ22から出力される撮像信号に基づくデータである。RAWデータ241の一画素のデータによって認識できる色情報は、イメージセンサ22に設けられる不図示のカラーフィルタにおける一画素あたりの色情報である。カラーフィルタは、所定の色の光のみを透過するものであり、例えば、赤色成分Rのみを透過する。イメージセンサ22には、赤色成分R、緑色成分G及び青色成分Bをそれぞれ透過するカラーフィルタが設けられる。例えば、赤色成分R、緑色成分G及び青色成分Bを透過するカラーフィルタはベイヤー配列で並べられている。RAWデータ241は、ディベイヤーされる前の撮像信号に基づくデータである。
【0009】
現像処理部25は、データメモリ24が記憶するRAWデータ241に基づき、YUVデータ及び/又はRGBデータといった現像データ242を生成する。画素の色情報を、光の三原色である赤色成分R、緑色成分G及び青色成分Bの組み合わせで表すことにより、RGBデータが生成される。画素の色情報を、輝度成分Y、輝度成分と青色成分との色差成分U、輝度成分と赤色成分との色差成分Vの組み合わせで表すことにより、YUVデータが生成される。また、ホワイトバランスデータ及びガンマデータに基づく表示出力調整処理を行う。以下においては、YUVデータを現像データとして説明するが、RGBデータについても同様に扱うことができる。現像処理部25によって生成された現像データ242は、データメモリ24に格納される。現像データ242は、表示部27に表示することができるデータである。
【0010】
出力制御部26は、表示出力制御部261と、外部出力制御部262とを含み、データメモリ24が記憶する現像データ242を読み出す。表示出力制御部261は、撮像装置制御部21による制御のもと、現像データ242に対し、フレーム単位で、音声信号との同期処理を行うことにより、表示部27上にフレーム単位で画像を表示させる。その際、表示出力制御部261は、そのフレームに対応付けられた音声信号に基づき、不図示のスピーカー又はイヤホンに音声を出力させる。なお、ホワイトバランスデータ及びガンマデータに基づく表示出力調整処理A1を出力制御部26が行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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